第1回「(仮称)天名まちづくり協議会設立準備委員会」
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とき
- 平成23年10月17日(月曜日) 19時~21時
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ところ
- 御薗ふれあい会館2階ホール
- 参加者
- (仮称)天名まちづくり協議会設立準備委員会16人(男性13人、女性3人)、市長、環境部長、生活安全部長、事務局4人
今回の鈴鹿(まち)づくりミーティングで出た主な意見
- 防災について(避難所・備蓄)
- 要援護者台帳について
- 通学路の整備、AEDの貸し出しについて
- 交番の実態について
- ごみの問題について
- 子どもたちへの良い環境について
- 道路等の環境整備について
- 危険個所について
- 緊急医療について
- F1時の駐車場問題について
- TPP問題について
- 地域の防災について
(事務局) 皆さんこんばんは。本日は夜分お忙しいところ、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきまして本当にありがとうございます。
市長と市民の皆さんとの直接の対話の場につきましては、これまでも車座懇談会として開催してきましたが、今年5月に新しく末松市長が就任いたしまして、これからも引き続き対話集会の大切さを感じておりますので、本年度から名称も新しく「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」と一新をしまして、こちら天名まちづくり協議会設立準備委員会の皆様との意見交換の場を設定させていただきました。今回、新市長との対話集会は、第1回目となります。どうぞよろしくお願いします。
(市長) いつも大変お世話になっております鈴鹿市長の末松則子です。本日は夜分にもかかわらず、鈴鹿(まち)づくりミーティングにご参加いただきまして本当にありがとうございます。日ごろは、鈴鹿市政各般にわたりまして皆さま方のご理解ご協力を賜わりまして、重ねて感謝を申し上げるところでございます。課長の方からもお話がありましたとおり、この5月に新しく市長に就任させていただきまして以来、6カ月目を迎えるところでございます。いろいろ過去からの課題もありますし、また私自身も政策課題としてこれからやっていかなければならないこともたくさんある中で、今、鈴鹿市でも第3次の行財政計画という総合計画にあたるものですが、そういったものも市民の皆さま方のご意見をいただきながら進めていこうと構築させていただいているところです。市議会の議員の先生方と共により良い鈴鹿市づくりを目指して、今、頑張っている最中です。そういった中で、今回、第1回ということで、この天名の地域の皆さま方、まちづくり準備委員会ということですが、意見交換の場を設定させていただいたということは、大変うれしく感謝をするところです。本当に、この地域の皆さまには公私ともに大変お世話になっていますが、今日は、率直なご意見、忌憚のない皆さま方の声をしっかり聞かせていただいて、これからの市政に反映させていきたいと思っています。
また、3月11日に東日本で震災が起きました。大変厳しい状況でして、もう東北の方ではすでに避難所の引き上げをしたということですが、まだまだ日本全国で支援をしていかなければならない状況には変わりはないと考えています。鈴鹿市としましても、6月、7月には石巻市に職員の派遣をさせていただきまして、その中で支援体制をさせていただきました。その後、子どもさんの夏休みの支援事業ということで、女川の方から中学生をお招きさせていただいたり、先日は、地元の皆さんにもお世話になりましたが、F1の協議会の中で皆さんと共に、石巻の親子30名、合計34名の方をご招待をして、F1のレースを観戦していただきました。中で記憶に鮮明に残っているのは、F1レース後の懇談会で、ある親子の方で小学校5年生の息子さんを持ってみえるお母さんが、大変モータースポーツが好きだということで、今回の支援事業にご応募いただいたということでしたが、きっかけは、「3.11」以降息子さんが不登校になってしまったということで、それ以来、引きこもってしまい、なかなか外へ出ていない状況の中、今回このF1をきっかけに、外に子どもさんを連れ出して、サーキットで久しぶりに青空のもとレースを楽しみながら、親子で遊園地で遊べたというお話を泣きながらしていただきました。そのお子さんも、こうしてレースを見て元気になったので、少し自分の気持ちを切り替えていきながら、また頑張って学校に行こうかなと言いながら帰っていただいたというようなこともあり、いろいろな中で側面的にご支援ができたのかなと思いました。この後の状況というのも、私たちでは計り知れないものがありますが、そんな中で地域の特性を活かした支援ができたということに関しまして、本当に皆さま方に感謝を申し上げるところです。
この鈴鹿市でも、この東海地域でも、いつ東海・東南海・南海地震が起きるかということで、大変皆さんにも不安を感じていただいていると思います。そんな中で、まず防災対策をしようということで、この前も三重県の方から新しい防災浸水予測エリアが出されました。どのように防災対策をしていくのか、地域の福祉政策をどうしていくのか、小学生、中学生の見守り体制、通学路の不安というものもあろうかと思います。どのように体制を整えていくかということが、これからの鈴鹿市の課題になると思っております。
そういった面でも、今日は、いろいろご意見やご質問をいただこうと思っておりますので、本当にまちづくりを考える皆さま方の率直なご意見をいただきたいと思います。
