第4回「図書館ボランティア」
- とき
- 平成30年2月6日(火曜日)17時10分~18時40分
- ところ
- 図書館2階 視聴覚室
- 参加者
- 図書館ボランティア 12名(男性4名、女性8名)、市長、その他関係市職員
今回のミーティングで出た主な意見
- 図書館の利用について
- 図書館の改修について
- 公共交通機関の充実について
- 本を大切にすることについて
- 図書館の利用者数を増やす方法について
1 開会のあいさつ(事務局)
皆さま、こんにちは。本日はご多忙な時間に、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきまして、本当にありがとうございます。私は、本日の司会を務めさせていただきます、市民対話課長の植田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、この鈴鹿(まち)づくりミーティングは、市長自身が最も大切に考えております「対話と協働」を進める上で、重要な事業でございます。このミーティングは平成23年度より回を重ねてきまして、各地域の皆さまや各分野で活躍されている団体の方々と意見交換を行ってきました。本日の市長ミーティングが、本年度4回目となります。どうぞよろしくお願いします。
それではまず、末松市長から挨拶いたします。
2 市長あいさつ
改めまして皆さまこんにちは。本日はご多忙の中、鈴鹿(まち)づくりミーティングにご参加いただきましてありがとうございます。本日は図書館ボランティアの皆さまにご参加いただきました。本日は休館日ということで、こんなに静かなのだな、と改めて感じさせられました。
さて、先ほどお話がありましたとおり、この市長と話そう鈴鹿(まち)づくりミーティングは、私が市長に就任をして以来、現場の皆さまと直接意見交換をして、できるだけ施策に反映させるために最も大切な事業として開催しています。本日は日ごろの図書館でのボランティア活動にご尽力いただいている皆さまに、活動の課題や子どもたちへの接し方など、さまざまな観点からご意見をいただきたいと思います。
昨今、図書館の利用や図書離れなど、行政課題が浮き彫りになります。読み聞かせを含めてボランティアの皆さまにご協力いただき、少しでも多くの本を愛していただける子どもたちを増やそう、図書館に通っていただける方を増やそうと活動をしていただいておりますので、ぜひ、現場の実際の声を今日は聞かせていただけることを楽しみにしております。「市民にもっと読書に親しんでもらうためには」というテーマで意見交換させていただきたいと思いますので、この後、どうぞよろしくお願いします。
3 参加者自己紹介
参加者 こんにちは。音訳グループ鈴の音の今年度の会長を務めております、※※※※です。よろしくお願いします。鈴の音は、昭和50年から先輩たちがずっと続けてきたボランティアサークルで、今年で43年目になります。主な仕事は、目の不自由な方へ、本の情報をお伝えすることです。市の広報、議会だより、週刊誌などを定期的に発行しています。その他に、個々のご希望のある本をCDの録音図書にしています。市の図書館にも録音図書のCDを収めています。私はまだ若輩者で、このサークルに入会して8年です。とても経験を必要とする作業で、このボランティアサークルは1年研修を受けた後でないと入会できず、入会後も音訳技術向上のため勉強しています。ずっと続けてくれた先輩方に感謝しています。昨年は天皇陛下から緑綬(りょくじゅ)褒章をいただき、みんなで喜び、なお一層頑張ってこのサークルを続けたいと思いました。私もその一助になればと思います。よろしくお願いします。
参加者 こんにちは。鈴の音の※※※※と申します。活動内容は今話されたとおりです。以前から、鈴の音には読み聞かせの活動がありました。それが少しずつ広がり、活動が増えてきたので、目の見えない方へのサービスは「鈴の音」、目の見える方へのサービスは「おはなしえくぼ」というグループに分かれた経緯があります。鈴鹿で読み聞かせをもっと広めたい、子どもたちに読書をしてもらいたいと思い、数十年前から小学校の校長先生と一緒に続けてきました。よろしくお願いします。
参加者 こんにちは。※※※※と申します。同じく鈴の音で活動しています。私は平成元年に入会しました。※※※※先生に教えをいただきまして、いつの間にか30年になります。教えてもらうことが一杯あって、幸せなボランティアだと思います。よろしくお願いします。
参加者 同じく鈴の音の※※※※と申します。よろしくお願いします。私は※※※※さんの半分の15年から16年間活動を続けています。難しい活動だと思いますが、自分のためにもなりますし、視覚障がい者の方のためにもなりますので満足をしています。これからも出来る限り続けたいと思いますし、続けられるボランティアだと思います。
参加者 鈴の音の※※※※と申します。入会して8年になります。私らは、皆さんが読んだものをCD化し、レーベルに筆者の名前などをレイアウトして図書館に納品しています。鈴の音では年会費を集めていますが、最近少しずつパソコンをいただけるようになってきましたので、会費が減ってきたのかなと思いほっとしています。今後もいろんなところから支援いただけるとありがたいです。
