第3回「清和のもり」

ページ番号1006378  更新日 2024年1月23日

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とき
平成29年11月22日(水曜日)19時~20時30分
ところ
清和公民館ホール
参加者
清和のもり 12人(男性4人、女性8人)、市長、その他関係市職員

今回のミーティングで出た主な意見

  • 活動の企画・実施について
  • 若者の参画について
  • 体験型の活動について
  • 研修会の実施について
  • 放課後子ども教室間の交流について

1 開会のあいさつ(事務局)

 皆さん、こんばんは。本日は、皆さんご多忙な時間に、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきまして、本当にありがとうございます。
 私は、本日の司会を務めさせていただきます、市民対話課長の植田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、この鈴鹿(まち)づくりミーティングにつきましては、市長自身が最も大切に考えております「対話と協働」を進める上で、重要な事業でございます。そうした中で、このミーティングも平成23年度より回を重ねてまいりまして、各地域の皆さまそして、各分野で活躍されている団体の方々と意見交換を行ってまいりました。本日の市長ミーティングが、本年度3回目となります。どうぞよろしくお願いします。
 それではまず、初めに、末松市長から挨拶いたします。

2 市長あいさつ

 改めまして皆さんこんばんは。本日は清和のもりの皆さまにご多忙の中、鈴鹿(まち)づくりミーティングにご参加いただきましてありがとうございます。また、平素より本市の市政運営に関しましてご理解・ご協力を賜っておりますことに感謝を申し上げます。
 さて、先ほどお話がありましたとおり、この「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」は、私が市長に就任をして以来、最も大切な事業として開催しております。直接皆さまと対話しご意見を聞かせていただき、それを政策に反映していきたいという趣旨でこのミーティングをさせていただいています。
 本日は直接皆さまの声を聞かせていただける大変すばらしい良い機会だと思っておりますので、ぜひ忌憚のないご意見を聞かせていただければと思っております。
 さて、鈴鹿市では平成25年に鈴鹿市というまちをイメージをする「さぁ、きっともっと鈴鹿。海あり、山あり、匠の技あり」というキャッチコピーを作成しました。このキャッチコピーは、鈴鹿サーキットからイメージしたモータースポーツのまち、あるいは伊勢湾から鈴鹿山系に広がる自然に恵まれたまち、そこから生まれる農水産物、伊勢型紙、鈴鹿墨などの伝統産業、また製造業も盛んなものづくりのまちというような鈴鹿にとてもふさわしいイメージキャッチコピーです。このイメージキャッチコピーを掲げながらシティセールスを行っているところですが、それに併せて平成24年からは鈴鹿市まちづくり基本条例も施行させていただいておりまして、その中で地域コミュニティを中心に市民活動を活性化するために本年も取組みをさせていただいておりますけれども、地域づくり協議会というものを各地域に立ち上げるために皆さんのお世話になっています。地域づくりやシティセールス、または文化活動についても、舞台発表など公民館でしていただいておりますが、そういった生涯学習も含めた取組みを進めていくことに、皆さま方とともにこの鈴鹿市を発展させてまいりたいと思っております。今後もよろしくお願い申し上げたいと思います。また、本日は皆さま方には放課後子ども教室で大変お世話になっておりまして、その活動についていろいろな課題があるかと思っておりますので、ぜひ子どもたちのこれからの放課後子ども教室をもっともっと充実していくためにも皆さま方からのご意見をお聞かせいただければと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

3 参加者代表者あいさつ(※※※※様)

 コーディネーターをさせていただいております※※※※です。よろしくお願いします。清和のもりは市の放課後子ども教室ということで平成19年度より開校され、今年で11年目になります。最初は1年生から6年生までおりましたが、行事の関係で金曜日になりまして、現在では1、2年生を対象にした子ども教室になっております。毎年大体30人くらいが入り、卒業されていきます。11年で約350人くらいは清和のもりから巣立っていったということになります。活動内容といたしましては、地域の方との交流、子どもたちの学習、それから体験、工作とかそういったものを実施しています。その中で、安全な居場所づくりということを確保して、子どもたちには「清和のもりに来週も来たいな」という気持ちになるような活動を目指して、私とサポーターさん合計14名で頑張っております。
 清和のもりは、他の場所とは違いまして、非常に恵まれた環境にあります。小学校と隣接しており、廊下伝いでこちらに来られますし、小学校の先生との連携も非常にスムーズにさせてもらっています。なによりもこちらには「清和の森」という立派な森がありまして、本当に子どもたちがのびのびと活動できる場所で、環境を生かして他の教室とは違って特色があります。ここではどんぐりを拾ったりとか落ち葉をとったりとか、そのようなことを取り入れた活動をさせてもらっています。それだけではなく、私たちは子どもたちを育てる上で、やはりお預かりする以上はこの子たちのマナーも大事になってくるので、「知・徳・体」というバランスのとれた子どもにしたいということを大事にしておりまして、子どもたちに目を届かせながら、ここは遊ぶところではないのだと、それぞれが集団の中で活動する中でそういったことを学習していく場所だということを伝え、日ごろからサポーターさんにもいいところを褒め、これはおかしいねというところは指摘してもらいながら、良くしていこうとお願いしています。形式的にはなりますが、あいさつをしましょうとか仲良くしましょうとか人の話を聞きましょうとか、あるいは整理整頓をしましょうとか、外に行くときには帽子をかぶりましょうとか、そういうことを毎回確認しながら子どもたちにも5つの約束ということでこういう約束事を決めながら活動させていただいております。
 一番ありがたいのは、私一人では何も出来ないんです。ここに来ていただいているサポーターさんは経験もあるし、地域の方ですし、子どもたちのことも知っています。そういった方で協力いただいているので本当に和気あいあいとスムーズに運営させていただいています。そして、公民館の館長や二人の職員の方も清和の森に対して協力的でして、私たちが本当に忙しいときは駐車場にいていただいたり、受付に入っていただいたりとか、手が一杯だと少し空いた時間にこれだけしてあげるわ、というように事前準備をしていただくそういった協力もありまして、車で言えば、両輪のような活動をして支えてもらっていますので、そういった面では本当に感謝しています。
 会をする時にも意思疎通が大事だということで、毎回始まる前と終わりには今日あったことや気づいたことや気をつけることを、報告・連絡・相談を大事にしながら活動を進めています。もちろん、親御さんが僕らに任せたら終わりというわけではなくて、なるべく親ごさんにも活動に来てほしいということをお伝えしています。来ていただけるものについては、保護者の方も一緒に来ていただいて見ていただくようにしています。最後にはお茶会というのがありまして、子どもたちがお茶を立てて、子ども同士の交換、そして親ごさんにもお茶を振舞ってというそういう活動を通して、子どもさんの様子を親御さんにしっかり見ていただく場所も提供させていただいております。
 まだまだ11年目ですけども、子どもたちも1、2年生でこれからどう成長していくかわかりません。ただ、ここで撒いた種が大きく将来伸びていって、この子たちがまた清和のもりに帰ってきてもらう、そういった子どもたちの将来の姿を夢見て、自分としては子どもたちの活動を通して期待しているところです。年間28回という回数なんですが、これからも市長さんもおっしゃいましたが課題もあります。私たちだけではなかなか解決しない課題もありますので、そういったところをサポーターさんからもご発言いただいて、またこのミーティングのなかで課題が出てくると思いますので、そちらについてもご支援いただければありがたいかな、というように思います。どうぞよろしくお願いいたします。

