第4回「ベルネット13」

ページ番号1006384  更新日 2024年1月23日

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とき
平成29年2月14日(火曜日)18時30分~20時
ところ
市役所本館12階1202会議室
参加者
ベルネット13 12人(男性10人、女性2人)、市長、その他関係市職員

今回のミーティングで出た主な意見

  • 働く世代から見た鈴鹿市について
  • 今後の鈴鹿市の課題について

1 開会のあいさつ(事務局)

 皆さんこんばんは。本日は、ご多忙な時間帯に「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。私は、本日の司会を務めさせていただきます市民対話課長の吉崎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、この「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」につきましては、市長自身が最も大切に考えている対話と協働を進める上で重要な事業であります。そうした中で、このミーティングも平成23年度より回を重ねまして、各地域の皆様、そして各分野で活躍されてみえる団体の方々との意見交換を行ってきました。本日のミーティングは、今年度、第4回目となります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず始めに末松市長より、ごあいさつをさせていただきます。

2 市長あいさつ

 皆さんこんばんは。本日は、ベルネット13の皆さまにおかれましては、大変ご多忙な中、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。また平素は、本市の市政運営に対して、深いご理解とご協力をいただきまして、感謝を申し上げるところです。
 さて、先ほどお話がありましたとおり、この市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティングにつきましては、私が市長に就任して以来、毎年開催させていただいており、大変大事にしてきた事業です。皆さま方から直接ご意見を聞かせていただき、市の政策に繋げていくという趣旨で開催していますので、忌憚のないご意見をお聞かせいただきたいと思います。
 鈴鹿市では、平成25年に鈴鹿市をイメージする「さぁ、きっともっと鈴鹿。海あり、山あり、匠の技あり」というキャッチコピーを作成しました。このキャッチコピーの中では、鈴鹿サーキットを中心としたモータースポーツのまちをイメージする、あるいは伊勢湾から鈴鹿山系に広がる自然に恵まれたまち、そこから生まれる農水産物、伊勢型紙、鈴鹿墨の伝統産業、また自動車製造業が盛んなものづくりのまちなどをイメージする、鈴鹿にふさわしいキャッチコピーを掲げて、シティセールスを行っているところです。また、そんなまちを持続可能なまちに発展させるために、「鈴鹿市まちづくり基本条例」に基づいて、地域の皆さんで地域づくりをしていこうという取り組みを行なっています。また、昨年の4月から鈴鹿市総合計画2023という新しい総合計画もスタートしており、その中には、6本の柱がありますが、その柱の中からも、それぞれの政策に結びつけながら、まちづくりを行なっています。今日も実は、朝から庁内でまちづくりの会議をさせていただき、それぞれの地域にまちづくり協議会をつくりましょうというお話をさせていただきました。その後、昼からは自治会連合会が主催する、まちづくりの講演会が開催され、まちづくり協議会について講師の先生からお話をしていただきました。本市は、現在人口が20万人ですが、20年後、30年後にどのようにまちが変化をしていくかを考えながら、今、この状況の中から将来に結び付けていかなければならないと思っています。
 今日は、いろいろな業種の方にご参加いただいていますので、それぞれのお仕事や、それぞれ地域の中で感じる事もあるかと思いますので、直接お話をしていただくことによって、相互の意見交換にもなればと考えていますので、今日は限られた時間ですが、よろしくお願い申し上げます。

3 参加者代表者あいさつ(※※※※様)

 私から、簡単にベルネット13の団体紹介をさせていただきます。当団体は、鈴鹿市内および隣接地域に所在する事業者間の垣根と利害を越え、グローバルな視野での交流の場を設け、地域共生への感覚醸成ならびに地域発展に寄与することを目的に設立されています。
 規約を設けて本格的に活動を始めたのは、平成10年4月からです。以来、定期的に交流会を実施して、参加事業者の職場見学や講演会、親睦会を通じて、参加者同志の横の繋がりを深めると共に、このような集まりの場で経験したことを各々の職場へ持ち帰って業務にも活かしているというところです。今回は、有り難くも末松市長と直接お話ができる機会を設けていただきましたので、率直な我々の思うところを、お話していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

4 参加者自己紹介

参加者 本日は、このような場を頂戴しましてありがとうございます。私も※※と同じく中部電力鈴鹿営業所で総務の仕事をさせていただいています。

参加者 私も、同じ職場で働かせていただいています。今日は、よろしくお願いします。

参加者 私も、同じく中部電力鈴鹿営業所で総務の仕事をしています。本日は、どうぞよろしくお願いします。

参加者 南玉垣町にあります富士電機鈴鹿工場に勤めています。弊社の鈴鹿工場は、意外と他県出身者が多くて、今回3人参加させていただいていますが、3人共、他県出身者です。他県出身者だからこそ思う鈴鹿市についてお話ができたら良いなと思っています。本日は、有意義な会議にしたいと思いますので、よろしくお願いします。