参加者 とんとんの※※※※と申します。とんとんは、鈴の音さんと比べますとゆるやかな活動をしています。平成13年から先輩方が活動を始めました。図書館での活動はもう少し前かららしいです。図書館での活動は1カ月1回、日曜日に主に小学生に読み聞かせをしています。一ノ宮小学校で1カ月に2回、神戸小学校で毎週水曜日と金曜日に活動しています。特別に井田川小学校では、一学期間に1回30分のお時間をいただいて、高学年の子どもたちに読み聞かせをしています。全員肩肘張らず、どのような子たちに対しても自由に活動しています。主に、子どもたちの喜ぶ顔見たさで、細々と続けていけるのかなと思います。よろしくお願いします。
参加者 こんにちは。※※※※と申します。図書館では読み聞かせ、お話会の活動をしているボランティアの一人です。私はボランティアを続けて30年くらいになります。図書館では現在、毎週末に来館者がお話会に参加していただけるように、4つ5つのボランティアグループが活動しています。そして、子どもたちに本に親しんでもらい、本を借りて帰っていただくことを目標にしています。それからもう一つ、子ども読書サポートぶっくりんとしては、図書館に来た子どもたちと本をうまくつなげようと夏休みイベントや手作りの読書ノートを配布する活動もしています。どうぞよろしくお願いします。
参加者 こんにちは。同じくぶっくりんで活動しています、※※※※と申します。鈴鹿に引越してきたころに入会しました。鈴鹿に引っ越す前も読み聞かせをしていました。よろしくお願いします。
参加者 こんにちは。図書の修理をしています※※※※です。今日のミーティングに参加しているメンバーは男性ばかりですが、実際は女性が10名で男性が5名です。女性が多いので、今日も参加してほしかったのですが、開始時間の関係でできませんでした。活動日は、月曜日から木曜日の週4日間で、基本的には午前中に活動しています。主婦の方が多いため、日や時間を決めることができないので、時間的な制約を一切せず、都合の良い日や時間に来てもらっています。女性の方を中心にお話ししながら楽しくやっていますので、このまま続けてもらいたいと思っています。よろしくお願いします。
参加者 こんにちは。図書修理の※※※※です。入会して4年目になりまして、週2日くらい図書館に来ています。孫が幼稚園に通っているときに本を見て、修理した方が良い本があったので、それがきっかけで、小学校と幼稚園の本の修理に参加しています。傷んでいる本が多いので、少しずつでも修理をしようという気持ちで参加しています。ここで教えてもらったことを生かせるといいなと思って活動しています。
参加者 こんにちは。※※※※と申します。同じく図書修理をしています。ちょうど6年くらいで、※※※※さんのご指導の基、活動しています。週に一度くらいなので、幽霊会員みたいなものですが、長く続いているのは、楽しく参加しているからだと思います。ボランティアというよりかは自分のために活動していて、手を動かして修理の方法を考えることは頭を使うので、認知症予防にちょうど良く、出来るだけ長く続けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
参加者 こんにちは。図書修理をしている※※※※と申します。この6月でちょうど10年になります。家内が私の後に続いて9年で、夫婦で活動しています。昨年末に小学校の図書室の修理ボランティアの募集がありましたので、サークルメンバー10名のうち中心のメンバーはそちらで活動しています。どちらかというと図書館の方は人員が足りていて、学校の図書室は足りていなかったので、保護者のお母さんと一緒に2名でしています。図書館で8年間図書修理について勉強して図書室へ移り、習得した技術を生かしています。本の受け入れは、図書館ですとブックカバーをしていますが、図書室は全くしていないため、本の傷み方が全く違います。本の修理をする立場から見た本の取り扱いの仕方を、図書委員の子どもたちと一緒に説明をしています。また、図書の修理をしていると、どういった図書が子どもたちに読まれているのか、全く読まれていない本がたくさんあるとか、そういった話を図書の先生や校長先生としています。図書館も大事ですが、私は1年ほど図書室で活動して、子どもたちが図書室で勉強している姿を見ています。子どもたちの読書活動をつぶさに見ることができるので、そのことを何かに生かしていきたいと思いながら活動しています。
5 事務局概要説明
(省略)
6 意見交換(ミーティング)
図書館の利用について
市長 今日のテーマは「市民にもっと読書に親しんでもらうためには」です。昨今、来館者が少し増えていますが、一時期少し減っていたことがあります。皆さまには、この図書館で長くボランティア活動をしていただいております。立場はそれぞれあると思いますが、長い歴史、長い経過を見ていただいている方も多いと思いますので、その観点からどうやったら読書に親しんもらえるか、どうしたらもっと図書館を利用してもらえるか。普段から感じて考えていることがありましたらよろしくお願いします。