21時までの2時間、十分時間はございますので、何でも言っていただければ、補足は担当部長からさせていただきますのでお願い申し上げます。どうぞよろしくお付き合いいただきまして、新たなこの地域からの元気の発信できるような、そんな地域づくりにつなげていきたいと考えておりますので、本日はよろしくお願い申し上げます。
(参加者) 皆さんこんばんは。本当に昼間の仕事でお疲れのところ多数集まっていただいてありがとうございます。また、末松市長におかれましては、第1号に天名地区を指定していただいてありがとうございます。
天名地区の説明を少しさせていただいて、我々、まだ正式に組織化できていませんので、これからどんな方向でもっていくかというところをお話させていただきます。
ご存知だとは思いますが、この天名地区は、中ノ川沿いの昼生谷(ひるおだに)の徳田町と御薗町の2つの地区で約500軒が存在しています。昔から昼生谷の豊かな土地がもたらす米作りが主で、お互いに地域住民が協力しながら今の天名をつくってきたと聞いています。しかし、最近、企業化とか情報の大量化が進んできて、我々の生活環境が大きく変わってきていると思います。その中で、やはり住民の皆さんの多様化、意識の高度化にしたがって、地域に関心が薄くなってきている気がします。そういった中で、実は、ここに28の団体の代表の方がいらっしゃいます、頭数は28ではなく、団体名が28で兼務されてみえる方もいますので、今日はほとんどの方が集まっていただいています。この団体の長の方、それぞれの団体の趣旨を十分理解していただいて、その団体の輪をつくって自走力のある団体活動を進めています。しかしもっと、大きな目で見て、天名という地区をどういう風にもっていったらいいのか、そんな我々の課題を皆で共有化して、我々でできることは我々で解決して、できないことは行政のバックアップをお願いして、天名の住民が安心して安全で過ごしやすい、そういったまちづくりをしていきたい。そういったい意味で徳田町・御薗町の両自治会長が発起人になりまして、天名まちづくり協議会の設立準備委員会の説明を、今月の初めにさせていただいたところです。このメンバー全員参加していただけると思っていますが、さらに太いパイプをつくって、自分の手で出来ることはすべてやる、われわれで出来ないところは、やはり、行政のバックアップをお願いするという形で進めていこうとしています。この団体の方々は、皆さん素晴らしい方なので、私はうまくいくだろうと思っています。そうは言いましても、やはり行政のバックアップはお願いしたいと思いますので、何とぞよろしくお願いします。
(参加者自己紹介)
(事務局概要説明)
(市長) それでは、司会進行をさせていただきながら、「鈴鹿(まち)づくりミーティング」を開催させていただきたいと思います。
まず、もし我こそはという方がみえましたら、ご発言をと思いますが、先ほどちょっと申し上げましたが、防災の観点とか、通学路の話をということであれば、地域のご事情もお話いただく中で、まちづくりにつなげていけばと思いますが、その辺含めてお話をしていただける方がみえましたら。今日が第1回ですので、私もどういう風に進行をさせていただいたら一番いいのか、勉強させていただきながらですが、ざっくばらんにお話していただけたらと思います。
防災について(避難所・備蓄)
(参加者) この前、徳田地区で防火訓練をしまして、防火訓練をなぜやろうとしたかというと、地域から声があがってきまして、最近、若い人たちは勤めに行っているわけですが、高齢者が増えてきまして、家にいる人たちがたくさんいる。初期消火で私たちの力が出せるのではないかということで、まず身近な防災のひとこまとして、初期消火に対応できる力をつけようというような声があがりまして、防火訓練をさせていただきました。消防団の団長さんを中心にご協力いただきまして、やはりやって良かったという地域の声を伺っていますので、良かったと思うわけですが、ただ、このままでは終われないわけですから、来年はワンステップ上げなければならないと思うわけです。そんな中で、三重県から出ました新しい浸水の地域を見ますと、徳田ではぎりぎりなんです。徳田ふれあい会館は、海抜4mぐらいだと思うのですが、3mの津波が中ノ川を上ってきまして堤防が切れるようなことがありますと、浸水という状況になるということです。そういった時に、国が言っている5分以内に避難できる所はどこか、と話の中で出るわけですが、何か鈴鹿市として、こういう時には、こういう所に逃げると良いという方策があれば示していただいて参考にさせていただこうかと思っています。こういった防災意識を高めようという取り組みも、天名として、今度は徳田だけではなくて御薗の自治会長とも相談しながら進めていきたいと思っています。
(参加者) 天名消防団としても、やはり徳田地区で初めてやっていただいたわけですが、僕たちとしては活動する中で、各地区から分団員を出していただいている以上は、分団員にもそれなりに地域を守るという考え方で消防団活動に取り組んで欲しいですし、それを順番だとか5年任期で団員も替わりつつありますが、地域を守ってくれる人を出すのなら、それなりの年齢とか熟知して、この人なら自分たちの地区を守ってくれるというような代表を分団の方へ送り込んでいただきたい。
今回の「3.11」の東日本大震災が教訓で、阪神淡路以上に市民の方も危機感を感じて、それなりに防災意識を高められていると思います。今まで、防火訓練や防災訓練はほとんど聞かなかったですが、いろんな所で、やってもらったらどうかという声が大きくなったのが現状です。
(市長) 防火訓練や防災訓練は、年に何回とか、決まっているのですか。
(参加者) 今のところ決まっていません、年に1回あればいい方ですが、今回は、徳田地区の自治会長さんに一生懸命人を集めていただいて、徳田ふれあい会館で防火訓練をさせていただきました。