参加者 富士電機株式会社の※※です。よろしくお願いします。

参加者 富士電機株式会社の※※です。よろしくお願いします。

参加者 百五銀行鈴鹿支店※※※※※の※※です。よろしくお願いします。私は、百五銀行の桑名市、四日市市、鈴鹿市、津市、鳥羽市と、県内いろいろ回らせていただきましたので、その経験を生かして、いろいろお話ができたらと思いますので、よろしくお願いします。

参加者 NC中日本コンクリート工業※※※※※※の※※です。カナダに5年間住んでいましたので、多少グローバルな事は分かると思います。

参加者 同じくNC中日本コンクリート工業※※※※※※の※※です。弊社は主に、電柱を造っている工場ですが、最近では、ゴルフ場のネット柱やフットサル場などのネット柱なども納めさせていただいています。私は、出身は中国ですが、5年前に2011年10月に来日して、去年の7月に転勤に伴い、鈴鹿市に引っ越して住むようになりました。今日は、いろんなお話を聞かせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

参加者 富センコー株式会社三重支店の※※です。私どもは、主に運送業をやっていまして、本当は、若手の社員を連れてくるつもりでしたが、ベルネットの方も、この数年間は休会させていただいていますので、また機会があれば、参加させていただきたいと思っています。

参加者 鈴鹿市役所※※※※※※※※※※の※※です。まず、私の職場である市役所についても、皆さんと同じように簡単に説明したいと思います。
 職員数は、約1,400人で、平均年齢は42.5歳です。市長は、ご存知のとおり末松市長で、第7代目の市長となります。鈴鹿市は昭和17年に誕生して、平成24年に70周年を迎えました。人口は約20万人で、その内の約7千人の方が外国籍の方です。平成18年1月に新庁舎での業務を開始しました。私は、鈴鹿市の出身で、平成18年4月に入庁しましたので、この庁舎が出来た年に働き出した最初の年代で、現在11年目です。家庭は4人家族で、妻と子2人の家族です。日々子育てに追われています。市の職員ではありますが、本日は、鈴鹿市の市役所で働く一市民としてお話をしてみたいと思っていますので、よろしくお願いします。

5 事務局概要説明

(省略)

6 意見交換(ミーティング)

働く世代から見た鈴鹿市について

市長 今日は「働く世代から見た鈴鹿市」というテーマですが、先ほども、県外出身だというお話や、海外に住んでみえたというお話も聞かせていただきました。そんな皆さん方が、働きながら気付いた鈴鹿市の課題などを、他市と比べて、自分たちの世代から見た鈴鹿市を一言ずつご意見をいただけたらと思います。

参加者 私は、出身が東北の仙台で、2011年5月に鈴鹿に来ましたので、逆算すると3月の大震災の際には仙台で被害に遭いました。鈴鹿市は防災関連は進めていらっしゃると思います。当時は、来たばかりで、あまり土地勘もなく、近所の方ともコミュニケーションが図れなかったり、方言の違いなどがあり、最初のころは、どきどきしながら生活していましたが、あれから6年経ったので、少し落ちついてきたと感じています。住みやすいとは思いますが、車が無いと、このまちで生活するのは難しいというのが率直な思いです。

市長 比較的住みやすいまちということですか。

参加者 私は、出身が川崎ですが、そこと比べると、住みやすいかどうかと言えば、住みにくいというのが正直なところです。それを踏まえても、なんとか自分で考えながら、良いところを見付けるとか、そういう目線で見ていけば、それほど住みにくい環境ではないかと思っていて、私もこちらに来てから8年ほどですので、複雑な心境というのが正直なところです。

市長 川崎と比べてどんなところが課題だと思われますか。例えば、先ほど、車が無いとなかなか出掛けられないと言われていましたが、いかがでしょうか。

参加者 やはり、公共交通機関は費用対効果でなかなか難しいのかもしれませんが、特にバスの本数が少ないと思います。妻がバスで通勤していますが、たまに遅れたりすると、電車の乗り継ぎに支障が出ることがあります。

参加者 空港が無いとか新幹線が通っていなくて不便です。あと、私は大型連休には地元に帰るのですが、一旦名古屋に出て海の反対側のセントレアまで行くのが煩わしいですし、子どもが1歳になったばかりなので、現状は公共交通機関を利用しづらいので、鈴鹿から仙台まで車で帰っている状況ですので、その辺りのインフラ整備が必要かと思います。

市長 ずっと市内にお住まいの方からご意見をいただけますか。

参加者 私は、40歳ですが、鈴鹿で生まれ、鈴鹿で育ちましたので、中学高校くらいまでは、車が無いと本当に生活できない状況でした。私は、鈴鹿の西の方に住んでいますが、あのC-BUSが走るようになって、1時間に1本というバスではありますが、通勤通学が随分変わったと感じています。普段は車で通勤していますが、飲み会がある時などは、C-BUSに乗る時もあって、朝はバスの中が一杯になって、小さいバスに高校生から僕たち世代の者まで乗っていて、このバスがないと困るといった感じです。私の学生時代と比べたら、随分進展したと実感しています。公共交通機関ということでは、私は西の方から、神戸高校まで通学をしていて、その時は自転車しかないので、自転車で片道12kmを半年間通いました。その後は、原付で通学していました。その時から比べると、格段の差があると思いますので、引き続き継続していただきたいと個人的には思います。