4 参加者自己紹介

参加者 ※※※※と申します。ここからすぐ歩いて2分くらいのところに※※※※公園があるんですが、その隣です。いま紅葉がきれいですし、春は桜が咲きますし、公民館が近いという事が一番です。私は、10年位前に二人目のコーディネーターをしていた方と一緒に民生委員をしていて、その方に誘っていただいて加入しました。とても勉強になりましたし、本当に良かったと思います。それから私は子どもたちと遊ぶのが好きなんですが、どちらかというと外のほうが好きなものですから、今日は外で遊ぶというと子どもと一緒に飛び出して行って、今は縄跳びかドッジボールとかそういうことをしていますが、子どもさんはとても動きが速いものですからけがしないように気をつけてやっています。

参加者 ※※※※です。よろしくお願いします。清和のもりに入会してから2年半になります、このメンバーでは一番新人です。先輩から教えていただいて、子どもたちと接しています。今日は貴重なご意見を聞くということなんですが、2年半ほどの経験なのであまりたくさん言えないですし、私のことだけ話させていただきます。毎回いろいろな趣向で、工作とかいろいろ行事をやってまいりまして、やるたびに子どもたちから「おじさんがんばれ」ってエールをもらいます。年寄りだからそういうのに乗せられてがんばっていける。子どもたちに何かを与えるのではなく、自分が何かをもらっているような気がしてありがたく思っています。元気な限り永くこの活動に携わっていきたいと思います。

参加者 ※※※※と申します。私は学童保育とか保育所とか、地域の子どもさんのこと、ブラジルの子どもさんの事とか、そういうことに関わりながら、その流れの中でここに居させてもらっています。子どもさんと関われるということは人生の中で一番大好きなことで、永く関わっていけたら良いなと思っています。

参加者 こんばんは。三日市の方から来ております※※※※です。清和のもりができた時から参加させていただいております。子どもと活動することを一番楽しく思っています。今日はよろしくお願いします。

参加者 こんばんは。※※※※と申します。普段は商売をしていまして、子どもと遊ぶということはあまりないのですが、ガールスカウトのリーダーを30年しておりまして、子どもと関わるのが大好きで、ガールスカウトでやっていることをまた清和のもりで出来ることがあればということで提案しております。先日、ペットボトルで作ったロケットを飛ばしました。初めは失敗しましたが、100メートルくらいまで飛んだときに子どもたちが、「うわーっ!飛んだ飛んだー!」って喜んでいるその声がすごく好きで、また次もがんばろうと思います。また、まちで「リーダーさん、こんにちは」とか「ボランティアさん、こんにちは」とか言ってくれてることが、自分の生活の糧になっているような気がして、またがんばりたいなと思っています。よろしくお願いします。最初から関わっていますので、生き字引きと言われております。

参加者 こんばんは。※※※※と申します。三日市ですので、学校のちょっと東なんですが、すごく近いところです。

参加者 ※※※※といいます。算所四丁目の自治会の役が終わりまして暇しておりまして、なにかやらなきゃいけないなと思いまして、救急箱をもって初期治療をする消防本部のファーストエイド(応急治療)上級救命をいただきました。※※※※も先日10周年記念で表彰を受けました。住宅環境ボランティアもやっておりまして、鈴鹿自助具クラブ「ダブルシュークリーム」にも加入しています。それから学校運営協議会の環境ボランティアとして畑を耕したりと毎月※※※※さんと一緒に動いています。私には孫がいないんですが、突然孫ができたような状態で、孫がたくさんできまして「※※※※」と呼ばれまして、あちこちで顔を合わせますと「※※※※」と呼ばれまして、みんながエッという顔で見られますが楽しくさせていただいています。ですから、ファーストエイドにしても、環境にしても、自助具にしても、自助具は今、出前授業で神戸とか一ノ宮とか学校を回って授業をやっていますので、その辺の話をするチャンスもあるということでお世話になっています。