(市長) 天名の地域は、文化活動あるいはスポーツ活動が非常に盛んな所で、私も毎年お邪魔させていただいていますが、そういったことで地域の皆さん方がすごくまとまって積み上げてきている地域だなといつも感じているのですが、そんな中で、防火訓練や防災訓練は、今からやろうという中のお話だと取らせていただいてよろしいでしょうか。
(参加者) 防災に関してもそうですが、われわれこうして活動している中で、消防団は非常勤公務員の団体でありますし、やはり自分のまちは自分で守りたいという使命感を持っています。それなりに防災に強い天名地区にもしたいし、救急対応でもAEDの心肺蘇生の件でもいろいろありまして、そういうことをもっと広めていきたいというのがありまして、私も普及員の資格を持って地区の方でもっと活発に動きたいと思います。天名地区全員とまではいかなくても、それなりに救急法を市民の皆さんに広めていきたいというのが僕の思いです。
(市長) 先程も、500戸の世帯になってきて高齢者の家庭が非常に増えてきたというお話をいただきました。今、鈴鹿市全体を見回しますと、一番防災訓練が多いのは、やはり沿岸地域で、先日は、若松で1,100人くらいの地域の方々が参加いただいて、行政も一緒になって訓練をしていただきました。実際に学校までの避難路をそれぞれの自治会ごとに班に分かれて歩いていただいて、避難所の若松小学校までの避難路を確認しながら何分かかるか歩いていただきました。そんな形で、今は沿岸地域の方たちは危機感を持っていただいていますので、特にそういうようなことを盛んにしていただいている状況です。先ほど自治会長さんからのお話にもありましたように新しい浸水エリアマップができてきました。マグニチュード9.0という中でかなり幅広く浸水エリアも変わった状況で、先ほどのお話にもありましたとおり、この地域でも、もし津波がきた場合には、浸水は1mという予想になっていますし、中ノ川の近くでは2m浸水するというマップが出されています。この前までは、マグニチュード8.7ということでしたが、その時は全く浸水しないという予想が、9.0ということになると浸水1mの地域になってきているということですので、そういう中でも、今、言っていただいたように防災訓練をしていっていただかなければならないと思います。
先ほどのお話で、避難所のお話にもなろうかと思うのですが、津波の浸水は広がりましたが、ただ津波が襲ってくる時間は変わっていません。マグニチュード8.7でも9.0でも第一波が1時間ちょっとで到達するという、襲ってくる時間は変わらないという中で、まず、鈴鹿市がお願いしているのは、緊急告知をジェイアラート(全国瞬時警報システム)を含めて避難の放送をさせていただいた時には、まず逃げてくださいということをお願いしています。そこからこの地域の準備委員会の皆さん方と避難路や避難場所をどのように設定していくのかということを、これから一緒になって決めていかなければならないと思います。今、天名小学校と天栄中学校と公民館への避難をお願いしているところですので、そこまでの避難路、避難の仕方を詳しく話させていただきます。
(生活安全部長) 基本的には、天名小学校をまず目指していただきたい。これは、例えば海岸の方の方は、3キロほどこちらへ来ていただかないといけないのですが、基本的には徒歩で来てくださいということです。これは東北でも、車で逃げられて例えば渋滞してしまって車が動けなくなってしまったと、それよりは地道に徒歩で逃げていただくというのが基本中の基本です。ただ今の時代なかなか一人で動けない方が増えてきていますので、そういった方を地域でどのように守っていくかということころを、こういった協議会の中で考えていただけたらと思います。どこの地区でも鈴鹿は高齢化が進んでいますので、お年寄りの方、身体の不自由な方をどのように助けていくかというのが、地震が起こってからすぐに消防車や救急車、市役所の職員に来てほしいと言われても、駆けつけることは無理な状況になると思われます。多分3日間くらいは、自助、共助と言いますが、まず自分を守る、隣り同士助け合うということをなんとかお願いしていくしかありませんので、そういったことを、これからこういった協議会の中で検討していただいて、行政でできることは、その後のことになるかと思います。小学校に一部ですが備蓄の毛布とか乾パンなども置いてありますし、生活用水の井戸も掘ってあります。なんとか避難生活をしていただけるかと思っています。
(参加者) 御薗町の住民が皆小学校に入るのか、名古屋の例ですが、先般、台風の時に100万人以上の避難指示、勧告が出ました。結果、0.4%くらいの人しか避難しなかったということで、指示はするけど入る場所について全然検討していないということですよね。鈴鹿市の場合もそうでしょう。海岸沿いに何万という人がいるはずです、入る所があるのですか、ないでしょう。それなら、例えば電通学園の跡に20億もかけて防災公園を作るらしいですが、そんなこと止めていただいて、海岸沿いに3カ所か4カ所、住民が入るような頑丈な鉄の箱ものを作ってあげたらどうですか。
(生活安全部長) この浸水が予想される所で、当然逃げられない方はみえると思いますので、そういった方の物は最低限必要だとは思うのですが、多くの方はまずは高台へ逃げていただきたいと思います。そういうことで、確かに公共だけでは足らない部分も当然ありますし、すべての方が建物が壊れて被災することも考えにくいですので、何割になるかの想定は必要ですが、本当に被災された方を収容するのは大きな建物でないといけませんが、新しく建てるのは難しいですので、学校施設を使わせていただくとか、今回の東日本でもあったように、基本的には体育館が収容避難所ということで避難生活を送っていただく所になるのですが、それで足りない時は教室にも入っていただいていましたし、当然、鈴鹿市についてもそのような事を考えていかなければならないと思っていますので、今、鈴鹿市においては学校校舎については収容人数をカウントしておりませんので、最悪そういった所も活用することになれば、相当数の方が避難していただけると思います。
