[定例 2022年12月26日]令和4年鈴鹿市重大ニュース

ページ番号1005139  更新日 2024年1月23日

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 今年は、市制施行80周年という節目の年でありました。
 この記念すべき年をお祝いするため、「『継承×挑戦』の80年 未来に向かって輝け鈴鹿!」をテーマとして、4月に開催いたしました鈴鹿フラワーパークでのキックオフイベントを皮切りに、さまざまな事業を実施させていただきました。

 個々の事業の内容につきましては、別紙1にまとめさせていただいておりますが、コロナ禍の中、市民の皆様とともに多くの事業を実施できましたことは、大変嬉しく思っております。

 その中でも、12月1日に挙行させていただきました記念式典におきましては、本市の友好都市でありますアメリカ ベルフォンテン市の市長やフランス ル・マン市の副市長を始め、多くのご来賓の皆様にご列席いただく中、市政の発展に貢献された皆様を表彰させていただき、無事執り行うことができました。

 改めまして、これまで市の発展にご尽力いただきました先輩諸賢に感謝いたしますとともに、新たな10年に向けて、市政の舵取りを行う責任の大きさを感じたところでございます。

 さて、80周年という記念すべき年ではございましたが、「鈴鹿市総合計画2023 後期基本計画」のもと、市民の皆様が将来にわたり安心して暮らせる社会を実現するため、この1年間、市政運営を行ってまいりましたことから、柱ごとに主なものを述べさせていただきます。

 まず、住みよいまちづくりという点では、1月に「外国人集住都市会議SUZUKA 2021」を座長都市として、オンラインで開催し、会議を通じて「SUZUKA宣言」を取りまとめ、関係省庁に直接、手交させていただきました。
 今後も、外国人市民と日本人市民が、共に暮らしやすい多文化共生のまちづくりを推し進めてまいります。
 また、12月には「認知症フレンドリーシティ鈴鹿」を宣言いたしました。
 高齢化が進む中、暮らしやすいまちとするためには、市民の皆様や事業者の方々と共に取り組んでいくことが必要です。
 今後、市民の皆様に宣言の内容を周知し、理解を得ながら、全ての人にやさしいまちにつなげてまいります。

 都市基盤の整備という点では、3月に一般国道306号「鈴鹿亀山道路」の新規事業化が、国土交通省から発表されました。
 「鈴鹿亀山道路」は、新名神高速道路および東名阪自動車道と市街地とを結ぶ高規格道路で、新たな東西軸を含むネットワークを形成することにより、経済のみならず、防災の面でも効果が見られるものと期待しております。
 これから早期の整備に向けまして、国や県、関係機関と連携を図りながら、また、地域の皆様のご協力もいただきながら、取り組んでまいります。

 子どもや健康に関しましては、安心して暮らすことができ、子育てを行えるまちに向けまして、6月に、24時間いつでも相談が可能となる「鈴鹿市医療・健康相談ダイヤル24」を導入させていただきました。
 また、9月には、子ども医療費の窓口無料化の対象を中学生まで拡大するなど、医療受診環境を整えさせていただきました。引き続き、子どもや健康を守る取り組みを、推進してまいります。

 環境の取り組みに関しましては、9月に、民間事業者との共同出資により、地域新電力会社である「鈴鹿グリーンエナジー株式会社」を設立させていただいたことに合わせ、ゼロカーボンシティの表明および県内初の自治体として世界首長誓約/日本へ署名させていただくなど、前進した一年となりました。
 また、来年の4月からは、「鈴鹿グリーンエナジー株式会社」による市の47施設への電力供給を開始いたします。2050年カーボンニュートラルを目指し、市民の皆様とともに環境にやさしい取り組みに努めてまいります。

 スポーツに関しまして、嬉しい話題としては、日本サッカー界のレジェンドであります三浦知良選手が、1月に鈴鹿ポイントゲッターズへ移籍されたことでございます。

 ホームゲームのみならず、アウエーでのゲームにおきましても、非常に多くの集客がございましたし、三浦選手がJFLの最年長得点記録を塗り替えられる度に、全国的なニュースになりました。
 未だに第一線でご活躍される姿は、多くの皆様に感動を与えられており、スポーツの持つ力の大きさを感じたところでございます。

 一方で、鈴鹿青少年の森公園内で建設を予定しておりましたサッカースタジアムにつきまして、11月に運営事業者に対して、建設中止を要請させていただきました。
 本市のスポーツ振興や地域振興に寄与するものとして、令和2年10月に公園管理者である三重県に要望をさせていただいて以降、これまで三重県や関係団体の皆様、運営事業者の皆様と協力しながら進めてまいりましたが、このような要請をするに至りましたことは、私自身も大変残念に感じているところでございます。
 しかしながら、チームとしては今後もJリーグへの昇格に向けて活動されると伺っておりますので、市として見守ってまいりたいと考えております。

 そのほかにも、お手元にお配りしました一覧表のとおり、この一年さまざまなことがございました。

 今年は、新型コロナウイルス感染症の陽性者数が高止まりをみせ、また、ウクライナ情勢や円安などにより、燃料費などの物価が高騰し、市民の皆様の生活に影響を及ぼしました。
 そのような中、市民の皆様の命や生活を守る、そして、経済の活性化を図るため、感染症拡大防止策や生活支援策、経済対策など、当初予算、計8回の補正予算合わせて、75件の事業に対して、40億8,000万円余りの予算を編成し、対策を講じてまいりました。
 別紙2に詳細を取りまとめておりますので、ご確認ください。

 第8波の到来による陽性者数の増加やロシアによるウクライナ侵攻の長期化など、まだまだ予断を許さない状況が予想されますことから、令和5年におきましても、国の交付金などを最大限に活用しながら、経済対策や生活支援策などを、引き続きスピード感を持って実施してまいります。

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