参加者 ※※※※と申します。算所から参りました。最初からお世話になっています。よろしくお願いします。

参加者 こんばんは。※※※※です。三日市からです。私も最初からでして、清和のもりだけではなく、家に犬がいるんですが、夕方の散歩に出てくると「清和のもりのおばさんや!」と言って声をかけてくれる子どもさんがいたりとか、清和のもりを卒業していった高学年のお子さんでも「清和のもりで一緒に遊んだな」と言ってくれることが、やっぱり私たちにしてみると励みになるというか、一生懸命がんばって子どもさんと接するということが自分も楽しいですし、子どもさんもちゃんと覚えていてくれるんだなということで、これからもがんばっていきますのでよろしくお願いします。

参加者 こんばんは、※※※※と申します。私は転勤で鈴鹿に来たんですけども、子どもが大きくなってきてから三日市に住んで、地域のことがわからなかったのでこの公民館で清和のもりを紹介いただきました。おかげで地域の方とも交流ができてよかったなと思っています。

参加者 こんばんは。※※※※と申します。よろしくお願いします。以上です。

5 事務局概要説明

(省略)

6 意見交換(ミーティング)

活動の企画・実施について

市長 先ほどの自己紹介の中でいろいろなお話をいただいた方、その中でも活動に対する思いであるとかやりがいであるとか楽しさとかうれしさとか少しでしたがお話いただきました。そういったことを含めて、毎週金曜日に年間28回開催するということは大変な事だと思うのですが、たぶんその週によってメニューも活動内容も違うでしょうし、いろいろな形で皆さんが得意分野に携わっていただいたり、天候によっては外に行ったり、あるいは室内でやったり苦労もあるかと思うのですが、毎週開催する為に、どのように話し合いしながらその日の活動を積み上げていくかとか、その辺のお話を聞かせていただけると参考になるのですが、いかがでしょうか。

参加者 私もコーディネーターをさせてもらって5年になるのですが、私も最初はサポーターとして活動していました。コーディネーターになり立案もさせていただくことになり、過去の活動を確認し、子どもたちにもアンケートをとらせていただいて、知・徳・体のバランスが取れたほうが良いかと思い、工作や運動的なものもあるし、自分で勉強するというときもありますし、そういったバランスを考えながら28回を組んでいるわけですけども、私が案を出して、時期に合わせて。2~3月だと雛人形とか7月だと七夕集会のようなその時々のことをやったり星を見る会をやったり、季節によって企画しています。なるべく同じ物が重ならないように活動を変えていったり、雨の日や寒い日もありますし、そういったことを加味しながら立案しています。立案をするときが一番大変で、出来てしまえばずっと流れていくんです。6月から始まりますが、5月に子どもたちの募集をさせていただいて、5月の中ごろくらいからサポーターの方にこういった活動をやりたいのだが、どうでしょうか、ということを出させてもらいます。皆さんのご稟議をもらって、この時期はこれに変えようとかこれを売りにしましょうというように計画を組みまして、さらに学期ごとに見直しをします。大体、一学期だと6・7月の2カ月分を作りまして、その活動の詳細を検討していくことになります。この時にどういうものを準備しなくてはいけないとか、子どもたちにどこまでさせようとか細かいことをお話いただくことができますので、なるべく事前準備する内容はみんなで話し合いして、共通理解をしていただいてスタートするというのが一番スムーズなので、そのような活動をしています。皆さん、特技があるんです。物を作るとか料理をするとか、子どもを遊ばせるとか物を直すとか、非常に特技を持っている方がたくさんいらっしゃいますので、私一人だと全然できないんですが、本当に手早く準備をしていただくことができるスタッフがそろっており、恵まれています。おかげでこの活動を組んだ後はスムーズに実施させてもらっています。一番大変なのは2年ありますので、同じメニューを使うときも若干変えたいなというところもあるし、子どもたちがこれは絶対したいという思いもありますので、取捨選択しながら今年はこれにしようと、その代わり来年はこれをやろうかな、とそういう計画を立てながらやっています。最初の計画がないと、また終わってからどうだったという反省と、来週これをやるから準備を何時からお願いねというようにしていただいていますので、比較的運営面ではスムーズにやっています。公民館の事務所の方も本当に協力的で、会議の日もそうですけども、公民館職員の3人の方が手助けしていただいて支援をしていただいています。

市長 1回は大体何時間くらい子どもさんたちを放課後子ども教室で預かっているんですか。

参加者 1時間半くらいです。

市長 1時間半に凝縮しながらやっているんですね。1回にどれくらいのお子さんがいらっしゃるんですか。

参加者 43名です。

市長 43名全員が毎回来るんですか。

参加者 40名くらいは常にきてもらっていますね。

市長 休まず。すごいですね。そうすると本当に来るのが楽しくって。

参加者 週末の金曜日にも関わらず、子どもたちのパワーに圧倒されています。

市長 何時から準備するんですか。

参加者 大体15時くらいから16時半くらいまでです。

市長 学校終わってからですもんね。15時から1時間半で。失礼な話になるかもしれませんが、登録が43人と聞いていましたので、もしかすると毎週来るという事ではなく30人くらいの子が入れ替わり立ち替わり来るのかな、と思っていました。毎週来るのはびっくりしました。ぜひ一度寄らせていただきたいです。それだけ毎週金曜日に来るとなると、卒業することをいやがりませんか。

参加者 大好きな子は3年生になってからも来たいと言っています。

参加者 うちの子も3年生になるんですけども、もう1度来たいと言っています。どうして6年生まで参加できないのかと言われるんですけど、1年2年だけでも大変なのに、6年生はねえ。

市長 1年生というのは保育園や幼稚園から環境が変わって、ここで社会の一歩を踏み出す支援をしていただいているのですから、相当ご苦労だったり大変だと思うのですが、1年生の6月からスタートして、6~7月はどのような状況なのでしょうか。参考に聞かせてください。