(参加者) そんないい加減な指示や勧告はないですよ。全く無責任ですよ。箱ものもないのに、それでは困ります。
(参加者) 今、天名小学校とおっしゃられましたが、では徳田から天名小学校までかなりの距離があるんです。分かっていただけますか。それなら徳田の住民の意思は、天栄中学校の方が近いです、横知(よこち)であれば工業団地の方が近いです。そういうふうに、地域の声を聞いて、そこを避難所とする要請をするとか、細かい配慮をお願いしたいと思います。それが生きた避難所になると思います。
(生活安全部長) 基本的には、小学校や中学校や公民館を収容避難所の指定をしていますが、鈴鹿市の場合、今のところ、備蓄の関係は、まずは小学校ということで考えてきましたので、今後、そういったことも含めて中学校も10校ございますので、考えていかなければならないということと、それと、※※※※さんも言われました民間の建物で活用できるものを考えておりますので、まずは、本当に浸水が危惧される所を中心に考えていますが、当然市内全域で、より近い所があればそこも考えることは必要ですので、今後、検討させていただきます。
(市長) 今おっしゃっていただいた通り、避難をしていただく時に、どれだけの収容人数が、きちんと確保できるかというのが、まず第一原則だと思います。むやみやたらに避難所の指定というのもできませんので、そういう中で、きちんと収容人数を今回の浸水エリアの中で割り出しをしていかなければならないと思っています。津波浸水エリアで、今まで津波避難ビルの指定を出来る限り早く進めてきたのは、やはり沿岸地域に近い所の民間さんの高いビルにお願いをしたいということで、白子ではストーリアホテルさん、ホテルグリーンパーク鈴鹿さんと協定を結ばせていただいてご協力をお願いしています。※※※※さんが言われたように、ここも天栄中学校も避難所である、今いいヒントをいただきましたが、工業団地の方もいくら津波浸水エリアではないとはいえ、こちらもマグニチュード9.0になればエリアに入るという、時間はかかるが被害が少ないと想定される地域の避難場所、避難ビルというものも、工業団地等でお話合いを進めていく中で、皆さん方の避難所の指定ができるように、今日ご意見いただきましたので、これからそういったことも考えさせていただきながら、現場の皆さん方とも、ご意見やお知恵をいただきながら、自治会の皆さんと共にお願いにも行かせていただきたいと思いますし、高台が一番大事なことだと思いますので、遠い所に行けというよりは、やはり近い所にというのは、おっしゃられる通りです。こちらの地域でも津波避難ビルと言いますか、防災に関する避難所という中で協定の仕方が変わってくるのかもわかりませんが、考えさせていただきたいと思います。
(参加者) 鈴鹿市の緊急避難場所と収容避難場所のマップを、もっと変えていかないといけないのではないでしょうか。例えば沿岸地区でも、緊急避難場所に小学校は指定されていますが、津波に対しては一番近い学校を指定すること自体が問題で、逆に津波がくる方向に走ってくれと言わんばかりの指示では駄目なので、鈴鹿市としてもマップの早急な見直しを考えていただきたい。
(市長) 今、マップの見直しはやらせていただいています。もちろん、浸水した時に耐震とか含めて、この建物は津波にも大丈夫だという中で、条件も勘案しながら考えているところですので、新たに、中央防災会議の中で出た鈴鹿市で5分で行く所というのは難しいかもしれません。やはり5分で逃げるというよりは、中央防災会議も県の見解も津波が来るまでには時間があるという考えは、ずっと変わっておりませんので、それを前提に今、防災マップの見直しをしています。また随時、地域の皆さん方から、ここが危ないというようなご意見をいただきたいと思います。
(参加者) 徳田地区でも橋がたくさんかかっています。天栄中学校へ行くまでには橋を渡らなければなりません。そういった橋が落ちた場合の避難の仕方なども、各家庭で最悪の場合の想定を考えてもらいたい。
先ほど※※※※さんが言われたように、電通学園の跡地にかなり莫大な金額の防災公園を建設予定だと言っていますが、やっぱりそこまでの額を使うのであれば、海岸沿いの方に対して、ライフジャケットの配付とか、東日本の件に関しても津波でも時期が時期だったので低体温症でかなり逝かれたと聞いています。体温が17度以下になると低体温症で正常な方でも動けなくなりますし、波が襲ってくる中で、例え老人の方で走れない方でもライフジャケットを着て外へ出られたら、浮いて助かる場合も往々にあると思います。陸前高田の方の工業団地の様子も写真で見せてもらいましたが、いろんな浮遊物が流れて来る中で、ライフジャケットを着ていれば浮いて運よくいけば命は助かる場合もある。一人でも多くの人が助かる可能性があるのだから、もう少しお金の使い道も考えた方がいいんじゃないのかと思います。単なる防災公園にして人が何人来てくれるのか、それだけ防災公園に莫大なお金を掛けるのであれば、もっと高台にして収容避難場所、白子地区のかなりの人数を収容できるような施設づくりの方へ観点を切り替えていただきたいと思います。