市長 女性の目から見てどうでしょうか。

参加者 私は津市から通っていますが、羨望の眼差しで津から鈴鹿を見ています。というのは、やはり、自然も豊かで、発展もされているので、ショッピングするのも楽しい所があるので、女性としては、津市には無い魅力があると思って見せていただいています。ただ、隣の津から鈴鹿に通わせていただくのは、やはり、正直怖いという気持ちが少しあります。先ほどお話が出ていたように、防犯灯が少ないので、今の季節ですと、6時過ぎたら真っ暗で、自転車にひかれないかと思いながら歩道を歩いたり、旭化成の辺りまで歩いてくると、ここで声をあげても誰も助けてくれないのではないかという怖さがあります。あとは、中央道路は、皆さん先を争って車の運転をしてみえますので、一歩外に出ると車の危険もあって、怖いという気持ちはあります。ただ、魅力的なまちというところと、怖い部分のバランスが取れるともっと良くなるのではないかと思います。

市長 運送業としては、どうでしょうか。

参加者 私は、出身が四日市で、鈴鹿には約30年間通っています。車がないと不便だと言われますが、四日市に行くよりも鈴鹿市に通った方が、通勤時間が短いです。四日市となると、市街に行くのに1時間掛かることもあって、今、私は、平田町の倉庫にいますが、15分程度で通えますので、非常に通勤に便利だということは痛感しています。先ほど、中央道路の話が出ましたが、私どもは運送業の関係で、トラックでご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、やはり走りにくいのは事実です。片側二車線ですが、中央分離帯を急に右折される方が非常に多いので、私もドライバーも危険予知の部分で、なんとかならないのかと思います。逆に、トラックは威圧感があって、皆さんにご迷惑をお掛けしていると思います。あおられたり、無理な追い越しをされたなど、そのような事のないように、ドライバーには心掛けるようにしていますが、中央道路がメイン道路になりますので、少し怖い感じがします。通勤しやすいのは事実です。

市長 いくつか課題が出たと思うのですが、実は川崎や仙台は、政令指定都市ですので、本市と比べると、人口数、面積、財政指数なども圧倒的に違いますので、まちの整備にも違いがあるかと思います。鈴鹿市は、今年の12月1日でちょうど市制75周年になります。75年間の中で、いろいろな企業さんの立地をして、雇用や、人口を増やして、平成初期の時代から比べると、現在は人口20万人となり、発展してきたまちです。ただ、そのようなまちではあるものの、県外や他市から来ていただいた際に、子どもさんや高齢者の方からも、公共交通の話は必ず出ますので、課題が見えてきています。
 先ほど、C-BUSのお話が出ましたが、公共交通機関が無い所にC-BUSを走らせていますので、これでも現在、市内で公共交通が全く無い所は無く、公共交通弱者は無い状況になっています。ただ、鈴鹿の方は、車があって当たり前になっていますので、歩いて電車やバスを乗り継いで行くということは、あまり考えられないと思います。それは、鈴鹿だけではなくて、三重県内の土地柄になっていると思います。※※さんや※※さんは、家の前に駅があって、バスの本数も多くて、1本乗り過ごしても次に乗ったら大丈夫という環境の所から来ていただいていると思いますので、そのような方にとっては、非常に暮らしづらいところがあるかと思いますので、地域性を加味しながら、各種交通機関の利用促進に取り組んでいかなければならないと思います。
 一方で、待機児童の心配はなかったということですが、今、鈴鹿市には保育所が公立保育所と私立保育所と合わせて41園あります。小学校が30校、中学校が10校です。それぞれの小学校区の中に、学童保育を設置し、現在43箇所あります。保育所については、都会で言われているような待機児童は、今は無いです。ただ、一億総活躍社会、女性活躍社会と言われる中で、早い段階から子どもさんを預けたい方が、今以上に増えてくると、これから本市も待機児童が出てくるかもしれませんので、待機児童を出さないようにするのが、行政の課題になってくるかと思います。ただ、鈴鹿市は同居率が高いので、子どもさんが小さくても、おじいちゃん、おばあちゃんにみてもらって、夫婦で働きに出る事ができていると思います。そのような生活形態が多いのが鈴鹿市だと思います。そういうことからも、他市から来ていただいた方が、いかに暮らしやすくするかということと、同居の方とのバランスをどうとっていくかということろが、私どもの課題であると思います。
 ※※※※は、県内をいろいろ回ってみえた中で、思うところがあれば教えていただけますか。

参加者 私は、転勤で三重県内どこに行くのか分からないです。社内結婚も多くて、結婚すると夫婦で同じ市内に勤務できないので、そうなると遠くに配属になるかもしれないので、何処に住むかという話になると、鈴鹿の白子駅なら特急も停まるし、南にも北にも行きやすいので、白子を選ばれる方は結構多いです。近々の心配事としては、最近、雪が多く降って、電車が止まってしまう、河芸より南では全然降っていないのに、鈴鹿、四日市、桑名は雪がひどい。大雨の時も電車が止まってしまうということがあります。最近、天候が変わってきているので、公共だけの話だけではないので難しいとは思いますが、電車が止まった時の対策なども考えていただけたらと思います。