参加者 意外と1年生は2年生の先輩たちについていきますね。この前まで保育園だったのになあ、と思うような子どもたちですが、スタートラインに立つと一緒になってがんばりますね。班分けしてグループが7つあるんですが、その中の1年生と2年生はお互い分からないことを助けてもらっていますけれども、遜色ないですね。すごいものだなと思いますし、一度見ていただけたらよく分かると思います。

参加者 七夕のときは、笹を50本くらい事前に用意していただいて、短冊に子どもたちがお願いを書くんです。本当に、まだ字がしっかり書けない子もいますけれども、それなりに「勉強ができますように」とか「字がうまくなりますように」とか、サッカーとかピアノの事とか、子どもたちがそれなりにお願いを4~5枚書いています。結構充実していると思うし、その時その時で楽しいことだと思います。

市長 笹を切って用意するのは※※※※さんですか?最初からずっと携わっていただいているということは11年、毎年笹を用意していただいているんですね。

参加者 今年は43名だったので43本ですね。

市長 すごいですね。

参加者 学校では、1年生2年生にクラスが分かれていますが、清和のもりでは先輩後輩の区別無く、一緒に1テーブルでやっていることが、1年生にも良いし、2年生にしても1年生の字が書けないところを教えたりして、役立っているのではないでしょうか。

参加者 毎回のテーマが子どもたちにとってはとても興味があることなんです。今まで経験したことがないことがここ2年間にぎっしりつまっていますので、1回でも休んだらもったいないという感じですね。

市長 休んでしまうと、次に出てきたときに大変なんですね。次に他のお友達が、「この間の行事よかったよねー」ってなってしまいますよね。

参加者 そう思います。1回でも休んでしまったらもったいないって言っています。

市長 コーディネーターの※※※※先生からも聞かせていただきましたように、メニューや計画を立てるということがとても大事なのだなということがわかりました。ある意味1年生2年生という時に、楽しさとか「知・徳・体」ということなど、学校の活動だけでは得ることが出来ないことを遊びや活動から得ることができることが一番大事なところなのかもしれませんね。そういう意味でも放課後子ども教室の意義というのは、非常に高いと思います。
 文部科学省が管轄する事業が放課後子ども教室で、厚生労働省が管轄する事業が放課後児童クラブということで、最初は放課後子ども教室と放課後児童クラブの違いがどうなのかとよく議論がありましたが、学校終わってからの生活の場である放課後児童クラブと、毎週楽しみながらいろいろなことを習得しにくるという放課後子ども教室との違いを皆さん方がよく理解いただいて、子どもたちに教えていただいているということが清和のもりが長く続き、子どもたちが休まず来ることに繋がるのだなと、改めてびっくりし、感心させていただきました。先ほど1年生と2年生が一緒に活動することがとてもすばらしいことだというお話がありましたが、全国的には三重県の中でも多くあるのですが、子どもたちが減ってきていますので、複式学級という学校の中でも1年生と2年生、3年生と4年生が一緒になって授業をする場合があるのですが、保護者の方や地域の方は複式学級に対してあまり良いイメージが無くて、抵抗感があるという印象なのですが、2学年が一緒にやることの良さとか、例えばこの事業から少し反れるかもしませんが、2つの学年が一緒にするということの良さをお感じいただいていれば、教えていただきたいのですが。

参加者 学校は授業が1年生の授業、2年生の授業、3年生の授業を同じ部屋でやっていれば、ぜんぜん話が違いますよね。黒板に書かれることも違いますし。それが清和のもりでやっていることは、1学年下の子はちょっと年上の子と一緒にできるし、2年生の子は1年生の面倒をみながらやっていけるということで、ぜんぜん意味合いが違っていいのではないかと。清和のもりで「あなた1年生でしょ。」と決めつけてしてしまうと、差別的なものが出てくる可能性があります。その辺の違いかなと思います。

市長 成長しても一緒のことなんでしょうか。

参加者 兄弟で生活しているような雰囲気ができているならですが、意外と少子化で家族が少ないですから、逆の意味でここでたくさんの兄弟ができたというような意味合いがあると思います。

若者の参画について

市長 いろいろお話いただいていますが、課題についてはいかがでしょうか。課題はなさそうにも思えるのですが、やっぱり苦労していることや課題が一つ、二つくらいはありますでしょうか。

参加者 何年か前に、このメンバーの紹介で若い方がみえたんです。大学生の方か将来先生になりたいという方か2、3人来てくれたんですが、この方たちがすごい人気で、若い人って良いなあって思いました。子どもたちが寄っていくんですよね。清和のもりを卒業した子どもたちも、もう大学生になってらっしゃると思うので、サポーターの方で知っている方を紹介していただければ、将来につながって非常にいいことだと思います。若い方はすごく人気がありました。そういうことがずっと続けばいいんじゃないかと思います。

市長 毎週は学生さんは難しいかもしれませんが、夏休みとかそういうようなスポット的に来ていただけるようにしてはどうかと思いましたが、清和のもりは夏休みはお休みなんですね。失礼しました。

参加者 メンバーはまだ若々しいですが、ここが立ち上がったときから10年が経ちました。今よりももっと若かった訳ですが、10年経ちました。この事業はいい事業だな、未来永劫続けていこうと思っていただいているならば、皆さんで考えていただき、てこ入れしていただいて、鈴鹿市は大学の数はあまりないのですが、全国的には大学生を消防などいろんなことに使っていますので、鈴鹿でも将来教師を目指している方とかそういった方を巻き込んでいただけるとずっと続いていく事業だと思っていますので、そこのてこ入れをお願いします。次に繋がっていうようによろしくお願いします。

