[定例 2023年6月8日]特別企画展モータースポーツのまち・鈴鹿発 世界へ羽ばたくSUZUKAの歴史 新時代への始動-ホンダ初の4輪市販車「T360」

ページ番号1005126  更新日 2024年1月23日

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 今年、本市とも関係が深い本田技研工業株式会社は、創立75周年を迎えます。
 また、同社初となる4輪市販車、「ホンダT360」が発売されてから60年の節目の年にあたります。

 今から60年前、名神高速道路が開通するとともに、国内初となる本格的な4輪自動車レース「第1回日本グランプリ自動車レース」が、完成間もない鈴鹿サーキットで開催され、2日間で20万人以上の大観衆を集めました。

 このように、60年前は、モータリゼーションと高速化の波がわが国に訪れたと同時に、スポーツカー時代の幕が開くなど、モータースポーツ史、あるいは自動車産業史においても重要な時期に位置づけられます。

 当時の本田技研工業は、世界的なヒットとなった「スーパーカブ」を量産する一方で、4輪業界への進出を急いでおり、今回紹介する「ホンダT360」は、2輪車用の設備を活用し、鈴鹿製作所を含む全製作所での分散生産体制で生産にあたったと、伺っております。

 この分散生産体制は苦労が多かった一方で、ここでの経験が、後の鈴鹿製作所でのスムーズな4輪車生産につながるなど、本市の発展に大きく関係しております。

 現在、本市の基幹産業の一つである自動車産業やモータースポーツは、100年に1度の大変革期を迎えていると言われています。

 この度、先見の明を持ち、皆が知恵を出し合うことで誕生した「ホンダT360」を展示することで、市民の皆様と本市の成長、発展の軌跡を共有し、さらには、新しい時代を切り拓くきっかけにしてまいりたいと考えております。

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