市長 防災の観点から申し上げると、本市は沿岸が長いので、津波対策を進めていますが、最近、天候が変わりやすいので、雪の対策なども非常に難しいところがあって、地域の皆さん方に、いかに情報を早く発信して、不要不急の外出は避けていただくようにしたいのですが、会社員の方は、そのようにはいかないと思います。

参加者 どんなことがあっても会社を空けることはできないので、どうしてもという時は会社に泊まるのですが、タクシーがつかまらなくて困ります。

参加者 私は、電車通勤をしていますが、当社では約6割の方が車通勤をされていますので、お話を聞いていると、最近、雪がひどい日があったので、その影響で出勤時間が遅くなるのを予想して、少し早く家を出たという方も多いです。ただ、雪が多く降る地域では早めに対策をとっていただいて、車が走りやすいような整備をしていただいているようですが、鈴鹿市内に入ると雪が積もっていたり、凍結していて、もうすぐ会社に着くという所で時間が掛かってしまったり、逆に早く出すぎて、始業時間の1時間前には到着するような対策をとる方がみえますので、急な雪の対策は課題の一つではないかと感じています。でも、鈴鹿市は活気があるまちなので、鈴鹿に転勤したいという声も聞きます。私たちも車を使わないと行けない所もありますが、大きなショッピングモールもあるので、活気の溢れた地域であると感じています。

参加者 私も、西部の方に住んでいますが、C-BUSで通わせていただいていました。高校の時は、晴れた日は自転車で、雨や雪の日はC-BUSで通っていて、親からもとても便利だと聞いていました。鈴鹿での生活ですが、道路の整備が進んでいますが、併せて歩道の整備もお願いしたいと思っています。実家が深溝ですが、通学路に歩道が無いので、児童やドライバーがヒヤッとすることが多くて、狭い道なので、お互いが気を付けないと危ないと思う所があります。高齢者の視点から見ると、車を運転して出掛ける方が便利だという人がいて、近所でも、90歳くらいの方がハンドルを実際に握っていると聞いています。例えば、免許証と引き換えにバスやタクシーのチケットを配付するとか、高齢者事故の抑制も検討していただきたいと思います。

市長 90歳の方がハンドルを握られているということですが、三重県は高齢者の免許証の返還率が非常に低いです。それは、先ほどからお話が出ています公共交通の問題などが匹敵すると思います。まず、車が無いと生活しづらいという事があると思います。車の保有台数は、県内でも鈴鹿はかなり高く、一家に1台ではなくて、1人に1台、更に軽トラを所有するというほど、非常に保有率が高いです。そんなことからも車社会だと痛感しています。そのようにまちを形成してきたということがありますので、これからの大きな課題だと思います。
 折角、グローバルな視点でのお話をしていただけるということですので、海外から見た鈴鹿市はいかがでしょうか。

参加者 カナダに5年間住んでいましたが、鈴鹿と海外を比べるのは難しいのですが、知名度としては、四日市を出すよりは、サーキットのある鈴鹿市の方が知名度がありました。短期間ではありましたが、カナダで最大のプラントのあるホンダの工場で働いたことがありますが、やはり、鈴鹿という名前は、日本の中でもホンダ工場がありますし、知名度が高いと思います。
 今まで、四日市、鈴鹿と、あとカナダのバンクーバーの市街地から車で北に1時間の町に3年間住んでいました。カナダは道が単純で走りやすいということです。防犯灯は勿論、日本の方が多いですが、先ほどからお話が出ていますように、もっと防犯灯があった方が安心して車も歩行者も自転車も走れると思います。確かに四日市の方が、道は狭いのですが、防犯灯は多いです。あとは、四日市では飲食をしようと思いますが、鈴鹿では飲食をしたいとは思いません。逆に、ショッピングだと鈴鹿でしようと思います。ですから、良いところも悪いところもあるので、一概にどちらが良いかは、なかな比べられませんが、やはり、少し天候が悪いと川を渡るには橋があり、渋滞があるので、鈴鹿に入りにくいと感じます。飲食の話では、会社の付き合いで、お酒を飲むと帰りにくいです。あと、河川敷でスポーツができる施設があるのは良いと思います。四日市には緑地公園と南部丘陵公園という公園がありますが、暗くて夜は入れません。河川敷は、利用した事はないですが、夜も照明がついていて使いやすそうです。あと、四日市も鈴鹿にも言えることですが、子どもだけで安心して遊べる場所が少なくなってきていると思います。高齢者も増えてきているので、高齢者でも利用できるような場所は、増やしてほしいと思います。私も、これから歳をとっていくので、そんな場所があるとありがたいと思います。