参加者 私自身は小さいころから本が大好きでした。なぜ本が好きになったのかというと、近くに本があったからです。毎月買ってもらっていた、小学館の「小学一年生」や「小学二年生」が今もあります。買ってもらうと、それをお隣の子に貸すんです。そしてその子から「少女フレンド」を貸してもらいます。私はたった1冊の「小学一年生」という本で、少年少女の雑誌をほとんど読みました。私の母は教育ママでしたので、家でマンガを読むと怒られました。それでどうしたかというと、本を学校に持ってきてもらって、それを教室に積んで、放課後必死になって読んでいた記憶があります。ですから、いかに身近に本を感じられるかという環境づくりをする必要があると思います。今のお母さんは働いていますし、ご主人のお世話もしていますし、ゆっくりと子どもに本を読む時間がとれないのではないかと思います。保育所や幼稚園では、先生方が一生懸命本を読んでいますが、たっぷり1対1で読むというのは難しいと思います。図書館で子どもは騒ぐものだと思います。大人の方と同じフロアだと、ちょっと声を出すと変な顔をするので、児童書のあるコーナーと部屋を分けて、子どもたちが少々騒いでも問題なくしてもらいたいです。最近、図書館に来ると年配の方が多くて、子どもたちが圧倒されてしまいます。少ししゃべると静かにするよう言われてしまい、とても窮屈に感じているので、部屋を分けるような工夫が必要だと思っています。
参加者 私は今の市民会館のあたりに図書館があったときに行きました。がっかりしてしばらく行かなかったですが、この図書館が開館したとき、大喜びして車で子どもを連れてきたことがあります。そのときは空っぽの図書棚を見て、これがそのうちきれいに埋まる時期が来るのだろうなと思っていました。そのころから、車がないと来にくかったです。そのころは図書館を回っているバスがありました。そのバスを利用して子どもと一緒に来ていたのですが、少しずつ公共交通機関を利用して図書館に来るという事ができなくなりました。最近は車で来ますが、もう少ししたら運転ができなくなります。そうすると、この図書館へ来ることができなくなります。「公民館で希望図書を注文したら?」と言われます。皆さんも同じだと思いますが、いろんな本を手に取って、中を開いて、これは見やすいなとか、これは良いなとか、自分が読みたいものを探す喜びが読書好きな人にはあると思います。当初は、ネットで注文して近くの公民館に届けてもらうのは、ちょっと嫌だなという気がしていましたが、今は大いに利用していまして、十何冊も借りています。
参加者 私は車に乗れないので、今はバイクに乗っていますが、子どもが小さかったときは自転車にしか乗れなかったので、近くの公民館に来る移動図書を頻繁に利用していました。子どもに読み聞かせをするための紙芝居や、自分が読みたい本を借りていました。図書館に来なくても本が手に入る恵まれた状況にいますので、本はたくさん読んでいますが、こちらに借りに来るのはちょっと足が遠のいています。
参加者 私も距離の問題が大きいと思います。鈴鹿は広いです。私は※※※※に住んでいまして、高齢になると図書館まで来る事ができないと思っています。河芸町の図書館の方が近いので、こじんまりした河芸町の図書館を愛用しています。話は変わりますが、新聞を読むコーナーが2階に移りました。それが少し寂しく思います。みんながいるところで新聞を読む方が楽しいと思います。そのため、おじさまたちはコーナーで読んでいますが、1階で新聞や雑誌を読んだり、本を手に取ったりする楽しみがなくなったのではないかと思います。図書館長、どうしてでしょうか。
図書館長 2階に新聞を移した理由はいくつかあります。代表的なものは、新聞が12紙ありますが席が8席しかないため、新聞を読みたい人全員がその席で読むことができず、また、新聞の特等席のような状況になっていたので、その席で雑誌を読む方がほとんどいませんでした。「ここは新聞の席だからどいてくれ」と新聞を読む方々が占領していたこともありました。以前は、1年間分の新聞を1階の書庫で保管していて、過去の新聞を出してほしいと言われると、職員が書庫から出していました。ですが、皆さんに提供できる本を増やしたいと思い、一般の閲覧室にあった本を書庫に入れて、書庫にあった過去の新聞を2階に移しました。コピーコーナーが2階にあり、新聞をコピーしたいという方が多くいることも大きな理由です。また、新聞をめくる音がうるさいという声もありました。新聞が2階に移ったことで席もたくさんとれましたし、新聞を見て勉強する学生さんもいます。ですが、ご批判もいくつかいただいております。
参加者 概ね好評ということでしょうか。
図書館長 困っていた方は静かになって良かったと言っています。
図書館の改修について