(市長) 貴重なご意見をいただきありがとうございます。防災公園の所も、避難場所になってきますし、マンホールトイレや飲料水の備蓄をすべて完備する施設になってきます。やはり白子地域だけではなく、23号線を越えた所ですので、今の状況でいくと防災公園は、浸水しないということの中で場所の設定もさせていただいていますので、何度も言いますが1時間少し時間がありますので、沿岸地域の方たちに防災公園へ逃げていただければ避難場所になりますということで、その後、テントを張るなり、仮設住宅を建てて避難生活をしていただく施設にもなってくる所です。またその辺の詳細をきちんと計画した後、議会の皆さんに議決をいただいて、皆さん方にお知らせさせていただきたいと思いますが、ひとつの防災施設の拠点になるのは間違いありませんので、かなりの金額ですが、きちんとした施設を完備させていただきますので、ぜひともここはご理解いただきたいと思います。
それと、徳田地域の避難場所の確保というのは、また別の問題ですので、そこはしっかり、この地域の皆さん方の避難場所の確保というのは地域の皆さんと相談させていただいて、工業団地などのご協力を得ていきたいと思いますのでお願いします。
(参加者) 避難しようにもできない人が結構いると思います。天名地区は地域が小さいですから絶対数は少ないと思いますが、よその地域でどんな意見が出るか分かりませんが、まずは命が助かるというのが大前提だと思います。防災公園は、二次三次的な避難場所です。ですから、ライフジャケットは漁師もそうですが、義務付けしていても着けていないために命を落としたりして、海に沈んでしまうと遺体すら回収できないんです。そういうことを考えると、ライフジャケット義務付けというのは必要かなと、動けない人を背中にしょって行くことはできませんので、最低限ライフジャケットを着せてあげるとか、いろんなことができると思うんです。まずは、命が助かるという方法という意味では、今、※※※※が言われたことは、非常に細かい部分ですが大事なことだと思います。
(市長) ご提案いただきましたきめ細かなところまで考えていかなければ、やはり命の安心安全というものにはつながらないと思いますので、またライフジャケットのご提案はこの場で初めていただきましたので、ご相談させていただきながら検討させていただきたいと思います。
(参加者) 確かに、今、皆さんが言われることは十分分かるのですが、確かに自助共助というのは、われわれ民生児童委員の中でもひとつの目標となっています。避難をされる方、お年寄りなどで一人で住んでみえる方は、われわれ民生児童委員がまず早期にそちらへ行って、自分の命も大事ですけど、使命感としては自分一人で逃げないでたくさんの方で逃げてくださいと、避難場所も天名小学校ということになっていますが、各家族、各自逃げるとしても最終的にどこの避難場所に行くのかという意識付けだけは持っていただければ安心かと思います。
もうひとつは、備蓄という話がありましたが、鈴鹿市として、もし9.0の地震があり、津波、災害があった場合、備蓄というのは、どれくらいの量がありますか。各地域の人口にもよりますが、どういうふうになっていますか。
(生活安全部長) 市全体では、三日間くらいの物があるのですが、あと小学校に備蓄倉庫が設けてありまして、毛布は学校区の世帯数の1割、食料は人口の1割を備蓄しています。大きな小売店さんと協定を結んでいまして優先的に供給していただけるような協定を結んでいますので、もし本当に多くの方が被災されて収容避難所で生活するようなことになれば、そういったところからいただけることになっています。実際は買うのですが、優先的に分けていただくというような協定を結んでいます。あと、飲料水についてもそういった協定を結んでいますし、あと企業さんですが、井戸を掘ってみえるところがいくつかありまして、そういったところからの飲料水の供給も防災協定の中で結ばせていただいています。ただ、この天名に近い所ではないですので、水については、学校にある水と水道の給水拠点がありますので、そういった所から水を運ばせていただくことになると思います。あと、小学校も受水槽を一時的に使えるようにしてあります。小学校の水道施設を改修する際には耐震性の受水槽を設置して地震で揺れたら水を止めて、そこで生活できる水を確保するというようなこともやっていますので、食べ物については、学校には乾パンしか備蓄していませんが、市役所の方にアルファ米といった物も少しありますので、そういった物が運べる状況であれば、運ばせていただいたり、東日本でもありましたが、被災していない他の地域から応援をいただくというところでは、鈴鹿では大津市とか羽島市とも協定を結んでいますので、何かの時は、応援し合うということもやっています。水道は、県内で各市町が防災協定を結んで、今回、熊野市と紀宝町での時も鈴鹿市から応援に一週間ほど出ていますので、そういった体制は、市町間でいろいろ取っています。
(市長) 水に関しては県内で協定を結んでいますので、すぐに応援に来ていただける体制になっています。市内でも企業さんが自前の井戸を掘っていますので、旭化成さん、大日本住友製薬さんもそうですが、そういったところで井戸を掘って飲料水が出るようにしていただいていますので、実際に協定も結ばせていただいて運んでいただけるようになっていますので、水に限っては安心ができる状況ではないかと思っていますが、備蓄の食べ物の方ですが、3日間毎日乾パンを食べてくださいとはいかないと思いますので、その辺、考えていかなければならないと思いますが、最低限、学校で備蓄できる容量の中でいくと、毛布、乾パンということになりますので、食糧の話はこれからまた企業さんと話を詰めていかないといけないと思います。コンビニさんでも協定を結ぶということもありますので、十分考えさせていただきたいと思います。あと最近、民間さんやNPOさんも各個人の家でも備蓄ができるように小箱や袋を配っていただいたりしていただいていますので、そういう情報もしっかりと収集して、学校1カ所だけではなく、備蓄の仕方も1階ではなく3階にしてほしいという話もありますので、そこも含めて考えさせていただきます。