体験型の活動について

参加者 私が始めてきたころは、子どもたちが言う事を聞かなくてうるさかったです。※※※※先生に代わってから、※※※※先生のように経験がある人がやると子どもたちもよく見ていて、言う事を聞くので、経験がある人が中に入っていただきたいなと思います。子どもの扱い方が、私たちはちょっと分からなかったので。

参加者 我々も子どもたちと一緒に教えてもらっています。バッタ作りも得意になりました。ショウロの葉っぱでバッタを作るんです。ピカチュウとかドラえもんとかいろんなことを教えていただいています。ここに来てから焼き芋も上手になりました。

参加者 流しそうめんもします。長い竹をもっている方に協力いただいて、上から水道水で流すんです。子どもたちがそれを取っています。

市長 もうすぐクリスマスですね。焼き芋の時期にもなりますし、またやるんですか。

参加者 焼き芋とか流しそうめんなどは、保健所の検査などで難しくなってきました。費用を出すのがどうかとか。10年前から比べるといろいろな規制があって、活動がやりにくくなってきているということもあると思います。近くの畑を借りて、さつまいもの苗から植えて、収穫をして、そこで焼き芋をしてって、子どもたちが普段経験できないことをしっかり経験しているような気がします。学年が一緒になっても体験するのは1年生の子も2年生の子も初めての体験をしますので、一つ歳が違うからといって違和感があるということではなくって、みんなが一緒に興味を持っており、学年の差を感じません。

市長 だいぶ規制が入ってきてますか。

参加者 最初から駄目だったのかもしれませんが、初めのころは公民館の近くで焼き芋ができていました。それが、いろいろと消防署への連絡や流しそうめんも私たちが気をつければ、子どもたちに楽しんでもらえるのかなと思っていたんですが、検便しましょうとか、いろいろと規制があったりすることがだんだんわかってきて、今年もどうしようかと言いながらなんとかがんばって3年になりました。毎年、9月の新学期が始まったら、子どもたちが楽しみにしていて、私たちも楽しみなんですけども、なんかやりがいがあって、スタッフみんながそれぞれに発揮できる場所がいろいろとあって、コミュニケーションが、スタッフも公民館も学校もというのですごくやっていて楽しいんですよね。嫌でとか今日また行かないといけないのかとかではなくって、活動しながらも世間話をしたり病気の話をしたりとか違うことでも繋がっていてすごく楽しんで活動させていただいています。

市長 焼き芋も今は畑でやっているんですか。

参加者 今年は借りる畑がなくなってしまって、焼き芋は収穫もなにもできなかったんです。

市長 そうですか。ちょっと残念ですね。本当にいろんなそれぞれの特技があるということでしたが、特技も含めて、自然と触れ合ったり、食べることや食育なども教えていただいているということですので、子どもたちが休みたくないという気持ちがだんだん私も分かってきました。この放課後子ども教室は、保護者の方も一緒に参加していただいているんでしょうか。見ているだけなんですか。

参加者 見ているというのは、例えば、マジックショーというのがありまして、清和小学校の子どもさんのお父さんが大道芸のお仕事をしていらっしゃって、その子がお父さんを清和のもりに連れて来てもらうことがあるんですけども、そういうときには保護者の方には楽しい活動ですからフリーで来てくださいと呼びかけをさせてもらうんです。何人かは、参加して見に来てくださります。また3月のお茶会には、来てくださいということで参加してもらうんですけれども、それには本当にお母さんたちも今では畳の上に正座をしてきちんとお手前をされるということが少なくて、お母さんも緊張しながらも子どもに出してもらうお茶に、「我が子がこんなに成長したのかな」という思いを込めて、ほぼ9割以上の方が来ていただいています。非常に親子で関わり合って、お母さん自体にも学ぶ機会を与えていただけますし、非常に来ていただいてよかったなと思っています。なるべくそういう機会も増やしていければと思います。

市長 学校の帰りにランドセルを背負ってここに来るんですか。帰りは、4時半ごろに保護者の方が迎えに来るんですね。自分一人で帰るのではなくて、できる限り保護者の方が迎えに来るんですか。

参加者 これは入会の条件の一つになっていまして、来るときは小学校から直接ですが、帰りは保護者の方、もしくはきちんと身元のしっかりした方が登録をしていただいているんですが、その方しかお渡しできませんということで、保護者の方が原則的に迎えに来ていただくということです。皆さん4時半にはきちんと来てもらっています。

研修会の実施について

参加者 話を戻して申し訳ないのですが、いま課題として一つありますのは、清和のもりには特にこういう方は参加できないという縛りはないんです。もちろん、清和小学校の子どもさんであれば誰でも来ていただいていいんですが、車椅子で来ていただいている方もいらっしゃいますが、中には小学校で特別支援で関わっていただいている方も来ている訳で、集団活動の場でそういった問題が少し出ているんです。みんなと一緒に活動できない、あるいは時間が経つと集中できずに動き回るとか、パニック症状のようになってくるとか、そういった子どもたちがいらっしゃいますので、その時に私も以前は教員でしたのでそういった子どもさんのことが分かるところもあるんですが、本当に皆さん方そういうお子さんの実態を把握できていないところもありまして、今年市のほうで、サポーターさんの研修を開いていただいたんです。そこで、こういう子どもさんにどういう関わりをしたらよいのかという学習会をしていただいて、少し共通理解というか学べて理解できるいい機会になりました。外国人のお子さんもいらっしゃいますし、そういうお子さんの多様な部分につきまして何らかうちだけではなく、他の教室でも同じような課題があると思いますので、またそのような機会を市で作っていただいて、お互いの教室の問題を語り合う機会というか、そういう時にどのように対処しているんですか、という一つの教室だけではなくいろんな教室の課題を出し合い、共通の理解ができますので、学習会を次につなげていただけるような機会を作っていただきたいと希望します。