市長 ありがとうございました。概ね好評ということですが、利用者の方のご意見やアンケートをとっていまして、総合的にどのようにするのが一番良いのかと考えています。今後リフォームする際にも、どのような環境が良いのか、参考にしたいと思います。
参加者 リフォームの予定はありますか。
市長 本館はだいぶ老朽化してきました。全体をリフォームすることは難しいと思いますが、限られた予算の中でどうするか図書館長たちと考えています。壁を取り外すことなどができるかどうかは、皆さんと話し合いをしながら進めてもいいのかなと思っています。公民館や学校施設など、公共施設の改築が増えているので予算上は難しいです。ですが、社会福祉センターでは中の壁を取り外したいとか、部屋の使い勝手を良くしたいという話があります。皆さんから、こことここの部屋をこうしたらいいというご意見をいただければ、それを基にいろいろと考えたいと思います。
参加者 図書館のトイレを洋式トイレにしてほしいという要望が多いです。図書館全体で男性トイレは4カ所あります。その全部を洋式にしてほしいということではなく、1階の1カ所でもいいので洋式にしてもらえれば、お年寄りの方も利用しやすくなると思います。検討お願いします。
市長 了解しました。全国的にも高齢化が進んでいて、しゃがみづらいということもあります。子どもたちも自宅では洋式のトイレを使っているので、洋式にしてほしいという声がたくさんあります。公民館やリニューアルした市民会館も9割方洋式化して、中のトイレをきれいにしました。多目的トイレを作り、男性も女性も利用しやすくしました。図書館もトイレの洋式化が必要だと思っていますので、しっかりと考えたいと思います。ありがとうございます。
公共交通機関の充実について
市長 先ほど、公共交通機関の話が出ました。図書館までの距離が少し遠いことや、公共交通機関、バスの本数が減ってきていることは全市的な問題かと思います。コミュニティバスが走っているものの、鈴鹿市は自家用車がないと移動しにくいです。その中で、図書館を利用している方は非常に不自由だということを改めて思いましたので、交通会議で検討したいと思います。近くに本がある環境を作るには、図書館に来てもらうための公共交通機関を整備することが大事だと思います。本館は中央道路に面していて、駅から歩いて来る人もいるので、あまり公共交通機関が不便だと聞きませんでした。今日初めてこんなに公共交通機関が不自由だと言われ、納得と思い、考えたいと思います。
参加者 土曜日か日曜日に、各ルートから本館と文化会館の中間くらいを一往復から二往復運行できるようにしてもらえたらいいなと思います。三重交通では難しいと思いますが、C-BUSは市の管轄なので、検討いただきたいと思います。
市長 ありがとうございます。図書館や文化会館などのいろんな施設がありますが、そこに行く手段がないという声は、この2、3年くらい皆さんから多くもらっています。それだけ高齢化が進み、高齢者の皆さんの事故が増えてきました。また、高齢者の方が運転免許証を返還しても、それに代わる手段がありません。幼稚園は統廃合して、幼稚園のスクールバスができないかという声もあります。病院に行きたい方もたくさんいます。これの関係で、公共交通機関の不自由さ、C-BUSをもっと活用したいという声を、この2年くらい特にもらいます。この意見をしっかり都市交通の部署に持ち帰ります。やはり循環型バスですね。他からも言われていますが、図書館からも声が出たと話をして、計画的に進められるように努力したいと思います。
参加者 市長がご存じなかったとは知らなかったのですが、ずっと以前から不便だという声はありました。先ほどリフォームの話が出ましたが、私たちが今ミーティングをしている視聴覚室はどのように有効利用されているのか疑問に思います。この部屋はいらないのではないかと思います。図書館の利用に合ったリフォームの仕方を考えて、新しい図書館にしていただけるのなら良いのですが、それは難しいと思いますので、その辺りから考えてもらいたいと思います。
本を大切にすることについて
参加者 私どもは昨年、約1、600冊の本を修理しました。図書館では、本の返却時に職員が本を確認して、修理が必要であれば私どもに届きます。小学校や幼稚園の本の多くは修理していない状態で保管してあります。私がボランティアをしているところがそうです。幼稚園では、園児が傷んだ本を読んでもそのまま戻してしまいます。それではだめなので、園長先生にお願いして、傷んだ本は先生に預け、それを修理する、という方法をとっています。ちょっとした教育をしてもらえると、傷んだ本が私どもに届きます。完全に修理できるか難しい状態になると本がもったいないです。修理されたきれいな本が増えると気持ちよく読んでもらえます。市から先生へ話してもらって、子どもたちに本は大切だとわ分かってもらえたらいいと思います。少しずつですが、小学校から傷んだ本があるので修理してほしいと話がきます。他の小学校がどうなのかは分かりませんが、私がボランティアに行っている小学校は少しずつ良くなっています。できることなら市から話をしてもらって、少しでも本が気持ち良く読んでもらえたらいいなと思っています。
