南谷遺跡

ページ番号1011352  更新日 2024年1月24日

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写真:第2次調査区遠景
第2次調査区遠景(南から)
タイトル
南谷遺跡
タイトル(よみ)
みなみたにいせき
解説
 標高35m前後の丘陵尾根上に立地します。東の平野部とは30mあまりの標高差があります。平成3年に送電線の鉄塔建設に際し第1次調査を実施し,平成4年に国道23号線中勢バイパス建設に先立ち三重県埋蔵文化財センターが第2次調査を実施しました。弥生時代後期に営まれたいわゆる高地性集落で,砦のような防衛拠点としての性格を持つと考えられています。尾根をV字状の溝で切り(条濠),内部には竪穴建物が営まれ,外部の斜面では方形周溝墓とみられる溝が確認されています。条濠からは鉄鏃2点が出土し,東海地方では初めての出土例となっています。
遺跡所在地
鈴鹿市稲生町字稲生山

南谷遺跡の発掘調査

南谷遺跡の出土遺物

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