[定例・臨時 2026年2月13日]令和8年度鈴鹿市一般会計予算案

ページ番号1016306  更新日 2026年2月13日

印刷大きな文字で印刷

予算の説明をする市長の写真

 令和8年度の当初予算案につきまして概要を説明いたします。

 令和8年度の予算案の編成に当たりましては、「鈴鹿市総合計画2031」がスタートして3か年目となりますことから、将来都市像の実現に向けた歩みを、より一層加速させるための予算を盛り込みました。物価高騰の影響などにより歳出が大きく増加する中でも必要な事業規模を確保するために、基金も活用しながら次のように歳入歳出を見込みました。

 歳入につきましては、個人市民税は給与所得が増加の予測であることから増額を見込んでおりますが、法人市民税は令和7年度の課税実績に基づいて減額の見込みとなっております。また、固定資産税におきましては、生産性革命の実現に向けた特例措置の対象が減少することに伴い、償却資産分の課税などが増額の見込みでありますことから、市税全体としましては約313億円を計上しており、前年度から2.5%の増となっております。地方交付税につきましては、令和7年度の当初算定額及び国の令和8年度地方財政対策から推計しました結果、51億1,300万円を計上し、前年度から5.5%の減となっております。

 これらのことから財政調整基金繰入金を除いた一般財源全体の額としましては、約434億7,000万円で、前年度より約8億1,700万円、1.9%の増となっております。

 歳出につきましては、社会保障関係経費の増加に加え、物価、労務単価の上昇により行政コストが全般的に増加するものと見込んでおります。また、クリーンセンターや学校を中心に、公共施設の更新や改修に必要な経費を計上したほか、めざす将来都市像の実現につながる新しい事業や拡充する取組に必要な経費についても計上しております。

 以上のことを踏まえまして、令和8年度の当初予算案を編成いたしました。予算規模につきましては、一般会計は、総額828億4,000万円で、前年度に比べて、57億9,000万円、7.5%の増となっております。特別会計につきましては、総額は、236億4,483万3千円で、前年度に比べ、6億1,862万6千円、2.7%の増でございます。水道事業会計は、77億3,014万5千円で、前年度に比べ、6億5,550万6千円、9.3%の増となっております。下水道事業会計は、126億4,327万円で、前年度に比べ、5億5,672万3千円、4.2%の減となっております。令和8年度の全会計を合わせますと、1,268億5,824万8千円で、前年度に比べて、65億740万9千円、5.4%の増となっております。

 それでは、令和8年度の主要事業について説明いたします。この予算に対する私の想いをキャッチフレーズとして表したものが「#最高に住みやすいまち鈴鹿実感予算」でございます。令和6年度からスタートしました「鈴鹿市総合計画2031」の計画に掲げる将来都市像「ひとがつながり DXで未来を拓く#最高に住みやすいまち 鈴鹿」を実感していただけるように、将来都市像の実現に向けた歩みを一層加速させる取組を6つのビジョンごとに充実させてまいります。

 まずは、ビジョン1「子どもが輝き 人と文化を育むまち」でございます。

 まず、「『鈴鹿市こども計画』の策定」でございます。「鈴鹿市こども計画」の策定により、全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指してまいります。予算は、新規事業のこども政策推進事業費597万6千円となります。

 次に、「祝日保育の実施に対する支援」でございます。私立保育所等が実施する休日保育事業について、祝日のみの保育に対しても補助を行うことで保育ニーズに対応いたします。予算は、私立保育所等休日保育補助148万8千円の拡充となります。

 次に、「『こども誰でも通園制度』の実施」でございます。乳児等通園支援制度、通称、こども誰でも通園制度を実施することにより、多様な働き方やライフスタイルに対応した子育てを支援いたします。予算は、乳児等のための支援給付事業費1億2,844万8千円の拡充となります。

 次に、「不安や負担を抱えた子育て世帯への訪問支援を実施」でございます。子育て世帯訪問支援事業を実施することで、家事や子育て等に対して、不安や負担を抱えたご家庭の養育環境を整えてまいります。予算は、「児童虐待・DV対策等総合支援事業費」423万2千円の拡充となります。