市長 学校図書や図書室の問題は大きく言われています。早く修理すれば長くもちますが、重ねて使用すると早く傷みます。ボランティアさんが行っている学校はシステムができていると思いますが、そうでない学校もたくさんあると思います。小学校の子どもが気付いたことを把握し、図書を管理している先生たちに、もう少し丁寧に本を見てもらうよう、教育委員会と話をしたいと思います。読み聞かせをしよう、学校のクラスの中でこうやって図書をしよう、本に携わろうとしている中で、図書室は大事になってきます。毎週か、何週間に1回は本の点検する日を設けるよう、教育委員会と話をします。
参加者 私は新聞を読みますので、個人的には良い環境になったと思います。1階は狭かったので、誰かが入ってしまうとすぐに隣で風を浴びながら新聞を探さないといけないですし、人の風というのはなじまないです。2階にはスペースがありますし、今まで使っていなかった台を出してもらって、スペースを上手に使っていただけたのかなと思います。この視聴覚室を上手に使われましたので、次回ももっと上手に使っていただけると思います。本題ですが、文芸春秋の創業者の菊池寛の話を幼少に聞きまして、高松で中学3年生のときに図書館ができたそうです。ちょうど通学路にあったので、昔は図書館は有料だったらしいですが、回数券を月に5銭で会員1号になりました、ということが書いてありました。学校に行くよりも図書館に行ったほうが多かったと書いてありました。環境が良かったのですね。先ほど通学路の話が出ましたが、今はC-BUSがあります。公費で負担しない仕組みが少しずつ増えていますが、C-BUSの費用は使えば使うほど安くなるという事はありません。ボランティアというか昔風に言えば篤志家の方々の知恵とアクションを行政が上手にハンドリングしてくれるとありがたいと思います。また、ここに参加している方の多くは本を読んでいると思います。当然、図書館の本は傷むので、修理することはいいのですが、寄贈を呼びかけてはどうでしょうか。地方によっては亡くなった方が蔵書を寄付することがあるので、そうすれば、家も整理がつくのかなと思います。それから、我々音訳グループ鈴の音は目の不自由な方、視覚障がい者に対して音声データを提供しています。鈴鹿市では3、000人くらい目の不自由な方がいると聞いたことがありますが、我々の広報は20人から30人くらいにしか提供していません。目の不自由な方のリストを提供いただきたいです。目の不自由な方に対して、こういうものを出してますと私たちからダイレクトに伝えたいと思います。視覚障がいの方と話をすると、官庁でいろんな帳簿を出してもらえないので、宙に浮いてしまうよ、ということを言われます。明日から視覚障がい者の方々の世界大会が開催されます。視覚障がい者の方と※※※※さんでニュージーランドに行きます。オーストラリアやニュージーランドは視覚障がい者に優しいと言われています。鈴鹿にいる視覚障がい者の方全員がパソコンが出来て、情報を得ているということを前提にして鈴鹿市の市政が動いていれば別ですが、私たちは20人から30人しか広報を流していないので、あと2、980人はどうなのかと心配しております。
参加者 「市民にもっと読書に親しんでもらうためには」というテーマに戻りますと、先ほどの視覚障がい者の方のことは重要な問題だと思いますが、一般の市民に対しては、どの世代を重点に考えていますか。市民全員ですか。年寄りから子どもたちまでですか。私たちが図書館で月に1回行う読み聞かせの対象は、親御さんに連れてきてもらった子どもたちです。先ほど話に出た、C-BUSを利用することや、図書館に直結するバスを走らせるということで、子どもたちだけでもバスに乗って図書館に通うことができれば、子どもの読書力を叶えてあげられるのかなと思います。小学校で読み聞かせをした際、ときどき先生から感想をいただきます。読み聞かせの後に子どもたちが、「先生、あの本ある?」と聞いてきて、学校図書にその本があれば探しに行き、それを繰り返し読むことがあるらしいです。そういうことを聞くと私たちもうれしいです。子どもたちは気に入った本を読む習性があります。本好きが育てば図書館と学校図書がつながります。テーマを子どもに限定した場合、もう少し図書館に来やすい環境になればいいなと思いました。ただ、子どもたちは塾や約束ごとでとても忙しいです。また、親がゲーム世代だと、親が本を読まないので子どもも本を読みません。その隙間を埋めるのが読み聞かせです。一人でも多く、本に興味を持つ子どもが増えればいいなと思って活動しています。
図書館の利用者数を増やす方法について
市長 どの世代がどれくらい図書館を利用しているか、図書館長わかりますか。