参加者 私は、去年の7月にこちらに引っ越してきましたが、その時に、中国にいる友達に、三重県に引っ越す事になったと伝えると、分からないと言われましたが、鈴鹿というと、サーキットの関係で知っている人が中には何人かいました。あと、鈴鹿の事は知らなくても、鈴鹿という名前がかわいいと言っている人が多くいました。
 私が感じた事を言いますと、引っ越してくる前は、埼玉県川口市に住んでいましたが、私は趣味で自転車をずっとやっていて、休日はよく自転車を乗っていますが、川口市から少し南に行くと、隅田川と荒川が流れていて、その河川沿いを自転車に乗るのが大好きでした。また逆方向に行くと隣の蕨市など浦和市などを走っていました。川口市から北の方までずっと、自転車で気持ちよく走れましたし、いろんなまち中の風景を楽しめるということで、川口市が大好きでした。鈴鹿に引っ越して来てからは、本当に自然豊かで山もあり海もあり、また川も流れていますので、非常に楽しみにしていて、時期がちょうど出掛けやすい時期だったので、最初の頃はかなり乗っていたのですが、田んぼなどは気持ち良い走りが出来ますが、中央道路など車の量が多い所は、デザイン的に優しくないまちだなと感じた事はあります。海もありますので、自転車レーンなどがあれば、もっと鈴鹿を楽しめると思います。

市長 観光の面で言うとサーキットやモータースポーツで有名ですので、そういった所の集客は多いのですが、自転車と車の共生があまりできていないとか、道幅もあまり取れていなかったり、歩道の関係など、安全対策が取れていない所があるというのは感じるところです。

参加者 言いたい事は、ほとんど言っていただきましたが、私は鈴鹿市に来て1年半ですが、今まで2年間、社会人になってから東京で働いて、その後、兵庫県神戸市の工場で4年間働いてから鈴鹿に来ました。出身は兵庫県西宮市で、電車が5分に1本来るような所に住んでいました。鈴鹿に転勤して思った事は、それほど住みにくいまちではなくて、皆さんがおっしゃるように、車さえあれば何処でも行けるので、とても良いまちだと思っています。私もサイクリングをするので、そういう点で見ると、車と自転車の共生といういのが、あまりできていないと思います。通勤も自転車で行っていますので、最近は23号線がきれいになって走りやすくなったと思うのと、歩道に段差があって、ベビーカーを押しているお母さんや、お年寄りの方にとっては負担が大きいのかと思います。
 あと、私は、仕事上、お客さんや他県から来る出張者と懇親会とを開くことが多いのですが、白子駅周辺にもう少し飲食店が多かったらと思います。私自身もお酒を飲むのが好きなので、もともと鈴鹿で働いている従業員から、ここ最近は、かなり増えたと聞いていますので、この調子で、もう少し活気付けば良いかと思っています。弊社の鈴鹿工場は、ここ4、5年で、多分従業員が500人近く増えている工場で、兵庫県神戸市や長野県、茨木県などから転勤者が続々と入って来ていますので、私もその内の1人ですが、やはり一番気になるのはハザードマップであったり、病院が何処にあるのか、保育園の状況はどうなのか、ということを気にされている方が多いです。その点については、市のホームページで、いろいろな情報が掲載されていますので、すごく助かっています。私も、総務課で転勤者に案内をする事が多いので、とても情報が整っているまちだと思います。

市長 とても良いお話をしていただきましたが、ずっと皆さんのお話を聞いてみて、最後に※※※※にお話を聞きたかったので、お願いします。行政で働く立場として、皆さんのご意見を聞いていただいていかがでしょうか。同じ働く世代の課題や悩みなどを含めて、ぜひ市の代表としてお願いします。

参加者 私は、鈴鹿でずっと育っていますので、車社会で生きてきて、当然父も母も車を1台ずつ持っていて、私も妻も車を持っていますので、車があるのが当たり前の生活の中で生きてきました。ただその中でも、公共交通機関が少ないというのは市民の中でも、思っているところではあったので、もう少し皆さんから辛辣なご意見をいただくのかと思っていましたが、車があればという前提があったとしても、基本的に暮らしやすいと言っていただくのはうれしいと思っています。このような話も、このベルネットの懇親会で少し出た話がきっかけで、その時にもそのようなご意見をいただいて、個人的にはうれしく思っていました。
 自分の個人的な話になりますが、今は、子育てが自分の中心ですが、妻がママ友の繋がりが多く、他県他市出身の方が多いのですが、皆さん、車があればという前置きをしつつも、子育てしやすいまちだと言っていただいています。買物にも困らないし、公園もあちらこちらに大小さまざまあるので、遊びに連れて行きやすいと言っていました。結構、アクティブなママさんが多いので、園庭開放にも連れて行くらしいのですが、だいたい何処か空いているということで、市のりんりんという施設もありますが、私立保育園も空いているということで、あまり孤立することがなくて良いと言っていました。ただ、雨の日は遊べる所が無いので、できたらそういう所もあると、もっと良いかと言っていて、車がある事が前提にありながらも、暮らしやすいと言っていただけるのはうれしいと思っています。私も鈴鹿市で生きてきましたが、車が無くても通勤通学はなんとかなるかと思っていますが、ゆくゆく自分たちも歳をとっていくわけですし、もちろん高齢者が増えてきている中で、車も乗れなくなってしまった時に、日頃の買物や生活の中で不便になるという事は感じています。
 防犯灯が少ないというご意見がありましたが、実は、あまり感じた事がなくて、そんな中で生きてきたせいか、塾の帰りも自転車で行ってもあまり怖くなかったです。妹は親が送り迎えをしていましたが、そんな必要はないのにと思っていたくらいです。でも確かに、今は親になって子を持って、女の子もいますので、夜道は暗いので送り出すのは怖いです。自分たちが子どもの時よりも怖い部分は確かにありますので、今日、皆さんのお話を伺っていても、同じように感じました。自動車と自転車の共生ができていないというところも、確かにあるとは思いますし、たくさん気付かされる部分がありました。
 個人的な意見としては、鈴鹿市は適度な田舎っぽさと、都市っぽさがあるかと感じていて、今日の皆さんのご意見からも伺えますが、このような自然も残しつつ、都市である部分も残しつつ、今の鈴鹿市のそのような根本の部分は変えずに、それでも、もっと田舎や都市の部分を暮らしやすく発展していければ、鈴鹿市は熟度を高めていくと思います。開発を進めていくというよりは、道路のでこぼこを直したり、些細な事から始めていけば良くなっていくと思います。抜本的に、ここは絶対に駄目だというより、進む方向は間違っていないと、市の職員としては感じています。あとは、持続が可能なように努めていけたら良いと感じています。