 ビジョン1の最後は、「義務教育学校に係る基本構想及び基本計画の策定」でございます。天栄中学校区の小中学校を再編して設置する義務教育学校に係る基本構想、基本計画を策定し、令和14年4月の開校を目指してまいります。予算は、新規事業の義務教育学校施設整備事業費2,557万5千円となります。

 次に、ビジョン2「健やかに いきいきと暮らせるまち」です。

 まず、「身寄りのない高齢者等の終活に関する登録窓口の設置」でございます。身寄りのない高齢者等の終活情報に関する登録窓口を設置し、緊急連絡先や終活にあたってのご本人の希望を登録することで、将来への不安解消につなげてまいります。予算は、新規事業の社会参加・生活支援推進事業費/高齢者終活支援事業費17万3千円となります。

 次に、「認知症対策として補聴器の購入費を助成」でございます。50歳以上の軽度中等度難聴者の方に対しまして補聴器購入費の一部を助成し、補聴器の装用を促進することで、認知症、うつ病等の発症リスクの低減を図ってまいります。予算は、「認知症施策推進事業費/認知症施策事業費」220万円の拡充となります。

 次に、「若年がん患者の在宅療養を支援」でございます。40歳未満の末期がん患者の方に対しまして在宅サービスの利用や福祉用具の購入等に係る費用の一部を助成し、安心して自宅で日常生活を過ごせるように支援いたします。予算は、新規事業の若年がん患者在宅療養支援事業費172万8千円となります。

 次に、「分娩を取扱う病院や助産所の維持・確保」でございます。分娩取扱施設に対しまして分娩に係る事務経費への補助を行い、周産期医療提供体制の維持・確保を図ってまいります。予算は、新規事業の地域医療振興費/分娩取扱施設運営支援補助566万7千円となります。

 ビジョン2の最後は、「幼児インフルエンザワクチン接種費用の助成」でございます。1歳以上の未就学児を対象に任意接種のインフルエンザワクチンの接種費用の一部を助成し、市民の皆様の疾病予防及び健康増進を図ってまいります。予算は、新規事業の任意予防接種費/インフルエンザワクチン(幼児)接種費1,060万円となります。

 次に、ビジョン3「生命と財産を守り抜ける安全・安心のまち」でございます。

 まず、「総合防災情報システムの整備」でございます。総合防災情報システムを整備し、老朽化した設備の更新のほか発令判断支援や一斉配信機能等を加えることにより、防災情報発信力を強化いたします。予算は、総合防災情報システム整備費で11億7,318万2千円に物価変動による増減額並びに消費税及び地方消費税を加算した額の債務負担行為となり、そのうち令和8年度は3億2,580万8千円となります。

 次に、「自治会等への防犯カメラ設置の補助」でございます。自治会等が防犯カメラを設置する費用の半額、上限10万円を補助することにより、犯罪が起こりにくい地域社会の形成につなげてまいります。予算は、防犯カメラ設置事業費200万円の拡充となります。

 次に、「道路整備による交通アクセスの強化と交通利便性の増進」でございます。都市計画道路 末広千代崎線の一部区間において車道整備並びに自転車歩行者道の拡充整備及び両側設置を行うことにより、交通アクセスの強化と交通利便性の増進を図ってまいります。予算は、新規事業の地方道路整備事業費/末広千代崎線1,200万円となります。

 ビジョン3の最後は、「国道鈴鹿四日市道路用地の先行取得」でございます。国道23号鈴鹿四日市道路用地の計画的な先行取得を行い、早期開通を目指してまいります。予算は、新規事業の鈴鹿四日市道路用地先行取得事業費600万円となります。

 次に、ビジョン4「自然と調和し快適な都市環境を未来へつなぐまち」でございます。

 まず、「家庭ごみのふれあい収集(ごみ収集福祉サービス)の実施」でございます。「ふれあい収集」として家庭ごみの戸別収集を行うことで、集積所へのごみ排出が困難な高齢者や障がい者を支援いたします。予算は、新規事業のふれあい収集事業費880万8千円となります。

 次に、「斎苑の改築に向けた民間活用も含めた準備」でございます。令和10年度以降に計画しております斎苑の改築に向け、PFI事業での事業者選定を行い、民間の資金やノウハウの活用を図ってまいります。予算は、「斎苑費/施設整備費2,861万6千円と債務負担行為の6,566万5千円となります。