図書館長 図書館で発行している図書カードには、利用者の年齢が登録されていて、本を借りた人数を記録しています。ですが、親御さんがお子さんのカードを利用して二人分の本を借りると、一人しか来ていないのに子どもさんも借りたと記録されるため、適正な利用者数ではありません。市長が話されたように、利用者が少しずつ減っているので、平成26年度からいろんな事業を行い、現在は利用者は増えています。特に、江島分館開館後は、分館の利用者はとても増えています。反面、本館の利用者は減っていますが、今年度は合計すると増えています。江島分館は小さな図書館なので、利用者を把握できます。親御さんがお子さんを連れて来るので、お子さんが本に接する機会は増えています。これは、読み聞かせをしていただいている「ぶっくま」さんと「母母本(かかぼん)」さんのお力添えが大きいからだと思います。今年度のアンケートには、江島分館はとても落ち着いて利用できることや、季節によって飾りつけを変えていますので、それを見て楽しみながら利用してるというご意見をたくさんもらいます。それを見て、私たちも喜んでいます。本館は、学習室を利用するため、若い世代が多く利用していますが、本を借りることには結びついていません。そのため、若い世代を対象に図書館の楽しみ方を知ってもらう目的で「不思議の国のアリス」のイベントを行いました。2年間で3回行いました。イベントに参加する中で、図書館の利用方法を覚えてもらうことや、館内を探索することで、図書館に興味を持ってもらうことができたかなと思います。ですが、読書につなげるためには、もう少し時間がかかるかと思います。図書カードの利用記録によると、30代、40代の利用が一番多く、次いでお子さんとなっていて、中高生になるとぐっと少なくなっています。学校でも危惧されているかと思いますが、小学校では読書をしていても、中学校では不読率が高くなり、高校では本を1冊も読まないお子さんが多くいると聞きます。学校と連携して図書館で作者の方を呼ぶイベントなどを行うことで、図書館に来たら良いことがあると思ってもらえたらいいなと考えています。
参加者 「ぶっくりん」さんと「トントン」さんにお伺いしたいんですが、読み聞かせをする本はどうやって選んでいますか。自分の本ですか。
参加者 図書館で借りる人もいますし、自分の本を使用する人もいます。ボランティア目的のため、多少長く借りることができますが、繰り返し練習をするので、自分の本を使用することが一番安心できます。
参加者 なぜ伺ったかというと、10分間の読み聞かせをした際、子どもたちの反応を見て、興味を持っている子がいたら、この本は図書館で借りたと紹介してもらうといいなと思ったからです。
参加者 特に小学生は目の前ですぐ反応が出ますので、そのような案内はしています。最初はあまり興味がなさそうでも、少しずつ聞いてくれます。その本が学校になければ図書館に行ってくださいねと案内しています。
参加者 自分の本ではなく図書館の本で読み聞かせをすれば、子どもたちを図書館へ案内しやすいかと思いますが、難しいでしょうか。
市長 私も読み聞かせをしたことがあるのですが、練習がとても大変です。特に大好きな本だと、たくさん練習しないと読み聞かせをする子どもたちに失礼だと思ってしまいます。本への愛着や愛情を持っていただいている方が読み聞かせすることで、本に親しみを持ってもらい、本の話についての意見を引っ張り出すことはとても大切で、大変頑張っていただいてますので、ぜひ続けていただきたいと思っています。
参加者 私どもが作っている録音図書は、CDにして図書館に納めています。ところが、そのCDがどこに置いてあるかわりません。索引で探し、職員に出してもらうよう伝えないといけません。また、視覚障がいの身体障害者手帳を持っていないと借りることができません。しかし、テレビを観るよりもラジオを聴く方が楽な人もいます。限定した方にだけ貸し出すのではなく、字が見えにくくなっている高齢者や、子どもたちまで広げてほしいです。一冊の文庫本を通しで読むのに10時間前後かかります。それを音訳している人と校正する人とデイジー編集する人がいます。一冊の本を完成させるのに3人から5人が協力しています。3カ月や6カ月、場合によっては1年ほどかけてCDになっているものが結構あります。利用されていないことがとても残念で、なんとか利用者の枠を広げられないかなと思っています。
図書館長 貴重なご意見ありがとうございます。以前の著作権法では、本を音にする際の規制がとても厳しく、視覚障がいの身体障害者手帳を持っている方に限定していました。しかし、視覚障がいの方に限らず、手の不自由な方も音から聞いた方が良いかと思いますし、障害者手帳を持っている方だけではなく、例えば医師の診断書を持っている方や学校の特別教室に通っている方も利用できるよう変更しました。しかし、無料でCDやテープを郵送するサービスは、視覚障がいの手帳を持っている方に限定しています。CDがどこにあるかわからないというご指摘ですが、閲覧室に置く場所がないので書庫にあります。こういった本が借りたいというご希望に応じて書庫から出してきます。本のリストなどを用意して、本を探しやすくできるよう改善していこうと思っています。