市長 たくさんご意見をいただいて、やはり、皆さん感じているところは同じだという事を実感しました。市民の方からも同じようなご意見をいただいています。市外や県外から来られた方からは、公共交通についてのご意見が圧倒的に多いです。都会は車が無くても、電車が5分に1本来るような環境ですので、その違いをすぐには埋めることはできませんが、なんとかいろんな方法で、いろんな手段を持って、少しでも使っていただきやすいように考えていきたいと思います。とにかく高齢化になっていくのは見えていますので、今の時代よりも高齢者に優しいまちづくりをするためには何が大事かという事は、今日聞かせていただいて確信したところです。
 また、鈴鹿おろしさえ吹かなければ、それほど寒くもなく、暑くもなく、自然豊かな所で、暮らしやすい天候ではありますが、昨今、全国的に、いつ自然災害が起こってもおかしくないような状況ですので、そういうところに対応ができていないところは確かにありますし、鈴鹿市の弱さでもあります。雪の際も、民間の方と連携をしながら、雪氷対策をしてはいるものの、予想外の所に雪が降ってしまって、皆さん方にご迷惑を掛けてしまうことがあるので、もう少し、そのような天候に対応できるような災害対応の内容の密度も高めていきたいと思います。いろいろな災害対策の会議の中でも、そのようなご意見があった事を、お話していきたいと思います。
 防犯灯の話もありましたが、実は地域によって設置数が異なります。電気代を地域でお支払いいただいていますので、市で均等に付けることはできませんので差はありますが、なるべく集落間通学路中心に設置するようにしています。そこから外れた所では防犯灯が足りない所もあるとは思いますので、その点については今後、気を付けていきたいと思います。
 もっと、このような点を改善すれば鈴鹿市が良くなるのではないかとか、ご提案があればお願いします。

今後の鈴鹿市の課題について

参加者 鈴鹿市の飲食店というと、脱サラをして飲食店をされるという方にお金を貸してくださいと言われた場合、そのメニューにストーリーがあるかというところが気になります。鈴鹿でも抹茶などの名物はあると思いますが、インスタグラムやSNSに関してはインパクトが弱いと思います。例えば、鳥羽市なら、あこや貝に貝柱を付けて真珠を添えれば、皆さん写真を撮りますし、ストーリー性があると思います。鈴鹿でそういう事をしているところは少ないと思います。市として、これは売り出せるという物や、アピールする物があれば、もっと良いかと思います。

市長 おっしゃるとおりで、鈴鹿の方は大衆受けするようなところが非常にあって、鈴鹿はフランチャイズ店が圧倒的に多いと思います。鈴鹿の特性なのか、チェーン店の流行りの傾向は鈴鹿で見るとだいたい分かるそうで、鈴鹿で市場調査をしていただくことが多いようです。四日市市や津市よりも、鈴鹿で出店してみて、そこで流行れば四日市市や津市にも出すようです。鈴鹿で育っているとあまり分からないのですが、昔からそのような雰囲気を持っていると言われています。ですから、特徴があるというよりは、万人受けする物が多いのかもしれません。先ほど、鈴鹿で飲食しようと思わないと言われたのも、そういうことかもしれません。特徴のあるお店を、もっとアピールができれば良いと思います。産学官連携の場でもお話はするのですが、これから、行政の方で、もっと特色を出していけるように、いろいろなサポートをしていきたいと思います。

参加者 おっしゃるとおりで、中央道路を中心に飲食チェーン店が多くて、最近、よく地産地消と言いますが、地元の物を食べられる店が鈴鹿には少なくて、三重を売っている会社は少ないし、鈴鹿の方も三重を売りにしている方は少ないと思います。

