地籍調査の効果

ページ番号1002585  更新日 2024年1月23日

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地籍調査をすると、次のようなことに役立ちます

土地にかかるトラブルの未然防止

 土地の境界が不明確であると、住民間や官民間において境界紛争など、さまざまなトラブルが発生しがちです。地籍調査の実施は、このようなトラブルを未然に防ぐことにつながります。

土地取引の円滑化

 地籍調査の実施により、正確な土地の状況が登記簿に反映され登記制度の信頼性が向上するとともに、安心して土地取引ができるため、経済活動全体の円滑化、活性化につながります。

公共事業の円滑化

 地籍調査の成果は、各種公共事業の計画、設計、用地買収、完成後の維持管理の各段階の円滑な実施に大いに寄与します。例えば、地籍調査が行われていれば、土地所有の実態が明らかなため道路を舗装する場合、官民境界が不明確なために事業がなかなか進まないといった状況に陥ることなく実施できます。

災害復旧

 地震、土砂崩れ、水害などの災害が起きた場合、地籍調査が行われていれば元の位置を容易に確認することができ、復旧事業を円滑に進めることができます。

まちづくり

 市の整備計画(まちづくりプランなど)を立案する際、地籍調査の成果を利用することにより、各種計画などの作成が容易になるとともに、住民の皆さんにもわかりやすい、きめ細やかな計画立案が可能となります。

課税の適正化

 固定資産税などの課税は、原則として土地登記簿や公図により課税しますが、必ずしも実態を正確に反映しているとは言えない場合もあります。地籍調査を実施すると、面積が正確に測量されるため、課税の適正化に役立ちます。

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