(参加者) 先般、民生児童委員の方で、避難場所など、各防災隊の入っている道具や備蓄品を見て回ったのですが、その時に見たら乾パンが今年の9月に賞味期限が切れたということでしたので、新しくしていただいたとは思いますが、それにつきましてまず学校で乾パンを食べていただいてその残りをまた市民の方に食べていただくということをお聞きしていますが、備蓄倉庫の中には、天名小学校は道より低いです、道より低い所に備蓄倉庫があるということは、どんなもんだということです。あれをもう少し高い所に、備蓄倉庫だけでも移築していただければ、水が来る方へ向かって行ってそこでシャッターを開けるということは不可能だと思います。備蓄倉庫の移転を考えていただければ、地域的なこともあるとは思いますが、まず学校の近くにしていただければ、皆さんも、あそこにあるんだという周知をしながら、自分でも意識していないと何も進んでいかないと思いますので、そういう点を踏まえてよろしくお願いします。
(市長) 当初、学校と協議をして決めたということがありますが、「3.11」以降いろいろありますので地域の皆さん方とご相談させていただいて、一番良い場所にできるような形の中で、そういうことも含めて、また学校の皆さんにも入っていただいて、その中で地域で一番良いと言われるような所に移転が一番いいんだということであれば、そうしていくべきだと思いますし、これもまちづくりの一環だと思いますので、そういう中でご相談させていただきたいと思います。
あと、防災以外でまちづくり協議会の方でできたらいろんな通学路とか中ノ川のお話とかいろいろいただきたいと思います。
要援護者台帳について
(参加者) 先ほどの防災と切り離せない問題があるので、ひとつお聞きしたいのですが。津波の到達時間が1時間あるという話がありましたが、私たち民生委員にとっては1時間しかないんです。ここは高齢者の方がすごく多いです。80歳の方が徳田から小学校に来るのにどれだけの時間がかかるか、1時間しかないんです。今、私たちが市からの情報をいただきまして、要援護者台帳を作っています。私たちは資料を持っています。でも、私たちしか持っていません。どうやって地域の人たちと一緒に助け合ったらいいのか、その方向性についてぜひとも市のご意見をいただきたいと思います。この際、聞かせていただきたいと思うのですが、やはり自分ひとりが持っていても皆を助けることは無理です。ではどうしたらいいのか、でも個人情報と言われます。これから一生懸命取り組んでいきたいし、地域の人を助けてもらいたいのですが、それについてやはり行政からの適切な指導をいただきたいと思います。
(生活安全部長) 要援護者台帳というのは、各地区市民センターにも元帳が保管してありますが、その元帳というのは天名地区に在住のいろんな条件に合う要援護者台帳に載せなければならない方の名簿があります。そしてその方たちから本人の同意を取って、助けてくださいと手を挙げていただいた方を台帳として載せてあります。それは、自治会長さんにもお渡ししてあると思います。ですから、その辺は、例えば自治会長さんの方と民生児童委員の方が同じ情報を持ってみえるわけですので、どの方ということではなく、やはり地域で、例えばAという地域ではそういった方を助けていただくのにどなたが中心になって動いていただくのかといったことを、皆さんで話し合っていただく必要があると思います。あそこのどの方という言い方はできませんので、何人いるということぐらいは言えると思いますが。
(参加者) 本当に個人情報は良い面もあるけど、助ける者も助けられない。例えば、自治会長とか、民生委員の方が被災されたり、あるいは何かの犠牲になった場合はどうするのか、地域で話し合いを持っても、固有名詞は駄目、人数だけだと誰か分からない、だいたい分かる人もいるとは思いますが、その辺を何とか行政で、もし災害が起こった場合はどうしたら例外的なことも含めて、普段から協議しておかないといけないので、まちづくりのメンバーの代表とかだけには言っておかないと、ただ代表の方は地区が偏ってしまいますし、本当に一番大事なことは近所が大事ですから、皆、近所の人にお世話にならないといけないので、近所の人にあの人を助けてやってくれと言っても分からないですし、ですから本当に個人情報というのが、もし何かあった時には邪魔になると思っています。
(生活安全部長) 生命に関する場合は、個人情報保護法というのは機能しませんので、そういった場合は、センターに保管してある台帳、同意をしていない人も含めて地域の方にお出しして、助けていただくということはお願いしていかなければならないと思っています。それと、今、台帳を整理している生活支援課の方で、それを地図に載せられるように、勿論、個人情報ですので、なかなか出せないのですが、自治会長さんなり、民生児童委員さんに分かるような地図に載せてGIS(地理情報システム)で管理をしていこうとしていますので、まだそれは整備の途中ですので、まだお渡しすることはできませんが、そういったことも、今、市の方で取り組んでいます。非常時に個人情報うんぬんというのは言っておれませんので、その時には自主防災隊の方になるのか誰になるのかは分かりませんが、そういった役割も地域の中で検討していただくといいのかと思うのですが。
