特殊詐欺の被害に遭わないために
1 特殊詐欺とは
電話などにより顔を合わせることなく、言葉巧みに被害者を信頼させ、現金を振り込ませたり、現金やキャッシュカードをだまし取る犯罪のことです。
鈴鹿市内でも高齢者を中心に多くの被害が発生しています。
2 三重県内の発生状況
発生件数(前年比) | 被害額(前年比) |
---|---|
367件(+93件) | 約11億9,870万円(+約4億9,110万円) |
※令和7年においても、前年同期比で件数及び被害額ともに増加しています。
3 被害の特徴
県内の被害の特徴(令和7年)
手口:オレオレ詐欺が大きく増加しており、その多くがニセ警察詐欺。次いで、架空料金請求詐欺、還付金詐欺が多い。
年代:被害者の約4割が65歳以上の高齢者ですが、すべての年齢層で被害が発生している。
手段:被害のきっかけは携帯電話及び自宅固定電話への架電が多く、次いでSNSなどによるものが多い。
4 特殊詐欺の多い手口と被害防止のチェックポイント
(1)オレオレ詐欺
警察官を装い、「あなたの口座が犯罪に使われている」、「口座を調査する」などと言って、金銭等をだまし取る詐欺
親族や弁護士等を装い、「会社のお金を使いこんでしまった」、「息子さんがひき逃げ事件を起こしました。解決するには示談金の支払いが必要です」などと言って、示談金等を名目に金銭等をだまし取る詐欺
- 詐欺の電話の多くは「+(国番号)」から始まる国際電話を使っています!国際電話を利用しない方は、休止や拒否をしておくと安心です!
- 警察や親族等を名乗っていても、お金に関する怪しい電話はいったん切って、家族等に相談しましょう!
- 電話をかけてきた親族等に自分から電話をかけ直して確認してください!
(2)架空料金請求詐欺
未払いの料金があるなどと、架空の事実を口実として、指定口座への振込や電子マネーの購入を求め、金銭等をだまし取る詐欺
- 身に覚えのない請求は無視をしましょう!
(3)還付金詐欺
市役所等の職員を名乗り、医療費や税金等の還付(払い戻し)金があると言って、ATMを操作させ、現金を振り込ませる詐欺
- ATMで還付金は受け取れません!
- 市役所等の職員が電話で口座番号などの個人情報を聞き出すことはありません!
(4)キャッシュカード詐欺盗
警察官や金融機関の職員を装い、「キャッシュカードが犯罪に使われている」などと言って、暗証番号を聞き出し、キャッシュカードを準備させて、隙を見てすり替えるなどして盗み取る詐欺
- 警察や金融機関等がキャッシュカードを取りに来たり、暗証番号を聞き出すことはありません!
(5)預貯金詐欺
警察官等を名乗り、キャッシュカードの確認や交換の必要があるなどの口実で、暗証番号を聞き出し、カードを預かると言ってだまし取る詐欺
- 警察や金融機関等がキャッシュカードを取りに来たり、暗証番号を聞き出すことはありません!
- 他人にキャッシュカードを預けてはいけません!
5 特殊詐欺の被害に遭わないために
疑う…電話などでお金(還付金など)の話が出たら、詐欺を疑う
確認する…相手の指示・説明の後には、相手が名乗る機関(警察署、役所、金融機関など)や人物(家族、友人など)に折り返し確認をする
相談する…怪しいなと感じたら、警察や家族に相談をする
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このページに関するお問い合わせ
危機管理部 交通防犯課
〒513-8701 三重県鈴鹿市神戸一丁目18番18号
電話番号:059-382-9022 ファクス番号:059-382-7603
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