市長 車が発展してきたまちなので、電車網が発達していないのは確かですが、バスも皆さんがもっと利用していただければ、本数も増やすことができるかもしれませんが、圧倒的にバスを利用する方が少ないです。三重県自体が、あまりバスが発達する土地柄ではないです。いろんな所から来ていただいて利用していただくと、バスも発展すると思います。車で移動することが多いので、バスの路線はかなり少なくなってきています。私たちが子どものころは、もっとバスが走っていたと思います。

参加者 昔は、バスがもう少し走っていたと思います。電車よりもバスに乗る事が多かったです。電車は中学生になるまでに、数えるほどしか乗った事がなかったので、電車よりもバスに乗った記憶があります。

市長 世代は先輩になりますが、西部地域の舘部長はいかがでしたか。

地域振興部部長 私も西部の方に住んでいまして、確かに車社会で育ってきていますので、公共交通機関については、特に不便も感じずにいましたので、C-BUSが走り始めた事で逆に驚いていました。そのような土地柄で生活をしてきていますので、皆さんのいろんなご意見を聞かせていただくと、私も歳をとってきましたので、これからの行政を担っていただく※※※※には、そのような視点も持って行政を運営していただきたいと、しみじみ思いました。
 あと、道路の整備についてもお話が出ていますが、冒頭にも市長が申し上げましたように、鈴鹿市では地域づくりを進めています。今、鈴鹿は元気なまちだと思っていただいていると思いますが、人口の減少がどんどん続いていて、高齢化も進んでいます。市の財政も、このまま続かないという状況で、それに向けて、20年後30年後の鈴鹿市をどうしていくかというところも、今日、庁内で会議もしましたし、自治会の中でも、これからの地域づくりはどうしていくのかというお話を講師を迎えて勉強もしていただきました。そんな点についても、若い皆さん方からは、なかなか関心が薄いかとは思いますが、高齢者の視点でもご意見も出たと思いますので、行政の方も舵とりをしていくということで、ご理解をしていただけたらと思います。

市長 公共交通のご意見を多くいただきましたが、まちづくりの視点の中で、これから皆さん方もいろんな役割を担っていただかないといけないと思うのですが、その中で、暮らしていくにあたって、子どもを安心して預けられたり、子どもが遊ぶ場所などの情報がたくさんあると仰っていただきましたが、もっと家族を増やしたい、鈴鹿に住んでみたいと思っていただけるようなまちにしたいと思います。

参加者 私は、子どもが二人いまして、上の娘が幼稚園で今度小学校に入学するのですが、私の住んでいる地域は学校の統廃合も進んでいるので、通学させるのにどうなのか心配です。追分町から山本町の椿幼稚園まで通っていますが、庄内も幼稚園が統廃合されていて、南の方でも弓削町の方は、庄野幼稚園が無くなって、加佐登まで通っているような知り合いもいますので、西にいくと、子どもを預けたり、子どもを送り出せるような所の数が減ってきて寂しいと思い、行かしてあげられるのは何処なんだろうと不安になる気持ちは正直あります。

市長 鈴鹿市は、子どもさんの出生数は、数年前までは年間2千人ほどでしたが、ただ、今は、1,700人程度です。年々減ってきています。ましてや、今仰っていただいた西部地域や、御薗や天名、合川などの南部地域も、子どもさんの出生数が少なくて、町内で年間で1人も生まれなかったという年もあるような状況です。でも、一方で、稲生や平田の方では、逆に西部地域に実家のある息子さん方が、家を建てて住んでみえる場合もあって、特に稲生地域は新築のお宅が多くて、核家族化が進んでいて、どんどん子どもさんが生まれて、そちらに保育園や幼稚園が集中しているような状況です。市内の中でも、このように地域間格差が出てきているというのが、今の本市の課題でもあります。どのように線引きをして、どのようにインフラ整備をしたら良いのかという課題はありますが、もともとそのような地域で生活をされてきた※※※※や舘さんは、将来的にもそこへお住まいになられると思いますので、住んでいただく中で、地域のコミュニティを守っていただく立場を担っていただく事になろうかと思います。
 先ほどお話がありました小学校の統廃合は、まだ1校も行っていませんが、幼稚園の統廃合は実際に実施しています。また、1億総活躍、女性が活躍する中で、幼稚園よりも保育所を選ばれる方が、市民ニーズとして、増えてきています。保育所では夜の7時まで預かりますので、そちらに預けて共働きをして、お迎えについても、本市は車社会ですので、車でお迎えに行かれる方が多いので、職場から遠い所でも、あまり送迎が難しくないという現在の鈴鹿市の状況です。市では、幼稚園の幼児教育、保育所の保育の部分について、または、私立と公立の役割分担というものを、市の中でも検討させていただいています。ただし、就学前の子どもさんの保育の環境を、いかに皆さん方のニーズと、人口が減少していることを、どのように併せていくのかは、これからの課題です。また、小学校が統廃合された場合に、今までは、近くの幼稚園に小学校の子どもさんと一緒に通園できていたのが、それができなくなってくると、スクールバスの必要性などが、鈴鹿市の次のステージの課題として出てくると思います。
 また、地域の中で、1人や2人しか生まれていないと、生徒より先生の数の方が多くなってしまうので、財政的にも、集団教育をする中でも、1対1の教育になってしまうので、それが本来の教育に足りていないことになります。もう少し集団生活を求めていくようにしていきたいという考えもありますので、地域間格差やバランスをとっていくためにも、公共交通が大事になってくるということを、今日は改めて認識させていただきました。今後、親になられる世代の方もいかがでしょうか。ここは変えてほしいというようなお話があればお願いします。学童などについてはいかがでしょうか。まだ、そこまでの年齢に達していないですか。