 次に、「公共施設のLED化」でございます。公共施設の照明のLED化を行うことにより、市の事業活動における消費電力量及び環境負荷の低減を図ってまいります。予算は、新規事業の公共施設照明LED化推進事業費3万円と債務負担行為の14億円となります。

 次に、「地域公共交通計画の策定」でございます。地域公共交通計画の策定を通して、まちづくりと連携した地域公共交通ネットワークのアップデート、新技術の活用など本市の地域公共交通のあり方を検討いたします。予算は、新規事業の新公共交通計画策定事業費1,000万円と債務負担行為の1,000万円となります。

 ビジョン4の最後は、「立地適正化計画の策定」でございます。立地適正化計画を策定し、居住機能や医療、福祉、商業などの都市機能を誘導し、コンパクトなまちづくりを促進いたします。予算は、立地適正化計画策定費1,370万円と債務負担行為の820万円となります。

 次に、ビジョン5「持続可能な産業の発展とにぎわいや交流が生まれるまち」でございます。

 まず、「関西方面での就職・転職フェアの実施」でございます。大阪で就職・転職フェアを開催し、関西在住の若者をはじめ、幅広い世代の方々にアプローチし、本市での就職や転職、移住・定住につなげてまいります。予算は、雇用経済政策推進事業費33万7千円の拡充となります。

 次に、「産業用地の開発支援」でございます。産業用地の開発を行う事業者に対しまして、その費用の一部を補助することにより、新たな産業用地の創出を促進し、企業立地につなげてまいります。予算は、「企業立地推進事業費/産業用地開発支援事業補助金」4億円の債務負担行為となります。

 次に、「鈴鹿PAスマートICの改修」でございます。新名神高速道路 鈴鹿パーキングエリアスマートインターチェンジにおきまして、ダブル連結トラックの通行を可能とする改修を行うことで、物流の効率化による市内製造業等の生産性向上を図ってまいります。予算は、企業立地推進事業費/企業誘致費2,000万円の拡充となります。

 ビジョン5の最後は、「大規模展示会への出展支援」でございます。中小製造企業に対しまして、大規模展示会への出展を支援することで、新たなビジネスチャンスの創出につなげてまいります。予算は、「モノづくり元気企業支援事業費」118万7千円の拡充でございます。

 最後に、ビジョン6「みんなで支える 自分らしく生きるまち 」でございます。まず、「『書かない窓口』の実現に向けた準備」でございます。窓口で申請書の記入を不要とする「書かない窓口」の実現に向けた準備を行い、DXの推進による市民サービスの向上を図ってまいります。予算は、戸籍住民基本台帳管理業務費543万2千円の拡充となります。

 次に、「電子契約サービスの導入」でございます。電子契約サービスを導入することで、ペーパーレスによる契約先事業者等の事務負担の軽減と、行政事務の効率化を図ってまいります。予算は、工事・業務委託等入札費30万4千円の拡充となります。

 次に、「広報紙発信サービスの導入」でございます。広報紙発信サービスを導入することにより、紙面とデジタルによる情報発信の連携強化を図り、市民の情報収集の手段の多様性と即時性を確保いたします。予算は、広報発行費42万2千円の拡充となります。

 次に、「本庁舎における無線LAN環境の整備」でございます。市役所本庁舎に無線LAN環境を整備することにより、行政事務の効率化を図ってまいります。予算は、庁内LAN運用費2,067万8千円と債務負担行為3,308万2千円の拡充となります。

 ビジョン6の最後に、「鈴鹿市東京事務所の運営」でございます。人口減少が加速する中、首都圏におけるシティプロモーションを展開することで、持続可能なまちづくりに向けた経営資源の獲得につなげてまいります。予算は、東京事務所運営費1,327万円となります。

 以上が、2月20日に開会の2月定例議会に提案いたします令和8年度の予算の概要でございます。

 

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

鈴鹿市役所
〒513-8701 三重県鈴鹿市神戸一丁目18番18号
代表電話059-382-1100 ファクス:059-382-9040