交通安全施設

ページ番号1002575  更新日 2024年1月23日

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 交通安全施設には、交通の安全と円滑をめざして道路管理者が整備するものと公安委員会が整備するものがあります。

 道路管理者が整備する交通安全施設には、防護柵、道路標識、路面標示(区画線)、道路照明灯、カーブミラー、視線誘導標などがあります。公安委員会が整備する交通安全施設には、交通信号機、交通情報板、道路標識、路面標示(区画線)などがあります。

  • ※道路管理者
    一般的に国道は国土交通大臣、都道府県道は都道府県、市町村道は市町村が、それぞれ道路管理者にあたります。
  • ※公安委員会
    地方自治法の定めによって都道府県に設置される行政委員会で、都道府県警察の民主的管理を保障する役割を担う趣旨で、住民を代表する合議制の機関として置かれたものです。都道府県知事の所轄の下に置かれており、都道府県警察を管理し、警察行政に県民の皆さんの意思を反映させながら、警察の民主的運営と政治的中立性を確保するという機能を果たしています。

防護柵

 防護柵とは、一般にガードレールと呼ばれているものです。主として進行方向を誤った車両が、路外、対向車線、歩道などに逸脱するのを防ぐとともに、車両乗員の傷害や車両の破損を最小限にとどめて、車両を正常な進行方向に復元させることを目的に設置されています。また、運転者の視線を誘導したり、歩行者や自転車の転落、みだりな横断を抑制するなどの効果もあります。防護柵は、車両を対象とする車両用防護柵と歩行者などを対象とする歩行者自転車用柵に区分されます。

写真:防護柵1
防護柵
写真:防護柵2
防護柵

道路標識

 道路標識は、路面標示や信号機と有機的あるいは補完的に設けられる道路交通の安全施設で、道路利用者に対して一定の様式化された方法で、案内、警戒、規制または指示の情報を提供することにより、道路における交通の安全と円滑な運行を図るとともに、道路構造を保全することを目的に設置されています。

写真:道路標識 特定の種類の車両の最高速度40キロ
道路標識

路面標示

 路面標示は、道路に描かれている区画線や減速標示などのことです。重要な交通制御施設の一つとして、交通の流れを整え、運転者の注意力を必要な場所に集中させるための、規制、警戒、案内、指示などの情報を道路利用者に適切に与え、交通の安全と円滑にとって有効な手段で、近代的な道路には必要不可欠な施設です。

カーブミラー(道路反射鏡)

 カーブミラーは、道路の交差部やカーブなどで、見通し距離が不足している場所に設置し、これらの場所を通行する車両を安全かつ円滑に走行させるため、他の車両または歩行者を確認するための鏡のことです。カーブミラーはあくまでも、道路を利用する車両の安全確認を支援する補助的なものです。

写真:カーブミラー
カーブミラー

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