参加者 年に1回、障がい者のふれあい広場というイベントがあって、そこに私どもも1コーナー設けています。子どもたちがレシーバーを耳に当てて、録音されているものを聴いたり、実際にパソコンを使って録音をする体験教室をしています。目の色を変えて、親がもう行こうと言っても動かない子どもたちが結構います。そういった姿を見ていると、図書館にもレシーバーでCDを簡単に聴けるコーナーがあれば、もっと利用すると思います。
市長 ありがとうございます。せっかくなので、ぶっくりんさんにぜひ一言二言お話をいただきたいと思うのですが、どうでしょうか。
参加者 お話を聞いていて、皆さまがボランティア活動をとても頑張っていることがわかりました。また、図書館の職員の方も、図書館をより良くしていこうと頑張っていることも知っています。でも、皆さまの言ったことを叶えるためには施設を直さないといけません。トイレや公共交通機関のことも大事ですが、使いやすい図書館でないと利用してもらえません。子どもたちが校区を越えて来ることはとても大変で、親御さんに連れて来てもらわないといけません。たくさんの親御さんに来てもらうためには、すてきな施設でないといけません。今日ミーティングをしている視聴覚室は、空調によって寒くなったり暑くなったりするので直してもらわないといけません。また、子どものイベントをしようとしても、非常口が一つしかないためできません。ロビーもイベントができるような場所ではありません。赤ちゃんの着替えやおっぱいをあげることができる設備がありません。コーナーはありますが、ショッピングセンターには負けてしまいます。足りないものがたくさんあります。市民20万の内、3割の6万人くらいしか図書館に来ていないので、市民にもっと来てもらい、読書に親しんでもらうためには、施設を直して便利にしないといけないと思います。
参加者 市民にもっと読本に親しんでもらうためには、家の中に本があるかどうかが一番重要だと思います。親御さんが家で本を読んでいると、自然に子どもたちもその本に手が行きます。親御さんが図書館へ行く中で、その子たちも本を読んでくれたらうれしいです。家の中に本がなければ、子どもたちの生活に関わることがないので、成長しても本は読まないと思います。
参加者 先ほど、子どもたちにこの本は図書館にありますよ、と紹介したらいいとおっしゃいました。ですが、借りたいと思っても、親御さんに連れて来てもらわないと図書館に来られません。鈴鹿市はとても広いので、分館を造らないといけないですし、移動図書館バスを走らせないといけません。それから、本を直すことで本を大事に使うことを教えないといけません。学校の図書室で、司書の方に読書教育をしてもらわないといけません。身近に本を置いてもらうためには、親御さんらに図書館へ連れて来てもらうことが一番大事です。子どもたちはきれいなところや物が好きです。図書館をきれいに、便利に直していただきたいです。また、本を大切にしていくことは、修理ボランティアの方がしてくださるきれいな本がちゃんと並んでいることだと思います。
参加者 ※※※※のボランティアに携わってから、旅行に行っても図書館に入ることがあります。2カ所行きまして、いずれもツタヤが運営している図書館でした。一つは、イオンモールの直近のところで、イオンモールに車を停めて来ている方もたくさんいると思います。もう一つは、駅と図書館が直接つながっていました。両方とも備中高梁市と佐賀県の武雄市という町で、大きな町ではないですが、平日でも多く人が利用していました。それから、日曜日に行ったところでは、中学生や高校生、子どもたちもたくさん利用していました。カフェも常設されていて、立地の影響は大きいと思います。交通のバスが減っている中、図書館にだけ来てもらうのは難しい話で、図書館のリニューアルよりも別のところにお金をかける必要があるかと思います。図書館には全く読まれていない本が結構あると思いますので、もう少し子どもたちが読むような本を置いてもらったほうが良いと思います。そうなると、漫画などに集中してしまうかもしれません。もちろん、漫画は悪いわけではなく、漫画は早く卒業して、字面の多い、文字しか書いていない本に進んでほしいと思います。それが本に携わるものとしての正直な思いです。小学校5年生、6年生になってもビジュアルのついている「かいけつゾロリ」やアニメの本を読んでいると、自分で想像することができない読書になってしまいます。読書活動というのは、字で読んで、自分でイメージして、発表をしたり、感想文を書いたりして、自分の意思に変換することだと思います。私がボランティアに行っている小学校は、10年前くらいに読書活動で文部大臣賞をもらってます。読書感想文は三重県の最優秀賞で4名選出されています。それがどうしてなくなってしまったのかが残念です。先生方は変わっていってしまいますが、読書活動の伝統が引き継がれていたら、こんな状況になっていなかったと思います。現在の小学校1年生、2年生の担任はベテランで、強制的に読書させています。子どもたちが読書を全くしないのであれば、強制も必要だと思います。今の家庭では、お子さんが自分で本を読むという環境は育たないと思いますので、読み聞かせや先生の働きが大事だと思います。
