伊奈冨神社遺跡




- タイトル
- 伊奈冨神社遺跡
- タイトル(よみ)
- いのうじんじゃいせき
- 解説
- 伊奈冨神社の境内地となっている低い丘陵の緩やかな南斜面とその裾に立地します。ここには室町時代の勢州稲生村三社絵図にも描かれ,三重県指定名勝に指定されている伊奈冨神社庭園(通称「七島池」)が所在しています。
平成27年に,その整備事業に先立ち確認調査を実施しました。確認調査では,出土したロクロ土師器皿などから池の築造が少なくとも平安時代末に遡る可能性が高くなりました。池は丘陵裾の谷地形と湧水をうまく利用して築造されたようです。また,岸の分厚い整地層や島の周りに杭や胴木による護岸が認められ室町時代や江戸時代に大規模な改修が行われていたことが判明しました。 - 遺跡所在地
- 鈴鹿市稲生西二丁目(字楠本)
伊奈冨神社遺跡の出土遺物
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