市議会のしくみ

ページ番号1007638  更新日 2024年2月28日

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市政と市議会

 鈴鹿市を快適で住みよいまちにするために、市民全員で市政のいろいろな問題を考え、話し合っていくことが住民自治の基本的な考え方です。
 しかし、鈴鹿市民全員が1カ所に集まって話し合うことはとても無理なことです。そこで、市民の代表として市議会議員や市長を選挙によって選び、市政の運営を委ねています。
 市議会は、市民を代表する議員の話し合いにより、市政の方針を決定したり、市政が適正に行われているかをチェックしたりする機関で「議決機関」または「意思決定機関」といい、市長は市議会の決定に基づき市政を進めることから「執行機関」といいます。両者はちょうど車の両輪のように、対等の立場に立ち、お互いに尊重し、議論をしながら市政の発展のために努めています。

写真:議場

議会基本条例

 地方分権時代の到来により、自治体の自主的な決定と責任の範囲が拡大した今日では、二元代表制の一翼を担う議会が、その議事機関としての機能をこれまで以上に発揮することが求められています。
 鈴鹿市議会では、議会と議員の活動原則等を定め、議会活動を支える体制の整備等を推進し、幸せな市民の暮らしと市政の発展が実現されることを目的として、平成24年6月定例会において、議員発議案として「鈴鹿市議会基本条例」を提案し、全会一致で可決しました。(施行日 平成24年12月1日)
 また、平成30年3月定例会において、定例会の回数を年1回とし、会期を通年とする一部改正を行いました。(施行日 平成30年5月1日)

会議とその運営

 市議会では、議会の会期を約1年とする通年議会を実施しています。通年議会では、定例会の開会に際し開かれる開会議会(5月)のほかに、議案質疑や一般質問などを集中して行う定例議会(2月、6月、9月、12月)、必要に応じて開かれる臨時議会、定例会の閉会に際し開かれる閉会議会(4月)があります。

イラスト:通年議会の流れの図
【通年議会のイメージ】

議会の進行順序(定例議会)

 定例議会における会議の進め方の概略は、次のとおりです。

  1. 再開
  2. 議案説明
  3. <代表質問>
  4. 議案質疑
  5. 一般質問
  6. 委員会付託
  7. 委員会審査
  8. 委員長報告
  9. 委員長報告質疑
  10. 討論
  11. 採決
  12. 休会

本会議

 本会議は、全議員によって構成され、議案や請願などを審議し、議会としての最終意思決定を行います。このほか議員から市長に対し、市政全般にわたって一般質問を行います。さらに、通常2月定例議会では、一般質問のほかに会派を代表した議員が、市長の新年度施政方針に対して代表質問を行います。本会議は原則として議員定数の半数以上の出席が必要で、議会としての意思は原則として出席議員の過半数で決定します。また、本会議は公開が原則で、傍聴ができます。

委員会

 議案等は最終的には本会議で決められますが、会議で審議する内容は広範囲多岐にわたり、しかも行政が専門化、技術化し複雑なことから、本会議で詳しく審議することには無理があります。そのため、専門的、効率的に審査するための少人数の議員で構成する委員会が設けられています。
 委員会には常任委員会と特別委員会及び議会運営委員会があり、原則として傍聴ができます。

常任委員会

 鈴鹿市議会には、総務、文教環境、地域福祉、産業建設、予算決算の5つの委員会があり、議長を除く各議員が分かれて委員会に所属しています。委員の任期は1年です。
 委員会では、付託議案などの審査や市の事務に関する調査をそれぞれ分担して詳細に行います。

議会運営委員会

 議会の運営が円滑に行われるよう、議会日程や、議案等の取り扱い等議会運営の様々な問題について協議します。委員の任期は1年です。

特別委員会

 通常、議案は常任委員会において審査しますが、特定の問題や、議会で特に必要と認めたときに設けられ、調査や審査が行われ、終了すれば消滅します。

写真:会議室1

全員協議会

 本会議や委員会などとは別に、市政の課題、議会の運営等に関し協議又は調整を行う会議として、議員全員で構成する全員協議会を設けています。
 全員協議会は原則として月に一度、15日前後に開催していますが、定例議会の開催される月は定例議会最終日に開催しています。全員協議会は原則として傍聴ができます。

写真:会議室2

各派代表者会議

 全員協議会・議員懇談会・市政の課題・議員関係の各種行事に関すること等について、各会派及び諸派間の協議又は調整を行う場として各派代表者会議を設けており、議長・副議長・各会派(諸派)の代表者により構成されています。各派代表者会議は原則として傍聴ができます。

広報広聴会議

 議会活動に関し市民との情報共有を図るとともに、市民の意見を把握するため、その効果的な手法について協議又は調整を行う場として広報広聴会議を設けており、議長・副議長・各会派(諸派)の代表者により構成されています。広報広聴会議は原則として傍聴ができます。

議会だより編集会議

 議会だよりの編集について協議又は調整を行う場として議会だより編集会議を設けており、副議長及び各会派(副議長の属する会派を除く。)から1名ずつ選出された議員により構成されています。議会だより編集会議は原則として傍聴ができます。

議員

 議員は、4年ごとに市民の選挙によって選ばれます。議員の定数は、地方自治法の規定により条例で定めるとされており、鈴鹿市は条例で28人と定められています。

会派

 自分たちの意見を効果的に市政に反映させるため、同じような意見や考え方をもった議員が集まりグループをつくっています。このようなグループを会派といいます。鈴鹿市議会の場合、所属議員3人以上を有するグループを会派といいます。

議長と副議長

 議長と副議長は、議員の中から選挙で選ばれます。
 議長は市議会の代表であり、議会を円滑に進めたり、議会の事務を処理したりします。
 副議長は議長が欠けたときや、病気等で不在のときなどに代わって議長の仕事をします。

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このページに関するお問い合わせ

議会事務局 議事課
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