参加者 新しい館長はいろんな活動を一生懸命にやっていただいて、とても関心しています。我々もやりがいがあります。ですが、いろんな活動をしたり、建物を改装するには費用が必要です。市長が先頭に立って、そういった活動を後押ししてほしいです。予算を審査する議員さんに、少しでも皆さんの要望が通るような活動をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
参加者 江島分館は多くが子ども対象の本です。高齢者施設では、紙芝居の読み聞かせが喜ばれます。最近、「金色夜叉」が図書館に置かれたと聞いて喜んでいますが、江島分館にはあまり高齢者対象の本がありません。昔の民話を本館で借りていますが、江島分館にも高齢者向対象の本を置いてもらえると、わざわざ借りに来る必要がなくなります。それがお願いです。
図書館長 江島分館に置いてある本は9割が子ども対象ですが、大人対象の本を充実させるため、会議室を改修して、閲覧室を広くとりました。一般の本を購入できる予算を配分しています。少しずつ、本が増えていくと思いますので、気長に待っていただきたいと思います。
参加者 私も本の修理を担当して14年になります。14年間で図書館長さんが何名か変わりました。中にはあいさつをしてくれない図書館長さんもいました。図書館長さんは3年か4年で変わると思いますが、今の図書館長さんも3年目か4年目くらいだと思います。今の図書館長に代わってから、図書館の雰囲気は変わりました。去年の10月か11月ごろに職員さんとボランティアでお話会をして、双方から、図書館長さんはよくやってくれているので長く続けてほしいなと言っていました。そのような実績があるので、どの職場も専門職だとは思いますが、文化的なセンスが必要だと思いますので、3年や4年周期で変えるのではなく、ちゃんと基礎を築いてもらって、図書館長の下に副館長つけて、8年くらい続けてほしいと思います。
市長 たくさんお話をいただきましてありがとうございました。そろそろ時間なので、話をまとめたいと思います。今日は、それぞれの年代や立場で、いろんな角度から、この図書館の利用に限らず、どのように本に関わって親しんでいただくかということについて、いろんなご意見をいただきました。本当にありがとうございました。皆さまの話を聞いていて、子どもが生まれたときには、絵本をたくさん読んだり見せたりして子育てをしたなと思い出しました。子どもたちにどのようなものを見せたいか、感じてもらいたいかを考えて読み聞かせをし、子どもたちが楽しく感じると、初めてその本を手に取ります。愛着を持って何度も同じ本を読むと、少しずつ本が傷んでしまい、その本を修理する必要が出てきます。そういうサイクルの中で活動している方が今日は集まり、学校や図書館のこと、そして高齢者や目が見えない障がい者の方たちについても、本当に幅広い年代、世代の方にご意見をいただきました。この図書館は昭和56年に開館しました。当時、ここは鈴鹿の一等地で、商工会議所が建設されて、中央病院が移設される、一番メインの道路に図書館という大事な施設を建設しようと、当時の市長らが都市計画を立てたのだと思います。近くに文化会館もありますので、文化活動の拠点にもなります。図書館に来ていただく方たちも増えていますが、図書館は老朽化して年をとってきます。まちも年をとることで、バスに乗る方が減り、バスの本数も少しずつ減っています。ここに近鉄電車の駅はできませんので、公共交通機関をどうするかというお話や、図書館のリニューアルや建替え、環境整備のお話もいただきました。鈴鹿市は現在、総合計画2023を基にまちづくりを進めています。5年後には図書館が変わっているという約束はできませんが、まちが変われば、それに伴って利用者の意識も変わりますし、利用の仕方も変わります。どうしたら、利便性が良くなるのかというご意見を十分にいただきました。指定管理者制度や民間活力導入などのご意見についても、担当部局のみならず、全庁的に検討をして、それをしっかり反映できるよう努力したいと思います。図書館長の人事についての話が出ましたが、全庁的な人事はいろんな話に係わります。ですが、図書館や芸術的なセンターや文化施設には、それだけ専門的な知識を持った方や学芸員の方の育成が必要で、専門的な方の民間活用についても議論していきたいと思います。職員が変わったとしても、図書館の職員とボランティアさんたちの話合いができる場所づくりが大事だと思います。そのシステムや関係性は変わらないように、引き継いでいきたいと思います。今日は長時間にわたり、寒くなったり、暑くなったりして、本当に申し訳ございませんでした。子どもたちや女性の方が来るような施設にするよう、しっかり考え直したいと思います。今後とも皆さま方のご支援、またボランティアに対しての活動を応援していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
※この会議録は、要約しています。
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