(参加者) 今、天名地区では皆さん防災に関心があるので、実は、まちづくりの一貫として防災シリーズという広報を出しています。今発行しているのが2号で、2カ月に1回出しています。一番初めは、消防団の人を知らないと駄目だろうということで、消防団の団員皆さんの顔写真や活動を載せました。2回目はいわゆる、今、発言がありましたが、防災倉庫には一体何が入っているのかということが分からない人がいますので、防災倉庫に入っている物、天名小学校の備蓄倉庫にはどれだけあるのかということもありますし、避難場所の海抜も出してあります。地域としても、やはり防災意識を高めている最中と言うと申し訳ないのですが、そういった啓蒙活動もしていますので、徳田は防災訓練もしていますが、御薗の方は私も市長と一緒でなったばかりで、いろいろチェックしてみたら、そういったことが漏れている部分がありましたので、今新しい名簿を作成中でございます。一応、今日も消防団長にもお願いしましたが、新しい防災隊の名簿を作り直して、今年度中にやろうとしている途中です。徳田の防災訓練に見学にも行きました。そういうことで、地域の関心は非常に高まってきていますし、やはり自分の命は自分で守っていただかないといけないと思っていますので、皆に保存版ということで残してもらうように言っています。市民センターの方にも余分が置いてありますので参考に見て欲しいと思います。行政の方でも広報を出す時の指導をしていただけるとありがたいと思います。
(市長) 防災意識が高まっている時に、ぜひとも行政で協力できることは一緒になってやっていきたいと思いますので、要援護者の件は行政としての課題でもあるかと思っていますので、また現場のご意見を教えてください。個人情報に関しては、なんとも言えないところもありますので、そこはクリアできるように頑張ってやっていきたいと思います。
(参加者) 本当に高齢者が多くなりましたので、後期高齢者も越えてしまって何と言ったらいいのか分からない高齢者が多くなりました。皆さんにはご心配をかけていますが、私たち仲良会としましては、地域の皆さんに愛される仲良会でありますよう、それをモットーにいろいろ進めておりますのでよろしくお願いします。
通学路の整備、AED(自動体外式除細動器)の貸し出しについて
(参加者) 2点ほど話を聞いてください。まずひとつめは、先ほどから、防災の話もしてみえましたが、防犯という意味でも、天栄中学校へ通う通学路、中ノ川沿いに防犯灯が結構ありますが夜はまだまだ暗いというのと、道路の端を自転車で走る専用路というのが無いです。天名の子もそうですが、こっちは合川の子も通るし、そういう面では中ノ川沿いの天栄中学校へ通う通学路、彼らの部活をして終わると今の時期は暗いですので、全体で考えて照明灯、通学路の整備は必要だと思います。もうちょっと飛躍すると川沿いの照明がしっかりすれば、夜地震があって津波という時にも、ある程度照明の替わりはできると思います。
もう1点は、スポーツ少年団をやっていてメインは天名小学校のグランドですが、小学生ですから何があるか分からない、冒頭に消防団の※※※※さんも言ってみえたAEDの話ですが、小学校にAEDは配備されています。前の校長先生とお話しした時に、何かあったら使ってもらっていいですよと言っていただきましたが、鍵が掛かっているじゃないですかと言うと、ガラスも割ってもらって構いませんと言われましたが、よく考えると、われわれ土日は小学校で練習しないで試合に出て行きますので、そうするとAEDを持って行くわけにいかないので、そういう面では、スポーツ少年団にAEDをリースでもいいので配備をしてもらった方がいいのかなと思います。
われわれ指導者から言えば、そういう環境づくりをしっかりするというのが大事だと思います。それは、通学路の整備も含めて環境整備がまちづくり役に立っていくと思いますので、よろしくお願いします。
(市長) 通学路のお話、防犯灯の照明問題は、ここの小学校に限らず、まだまだ市内で暗い所がありますので随時地域の皆さんや自治会の皆さん方とご相談させていただきながら、整備をさせていただかないといけないと思います。道路照明灯は整備をさせていただいている所もありますが、防犯灯につきましては補助を出させていただくということで、自治会長さんや会長さんはよくご存じだと思いますが、設置で集落間は1灯当たり2万円で5年間の電気代の補助をさせていただきながら、自治会さんと共に厳しい財源の中で少しでも安全の確保をしていこうと平成21年からさせていただいています。ただ、防犯は大事ですので、新しい問題も出てくると思いますが、その中で地域の声掛けしていただいたり、安心安全見守り隊とか通学の関係でも、登下校も見守りしていただいていると思いますので、青色パトロールの方たちとも情報交換をしながら見守りはしていきたいと思います。この暗い時期になってくると、かなり心配なのは私たちでも同じ思いですので、できる限りやっていきたいと思います。
それと、AEDは一度相談させていただきます。各学校や公民館には整備させていただきましたが、移動したりする時の貸し出しは消防等へ相談させていただかないといけませんので、今回初めて聞かせていただきましたので、公民館や学校にまず配置をしてほしいということでさせていただいた経緯がありますので、レンタルというお話は今までなかったので、ひとつのご提案ということで聞かせていただきたいと思います。
交番の実態について
(参加者) AEDの件に関して、設置場所が小学校、公民館と特定されています。救急を要しているのにAEDを取りに行くまでの時間、まして夜間だったら閉まっている、という悪条件の中でAEDが設置されていても意味がないです。今後は、先ほども言われたように、市民センターの方へもうひとつ貸出用のAEDを配備するとか、団体が外へ出て行く中で、子どもを預かっている者としては何かあったら不安ですので、その辺のAEDの普及を進めてほしいと思います。この地区には小学校と公民館の2箇所にはありますが、徳田ふれあいセンターにはありません。徳田地区に関してはリスクが大きくなりますし、AEDがないから心肺蘇生をしろと言われても、どれだけの方が蘇生の仕方を知っているのかというのも疑問です。心肺蘇生に関しては自分たちがもっと進めていかなければならないとは思いますが、興味ない方で救急車を呼べば何とかなるからと投げやりの方も結構みえますので、やはりその辺は、若者で勉強会を開いていきたいと思っています。
