[定例 2025年7月10日]特別企画展 モータースポーツのまち・鈴鹿発 世界へ羽ばたくSUZUKAの歴史「鈴鹿から世界へ」~大きな未来を拓いた小さなクルマ~「Honda シビック CVCC」について

ページ番号1015459  更新日 2025年7月10日

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 今年、本市とも関係が深い本田技研工業株式会社鈴鹿製作所が誕生してから65年を迎えます。

 鈴鹿製作所は、世界的大ヒットとなった「スーパーカブ」の生産拠点として1960年に誕生し、1972年からは初代「シビック」の生産を開始しました。1970年当時、4輪事業に参入して8年目、生産台数40万台に満たないメーカーであったホンダが社運を賭けて開発を行ったのが、鈴鹿製作所でラインオフした初代「シビック」でした。現在では、その名前が示す通り、市民のクルマとして、世界のベーシックカーとして知られる「シビック」ですが、今回展示を行います「ホンダ シビックCVCC」は、当時、アメリカが発効した極めて厳しい環境規制、いわゆるマスキー法を世界に先駆けてクリアしたモデルで、ホンダの世界進出の礎を築いたことで知られています。この「ホンダ シビックCVCC」のもたらす環境性能と低燃費は、世界の国々で広く受け入れられ、四輪車メーカー「ホンダ」の地位を確固たるものにするとともに、生産拠点である本市の発展にも大きく貢献することとなりました。

 アメリカの関税施策や不安定化する中東情勢に対して、世界が懸念を示している今年、皆が知恵を出し合うことで誕生し、鈴鹿から世界へ羽ばたくこととなった完成車「ホンダ シビックCVCC」とそのエンジンを展示することで、市民の皆様と本市の発展の軌跡を共有し、さらには、新しい時代を切り拓くきっかけにしてまいりたいと考えております。

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