[定例 2024年12月26日]令和6年鈴鹿市重大ニュースについて

ページ番号1014528  更新日 2024年12月26日

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 今年、最後の定例記者会見の発表案件としまして、本市の1年間を振り返り、重大ニュースを選定いたしましたので、発表させていただきます。

 今年は、元日に能登半島地震が発生し、多くの方が被災をされました。また、奥能登地域では、9月にも豪雨に見舞われており、亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げると共に、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 本市では、当初から被災地の復興に向けて多くの職員を派遣しており、現在も、2名の職員がそれぞれ能登町と金沢市で支援業務に当たっています。今後も支援を継続してまいります。

 3月には本市のウェブサイトを全面リニューアルしたほか、鈴鹿市総合防災マップをリニューアルし、3月に全戸配布、4月にウェブ版を掲載し、広く見ていただけるようにいたしました。今年は南海トラフ地震 臨時情報が初めて発表され、皆さまの防災への関心が高まった年でもありましたので、災害に備えた事前の準備などにご活用いただきたいと思います。

 4月には、将来都市像に掲げた「ひとがつながり DXで未来を拓く #最高に住みやすいまち鈴鹿」の実現に向け、「鈴鹿市総合計画2031」をスタートさせました。本計画は、人口減少対策とDXの推進を明確にしており、市民の皆様とビジョンを共有し、チーム鈴鹿で誰もが暮らしやすいまちづくりを着実に進めてまいります。

 子育て支援では、4月にこども家庭センターを設置し、18歳までの全ての子ども、家庭、妊産婦の皆さんへ途切れのない支援が行える体制を整備いたしました。

 観光の面では、今年のF1日本グランプリは史上初の春開催となり、4月の開催日にはちょうど桜も満開を迎え、国内外からお越しいただきました22万9千人の方々に、桜とF1の競演を存分に楽しんでいただけました。

 消防・救急面では、4月に鈴鹿医療科学大学の学生で構成する機能別団員学生団員が発足したほか、6月にはマイナ保険証を利用した救急業務の実証事業を約2か月間行いました。実証期間後も、マイナ救急の取組を継続していますので、一人でも多くの命を救うため、利用が広まってほしいと願っております。

 また、文化芸術の分野におきましては、7月に、2年3カ月の期間を経て文化会館がリニューアルオープンいたしました。けやきホールの耐震改修のほか、プラネタリウムを多目的ドームに改修し、正面玄関前に車寄せを設置するなど、多くの方が利用しやすいように改修いたしました。オープニングイベントとして行われたスペシャルコンサートでは、本市出身のアーティストである清水 美依紗さんに本市をPRしていただく、すずか応援アンバサダーを委嘱させていただきました。

 10月には、東京浅草で開催された、伝統的工芸品フェア「第22回文房四宝まつり」におきまして、本市の伝統的工芸品である「鈴鹿墨」のPRを行いました。同時開催の「鈴鹿墨展」と合わせて、鈴鹿墨の魅力を世界に発信できたと感じております。また、同月には、伊勢型紙などの重要無形文化財の保持団体16団体が集う全国重要無形文化財保持団体協議会鈴鹿大会と秀作展が開催され、作品の展示や、作業の実演が行われるなど、伝統的工芸品を身近に感じていただきました。

 また、今年はオリンピックイヤーでございました。本市出身の選手としまして、8月の「パリ2024オリンピック」ではアーティスティックスイミング競技に島田綾乃選手が、9月の「パリ2024パラリンピック」では、車いす陸上競技に伊藤智也選手が、エアライフル競技に岡田和也選手が出場されました。伊藤選手は、日本パラアスリートとして最年長の銅メダルを獲得されました。同選手がメダルを持ってお越しいただいた際には、私も感極まって涙が出ました。

 公共交通の整備としまして、9月から石薬師・久間田地域及び一ノ宮地域でデマンド型交通実証運行事業予約型乗合タクシー「シティモビすずか」の運行を開始いたしました。交通空白地域等の移動課題の解決に向けて、来年3月まで運行し、評価と検証を行う予定でございます。

 10月には、14年振りに本市で東海市長会の通常総会を開催し、愛知・岐阜・静岡・三重の4県から86市の首長などが集い、課題や解決方法について意見交換、情報共有を行いました。今後も、共に発展していけるよう、国への提言や要望などを行ってまいります。

 産業面では、本年度に産学官や関係機関と連携し、チーム鈴鹿で雇用対策に取り組む「鈴鹿deはたらこっ!プロジェクト」を立ち上げました。11月には東京の三重テラスを会場として、首都圏でのPRとしては初めてとなる「就職フェア IN TOKYO」を「すずか企業立地フェア IN TOKYO」と共に開催し、多くの方にご参加いただきました。

 12月には、緊急消防援助隊中部ブロック7県の合同訓練と、三重県、鈴鹿市の総合防災訓練を併せて同日に開催いたしました。緊急消防援助隊の訓練では、自衛隊、警察などの関係機関も参加し、建物や横転した車両から救助をする訓練や、はしご車、水陸両用車などを使った訓練などを行い、また、三重県、鈴鹿市総合防災訓練では、医療本部や応急救護所の運営訓練、遺体安置訓練、ボランティアセンター開設運営訓練、物資輸送訓練など実災害に即した訓練を行い、災害対応力の強化を図りました。

 以上が本市の重大ニュースでございます。一覧をお配りしておりますので、ご確認ください。

 最後になりますが、この一年でさまざまな出来事がございました。市政記者クラブの皆様には、本市に関する情報を積極的に報道していただきましたことに、深く感謝を申し上げます。

 来年は巳年となります。殻を破り、成長の年となるようさまざまな施策を推進してまいりますので、引き続き、ご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、皆様にとりまして明るい一年となりますことを祈念いたしまして結びの言葉とさせていただきます。

 どうぞ、輝かしい新年をお迎えください。

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