参加者 正直、おっしゃられたように、まだそこまでの心配に行き着いていなくて、目の前の事で精一杯なのが正直なところですが、妻の方からいろいろ聞くと、学童も充実しているし、子どもを育てる面では充実しているイメージを持っていて、それほど危機感を抱いていませんので、この場で何かと申し上げる事はないのですが、今後、子どもたちが生活していく環境の中で、道路整備や学校整備は望んでいますので、そのあたりはお願いしたいです。

参加者 ちょうど先月ですが、弊社の東京にある本社から社内報の投稿依頼がありまして、こちらのNC中日本鈴鹿工場から投稿することになりました。こちらの社長の写真を撮って投稿しようという事で、その時に、こちらは地方地域をアピールしようというアイデアがあり、サーキットの旗とか、いろいろ机の上に飾りました。少し話に出てきたのが、ベルディだったのですが、市のホームページで調べてみたら、著作権などの問題で、あまり使えないような感じでしたので諦めました。あまり詳しく調べてはいないのですが、やはり文章で読む限りでは勝手に使えないようでした。そこで思い出したのは、くまモンは、割と利用しやすいので、あれほどブレイクしていると思いますので、制限を少し軽減していただけると、使う側としても嬉しいですので、もっとアピールをしていただきたいと感じました。

市長 貴重なご意見ありがとうございました。おっしゃるとおりで、ベルディは市制50周年の時に、鈴鹿市のマスコットキャラクターとして作りました。当時、非常に景気の良い時代で、企業さんにも頑張っていただいて、法人税も右肩上がりの凄い時代でした。その時に、市をアピールするキャラクターとして作ったものです。イメージキャラクターですので、現在、流行りのゆるキャラとは部門が違います。作成する際に、手塚治虫の事務所にお願いをして、鈴鹿市のイメージに合ったキャラクターを作っていただきました。ですから、著作権が発生し、使用する際にベルディのポーズも何ポーズかに限られていて、約束の中で使用させていただいています。市の方でも使いづらい場合がありますので、皆さん方には、もっと使いづらいと思いますので、申し訳ありません。その間に、鈴鹿青年会議所のすずか茶んや、鈴鹿社会福祉協議会のかりんちゃんなどのゆるキャラが出てきて、本来、市のキャラクターはベルディなのに、違うところで作られたキャラクターの方が使いやすくなってきています。ただ、ベルディの形自体も、だんだん進化をしていて、いまのベルディは、今の子どもさんにかわいがっていただけるような形になってきています。
 今日は、皆さん方のような働く世代の方々に、鈴鹿の企業で働いて頑張っていただいています。ご家庭を持ってみえる方、これからご家庭をつくられる方、これからも会社の中でご活躍される世代の方々が、いろいろな視点で鈴鹿市の状況を教えていただけたと思っています。
 まずは、安心してまちを歩けるような安全な環境づくり、災害があっても定時に会社に出勤できるようなインフラの整備や対策、または、老朽化している施設を活気のあるうちに整備をする、明るい元気のあるまちづくりのイメージを大切にして欲しいということ、あと、趣味の生活の中でも自転車レーンがあったり観光施設を充実していく事など、いろいろな視点でお話をしていただいたと思います。これからも、ぜひ住み続けたい、働き続けたいと思っていただけるようなまちづくりを、さらに推進していきたいと思います。子育てについては、優しいまちだという事を、ある一方で、大変だけれどもそれほどの不安を感じていないというお話もいただきましたので、私たちが進めている子育て政策や、医療対策についても、これからも取り組んでいこうと思います。
 本市の自慢をさせていただくと、中学校までは完全に給食ですので、皆さん方の子どもさんが小中学校に通っていただく間は、食育の面でもしっかり支援させていただく環境を整えさせていただいています。あと、応急診療所がありますので、年末年始以外は、そちらで対応できるような環境も整えています。また、福祉医療費助成制度を見直して、4月からは3歳までは窓口無料化とさせていただきます。放課後児童クラブ、保育所などの環境も一つずつ整えていますが、サービスは皆さん方に使っていただいて初めて成り立つものですので、ぜひ情報収集をしていただいて、ご利用いただきたいと思います。その中で、何かあれば、行政にお話をしていただいり、折角のベルネットの会員の皆さん方ですので、横の繋がりも活用していただければと思います。職種の違う皆さん方が、直に意見交換ができるというネットワークづくりは、これからも重要だと思いますので、ぜひ、年に何度か活動していただいて、この絆を深めていって、これからもご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げて、まとめとさせていただきます。本日は、本当にありがとうございました。

※この会議録は、要約しています。

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