市長 その研修会は今年初めてなんでしょうか。

文化振興課 今年初めて目の離せない子どもたちに対する活動をどうやっていくかということで、さまざまな意見をいただきましたので、9月にそのような研修会を行ったということです。

市長 大体1年に1回くらいはそのような研修をしているんですね。そのご案内をコーディネーターにお渡しして、皆さんに参加していただくということですね。

参加者 私どもはほとんどのメンバーが参加していただきました。

市長 ぜひ、今いただきましたご意見を参考にさせていただく中で、もちろん発達障がいの子どもさんたちもそうですが、それ以外も子どもさんたちと接する中でのお困りというか、こういう風にしたら接し方が変わるのにというようなところがあると思いますので、その辺はこちらも研修内容も含めて考えさせていただいて、皆さん方にご提供できるようにしていきたいと思います。それから、さっき※※※※さんや※※※※さんからいただいた課題やご提案ですが、教育実習行っても、いろんなところでも大学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんは大変人気がありますので、鈴鹿には鈴鹿大学や鈴鹿医療科学大学、三重県内には三重大や皇學館大學もありますので、その辺との連携の中で、毎回というと難しいかもしれませんが、毎回ではなくてもいいので参加してみませんか、ボランティアしていただけませんか、というようなご案内をさせていただけるようなことを学長さんを含めて、産学官の連携会議をしておりますので、そういったときにお話させていただいて、ぜひお近くに住んでいるような大学生もいらっしゃると思いますので、その方たちにもお声がけをしていただいて、1回でも2回でもいいので参加してもらえるような環境づくりをこれからも進めていきたいと思います。ご提案いただきましてありがとうございました。消防団の活動もご紹介いただきましたが、今鈴鹿大学のほうでそのような登録をしていただいたりとか、やっぱりこれからどんどん学生の方たちも社会活動に参加していただくことが大事になってきますので、そういう意味では、今いただきましたようなご提案は非常に参考になりますので、学校のほうにもぜひ提案させていただきたいと思います。

参加者 ちょっと違うかも知れませんが、他県ですが今大学生が「見守り隊」という会を作りまして、若い方たちが子どもたちを安全に送り迎えするというそういうのがすごく進んでいる町もございますので、若い方たちがそのようなことに関わっていただくといいなあ、と思っています。

市長 他に、どうでしょうか。この際もうちょっと手伝ってくれないかとか、せっかく今日は担当課も担当部も来ておりますので。個人的な要望はダメとは言っておりましたが、もう少し改善していただけると活動しやすくなるとかございましたら、ぜひ。

放課後子ども教室間の交流について

参加者 9月28日の木曜日にジェフリーすずかで研修会がありました。もっと清和のもりで現在やっていることを発信したいし、よその放課後子ども教室、例えば井田川とか白子とか。よその活動のこともちょくちょく聞いてみたいです。どんな活動をしているか。大まかなことは説明していただいているんですが、サポーターがどのような状況で何をしているか。参考になると思います。

市長 そうですね。この清和のもり以外にも、郡山子ども教室さん、キッズ白子さん、明生クラブさん、井田川ちびっこ隊さん、河曲キッズクラブさんというように五つ、清和のもりを入れると六つの放課後子ども教室がありますので、そのようなところとの交流というか意見交換会をしたいということですね。

参加者 それを開いていただいたんですが、なかなか意見を言われなくて、情報を得られなかったということです。うちは、※※※※コーディネーターが言いましたようにとても恵まれているんですよ。学校が隣りで、廊下を挟んで公民館で、ここで集合してここで解散できますから。だからよそを聞いてみると、活動場所の公民館が学校から遠いとかそこを苦慮されているというようなことは聞いたんですが、その他のことも聞いてみたい。先ほどもお話になっていた、年1回くらいは会合があってもいいかな、って。

市長 さっきの9月28日っていうのは、発達障がいの方たちの研修も含めた意見交換というかそういうことなんですか。

文化振興課 前半は講師の方に来ていただいて、発達障がいのお子さんの対応について学びました。後半は、交流の時間をとったわけですけれども、研修のテーマがそれでしたので、こういう子どもはいませんか、とか子どもの対応を中心に交流されたという形になりました。

市長 活動発表会や事例発表会というようなものはないんですね。分かりました。

参加者 コーディネーターだけの会議はあるんですが、サポーターの方たちを含めての共通の場での会議は救急法の研修会などの研修会はありますが、活動内容に関することについてはまだないので、それぞれ悩みも持っていると思いますので、情報交換できればよいと思います。

市長 1回くらい研修というか、発表会が増えても余裕がございますか。

参加者 大丈夫です。

市長 ありがとうございます。それでは、ぜひ来年度に向けて1回はさっきおっしゃっていただいた子どもとどのように接するかということを含めた研修会や講習会に講師の先生に来ていただいたり、あるいは救急法を含めて普段関わることを講習のような形でしていただけるのかなと思いますのと、もう一つは年に1回か2年に1回くらい事例というか活動発表のみたいな六つのクラブが全部出てきてもらうのは大変かもしれませんが、サポーターさん同士が交流できる機会というのも模索してみたいと思いますので、ぜひ日程も含めてご相談させていただければなと思いますので、その際はぜひご参加くださいますようにお願いいたします。

