下水道の役割
私たちが家や職場、学校などで使って汚れた水(汚水)と雨の水(雨水)を合わせて下水といいます。家庭などから出る汚水は、地中に埋められた「下水管」を通り、浄化センターまで運ばれます。浄化センターできれいに処理をした後、川や海などへ放流しています。
下水道の役割として、主に次の3つが挙げられます。
- 生活環境の改善
下水道を整備することにより、トイレの水洗化が可能になります。汚水は下水管を流れるため、側溝には雨水だけが流れることになり、臭いや害虫の発生が抑制され、快適な生活環境が整います。 - 水質の保全
下水道を整備することにより、川や海などへの汚水の流入を防ぎます。川や海などの水質を良くし、生態系を保護するため、豊かな自然環境の保全に大きく寄与します。 - 雨水の排除
下水道は、水害からまちを守る機能を有しています。雨水ポンプ場や雨水調整池などの施設を整備することにより、速やかに雨水を排除し、雨に強いまちをつくります。
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