参加者 今はすごくいい雰囲気で活動ができておりますので、他の放課後子ども教室の方が見学にいらしても歓迎します。だから私たちも他のところにどういう風な形でやっているかというのを見学に行ってみたいと思います。もうちょっと前の年は、放課後になると子どもがうわーっと本当にうれしいから奇声を上げてここへ来て、それがずっと続いてしまっていたので、なかなか抑えるというのができてなかったので、お話してもテンションが上がりっぱなしで、大変なときもありましたが、今でしたらどこの方が見えても本当に静と動がきちんと出来ていると思います。だから、経験のある方がコーディネーターさんになられて、静かにしないといけないときは静かになるし、思い切り外で遊ぶときは、奇声を上げても何をしてもいいというような時間も取っているので、子どもたちがのびのびと遊ぶときは遊ぶし、静かにお話を聞きましょうというときは聞いています。今の状態はよそのところから見学にいらしても絶対いいと思います。そういう風に見学いただくことを歓迎します。

市長 そういう意味では今までは、それぞれの子ども教室さんの独自のカラーを生かして地域だけで活動していただいていたものを、私たち行政が少し間に入って、例えばこういうような機会にご視察いかがですかとか、こんなことがあるからあちらの教室さんを覗きにいきませんかとか、そういうような繋ぎ役を私たちがさせていただくともう少し鈴鹿市内でも活発にいろんなことができるのかなと思いますので、それぞれ曜日も違いますから、たぶん毎週金曜日にここでやっているよといったら違う水曜日とかやっていただいているところは見に来ていただけるし、逆に皆さん方にも水曜日に見に行っていただけたりもするので、その辺の連絡とか情報発信が今行政に求められているのかなと思いますので、この会が終わってから担当と話をしてみたいと思います。※※※※先生は、コーディネーターをどういったきっかけで始められたのですか。皆さんからの厚いご要望ですか。

参加者 私は、ここの公民館でサークルにも入っているんです。事務所の方が、以前教員をしていたということもあり、生涯学習課の職員の顔も知っていましたし、どうですかという話はあったんですが、辞めてすぐは別のところで非常勤講師をしていましたので数年待ってと言っておりました。コーディネーターではなく最初はサポーターとして活動内容について体験したかったので、1年目はサポーターとして入っていました。2年目に上の方が辞められたときにじゃあ、お願いねということでやることになりました。それがスタートなんです。1年間一緒にやらせていただいたということもありますので、立場は少し変わりましたが、あまり壁も無くやらせてもらいました。入ってみれば、皆さん同じような立場でいていただいていますので、私が知らないようなことも知っていますし、出来ないことをやっていただくこともたくさんありますので、こちらが助けていただいているというような現状でここまできています。その辺を推進していただきたいです。

市長 できましたら、皆さんにこの放課後子ども教室という事業の意義とか、清和のもりの子どもたちへのメッセージなど、お一人お一人に聞かせていただきながら、最後締めたいと思いますので、子どもたちへのメッセージでもいいですし、これから未来を背負っていく方たちですのでそういう子どもたちや放課後子ども教室は今後このように展開していくべきだとか先ほどからサポーターさん同士の交流が必要だという話もありましたが、一言ずつ思いを述べていただきたいと思います。

参加者 週1回、皆さんとお会いするんですが、同じ現場にいるというか、あうんの呼吸でできるようなそんな感じで毎回毎回参加させていただいています。一番は子どもたちから元気をもらって、私たちも元気でいられる。だから何が一番いいかというと子どもたちの笑顔と笑い声と健康ですよね。それが一番の願いです。

参加者 私はもうちょっと若い人が入ってきて、子どもたちと遊んでくれたらいいなと思います。

参加者 毎月誕生会をするときにハッピーバースディの歌を歌って、みんなでお祝いするんです。すごく恥ずかしそうにしているんですが、自分の名前を呼んでもらうとうれしそうな顔をして、あの顔はたまらないですね。だから、清和のもりを卒業してもそういうことを忘れないでいてもらう子になってくれるといいなと思いながらいさせてもらっています。これからもよろしくお願いします。

参加者 子どもさんは1年生2年生の子ですが、心は素直な子ばかりですので、私も見習って素直な気持ちでがんばりたいと思います。よろしくお願いします。

参加者 1時間半の間にもめごとがあって、つねったり蹴ったり。女の子のほうが強いですけどね。帰りには握手して帰れるような雰囲気を作れるようにこれから先も友達でいられるように、そのような方向でやっていけたらと思います。

参加者 毎回行きたいと思っています。でも、自分の体のことで休むとなんだか、どうして行けなかったのかなと、私たちのほうが子どもからのパワーで元気をもらっているというか、休むのがもったいないという感じです。やはり子どもも楽しいと思うんですが、私たちもすごく楽しいです。

参加者 毎回来ているわりには、子どもの名前をなかなか覚えられなくって、それが一番の私の悩みです。

参加者 ※※※※さんがロケットを飛ばしましたという話をされたんですが、その日、私は都合でお休みだったんです。残念だったな、と思いました。やはり、子どもも来たいなと思っているように、私も参加していろんな経験ができたことが一番うれしいです。

参加者 自分の住んでいる地域の今まで知らなかった子どもさんたち、小さな子どもさんがいっぱいお友達ができて、いろんなところで声をかけてくれて、長期でお休みさせてもらうと、情報が上のほうの子どもさんたちに伝わっていて、「何で休んでいるの」、「どうしてこないの、って言ってたよ」と言われると感激しますね。本当にこんなにたくさんのお友達が出来たんだと思ってうれしく思っています。この最後に市長さんとお話できなくて家に帰ってから地団駄踏んだらいけないので、一つだけ。ここを通してお母さん方のことで思うことがあるんです。ここは公共の場所ですし、混雑するので速やかにお帰りくださいと説明しているんですが、見ていますと、子どもたちは子どもたち同士で駐車場で遊んでいるし、お母さんはお母さんで交流しているということで、なんか一つやらなきゃいけないことがあるんじゃないかな、ということがあります。交流の場づくりということが途切れてしまっているものですから、何か他にやることがあるんではないかなということを常々考えています。

参加者 清和のもりのほかに公民館自主事業というのを1年間に何回かあるんですが、そのうちの夏休みの3日間、「夏休み子ども囲碁教室」というのに10年くらい携わっているんですが、囲碁や将棋は3日では大人でもなかなか覚えられないものですが、その3日間のうちにサークル生と子どもたちと遊びあうと、それだけでももう十分かなと。他に1年生を対象にした公民館の事業の一つなんですが、職員の方が清和小学校に場所を借りて、先ほどの囲碁教室は募集をかけているんですが、1年生を公民館に招いて昔の遊びを教えて継承するということで、ほとんどの方がボランティアで入学した年の6月ごろに昔の遊びを教えました。そのときも大変です。大体6~7人が1班になって、7組か8組くらいになるんですけども、場所からロビー、和室も使って移動するんですけども、喜んでくれて、その笑顔を見るとすっかり疲れも飛びます。これからもかんばっていきたいと思います。

参加者 この活動をしていて、子どもさんたちに与えるよりも子どもさんたちから教えられることが多いように思います。先日も帰りの用意をして持ち物を持ったときに、何かの入れ物が落ちていたので、「これ誰の?」と聞いたら一人の男の子が「僕の」って言って、何だろうと思っていたら、お守りを入れるもので、ランドセルに掛けるのを大事にしているようで「よかったー、出てきて」という感じでした。今の子どもさんたちって物にあふれているので、ちっちゃなものでも大切にするということについて、この前学びました。子どもさんたちから教えられるほうが多いように感じてとてもうれしく思いました。

参加者 一つは組織というか清和のもりという一つの活動をする組織なんですけども、組織の方一人一人が子どもさんもそうですが、来週も清和のもりへ行ってがんばろうとか、子どもさんと一緒に笑顔で過ごしたいとか、先ほどありましたが「来て良かった、楽しい」という思いを持って来ていただくという場になればいいなと思います。それから、幼稚園から小学校に入るときによく子どもさんと一緒に保護者の方にもよく冗談で、「1年生のクラス分けをするときには、親の顔を見てクラス分けをしましょう。」と言うくらい、それだけ環境が違うと子どもさんのグループとかそういった面でも保護者の方の影響がかなりあるので、保護者の方についても、清和のもりの中の子どもの様子を見ていただきたいと、その中で子どもさんががんばっている姿を通して、自信を持ってほしいし、親同士のコミュニケーションを図ってほしいし、この活動が茶の間の話題になって、親と子の会話の弾むようなそんな機会の一つになればいいなということも思っております。保護者の方も一緒に成長、というと失礼ですが、学びの場を共有してもらって子どもさんに関わってもらうというそんな場にこれからできたらいいな、と思っています。

市長 皆さまにお一言ずついただきまして、本当にありがとうございました。今日は、館長さんもお越しいただいていますので、お一言だけお願いします。

公民館長 昨年の4月から参加させていただいております。今、※※※※先生を初め、サポーターの方もいろんな企画・実行、非常に大変だと思います。うちの公民館は私を入れて合計3名ですけども、金曜日は、サポーターの方がしなくてはいけないのもありますので、それ以外で我々職員がお手伝いできるものについては、極力させていただいています。第3者的な立場から言わせてもらいますと、この清和小学校と公民館がこんな身近にある所は鈴鹿市には他に無いですよね。それに加えて、清和のもりの活動が、少しずつ浸透していっている感じがします。これがもっと自立を進めていけば、この鈴鹿市がもっといい鈴鹿市になるんではないかな、という気で日ごろ3人は頑張っておりますので、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。

市長 ありがとうございました。本当に皆さん方が今日は忌憚のない、また非常に建設的なお話をたくさん聞かせていただきました。ぜひ今日いただきましたご提言に沿いまして、来年度一つ一つをお答えできるように、担当課の皆さん方とお話をしていきたいと思います。少子高齢化というなかで、年々鈴鹿市も200人くらいずつ子どもさんの生まれる数が減ってきております。本当にここにきていただいている子どもさんたちのみならず、鈴鹿の子どもたちがぜひ清和のもりでこんなことを教えてもらったんだという仲間同士で話ができるような環境づくりが大事なのかなと思いますので、これからも皆さん方にいろいろとご苦労をおかけするかも知れませんが、子どもたちの笑顔とか優しさとか、そういったことを一人でも多くの皆さんに気づいていただいて、子どもたちの環境が家庭の中の環境とは違い、小学校の学校生活の環境とも違うこの地域での環境が今後のそれぞれの成長には非常に大事なものになってくると思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。昨日実は、今年成人式を迎える20歳の成人の実行委員の皆さん方とこのようにお話をする機会がございました。その中で20歳になる子どもさんたち、みんなよく出来た子たちだなと思ったんですけれども、それだけはなく、本当に気持ちから感謝をしたいと、保護者もそうですが、地域の皆さんに見守っていただいてここまで鈴鹿の中で、育って成人式を迎えることをいろんな社会の皆さん方に育ててきていただいたことにまずは感謝をして、これからはその次を迎える自分たちの次の小学校、中学校の子どもさんたちに自分の得意とするスポーツや得意とする英語など、そういったことを教えて伝えてあげることによって、つながりを持っていきたいということを来年1月に成人式を迎える皆さん方からお話いただきました。そのように一つ一つ積みながら子どもたちって成長していくのだなと昨日と今日で非常によく感じさせていただきました。ぜひ皆さん方の事業がさらに発展し、ますますこの鈴鹿市の子どもたちが実り多い体験ができるようなそんな行政になれるように私たちも努力してまいりますので、これからもぜひご指導たまわりますようにお願いいたします。ありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

※この会議録は、要約しています。

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