鈴鹿は、安心安全のまちづくりをスローガンに掲げていますが、南部交番は開設当時、常勤ということであそこへ移転させてくれということで、24時間体制を取りますということでしたが、今は人員削減、経費削減ということもあるかもしれませんが、24時間勤務されてみえないのが実態です。ですから、夜間に行くと、緊急の場合は本部の110番へ電話を入れるような体制を取っている。それも市としても受け入れがたいのではないですか。南部交番だけではなくて旭が丘交番も実際そういう実態だということです。
(市長) 警察の関係は、県警の管轄になりますが、地域の実態はそういうことだということを鈴鹿署を含めてしっかりと訴えさせていただきたいと思います。経費削減とか人員削減とかということではなくて、やはり防犯であったり安心安全のために、きちんとした人数を確保しようということで交番体制を敷いたと聞いています。先ほどご説明いただいたように、24時間体制でということが条件だったと聞いていますので、その辺は、今度警察の方に要望させていただきたいと思いますので、実態がそういうことだということは理解させていただきましたので、ありがとうございます。
ごみの問題について
(参加者) お尋ねですが、ごみの処理は民有地にあるごみは、市は処理してくれないと聞いています。合川の三宅から一身田の方へ行く南北の軽四が通るくらいの狭い道で県道だと思うのですが、あの道の両側がごみの山になっている。県も来て市も来て、土地の所有者も来て、三者で何年かに1回やっているらしいです。あの辺は100パーセント民有地だと思いますが、県や市や皆が拾っているのに、なぜ民有地にあるごみは拾ってくれないのかお尋ねします。
(環境部長) 今おっしゃっていただいたように、私有地につきましては基本的には、個人の方が管理をしていただきますので、例えば、道沿いに大量にごみが捨てられているようなことがあると思いますが、地域の事情によっては自治会やいろんな方に協力していただいて、片付けしていただいているところもあります。基本は、個人の土地は個人の管理ということで、ただこれは、どんどんなし崩しにしてしまいますと、結局は税金でやっているわけなので、ただでやっているわけではありませんので、その辺の線引きができなくなりますので、線引きをして地域で大きな範囲で困っている場合は、市、地元自治会とか地権者も入って協力をして片付けに取り組ませていただく例もあるということでご理解いただきたいと思います。
(参加者) ごみの件ですが、清掃センターへ一反くらい農業をやっている方がごみを捨てに行くと、耕運機の爪1本でも営業ということでお金を徴収するわけですが、家庭菜園の場合は無料ということです、農業と家庭菜園との区別はどのようにされているのですか。
(環境部長) 難しい問題ですが、基本的にはたくさんの量を持ってこられる場合は農業という考えがあるのですが、爪1本と言われると難しい問題ですが。
(参加者) 耕運機の爪1本でも百姓していたら料金を取られるわけです。どのように区別しているのかと思いまして。だいたい今まで、農家というのは、4反までは農家とは言ってなかったですよね、5反以上が農家ですよね。市もその辺、考えて無料化にしたらどうですか。
(環境部長) いろんな考えがあるのですが、四日市、鈴鹿、津とありますが、多分この中で安い所が出ると他の地区からも入ってきます。それをみんな鈴鹿市の税金でやらなければならなくなります。やはりある程度の料金を統一してやっていかないと運営上難しいという問題があります。だから、どこまで無料にするかというのは、なかなか難しいです。
(参加者) 他の市の場合、他県ナンバーは料金をいただいているわけですね。鈴鹿市の場合、他県ナンバーでも全部ただですけど、その点はどうなんでしょうか。
(環境部長) 住所と名前を書いていただきますので、それで確認をしているということです。車のナンバーが鈴鹿のナンバーでないといけないということではやっていないです。最近、引っ越しされてきても車のナンバーを変えない人が多くみえますので、一応確認はしますが、原則的には住所と名前で確認しているのが現状です。これを言うと、免許証を見せてもらうという話になっていく必要がいると思います。そういうところは、トラブルになる可能性も高いので、今は住所をきちんと記入していただくことで確認しています。ただ、おっしゃることがどんどん増えてくれば、当然車で来るわけですから、免許証で確認させていただくと、引っ越ししてきたけど変更してないとか、いろんな方がみえて、なかなか難しいのが事実です。
(参加者) 子どもの視点からも、うちは百姓ですので百姓としても意見はあります。今の続きでいきますと、高齢者が増えてきているので、畦シートひとつ集積所に出せないわけです。リサイクルセンターまで捨てに行けるお年寄りが少なくなってきています。その結果何が起こるかというと不法投棄です。伊勢線の下とかその辺に転がっています。ひどい時は農業用水に流れてきて水路が詰まる、それを誰が始末するのか、結局またその辺へ置いておかれ、挙げ句の果てにはどこかで燃やされているという、耕作放棄地に放ってあるというのがどんどん増えています。結局、あっちからこっちへ移動というのがどんどん繰り返されているだけです。ある程度たまった状態で、少々のお金を払っても回収してくれるサービスを市として考えてもらわないと、これからどんどん農業用のごみでなくても、一人暮らしのお年寄りが増えてきています。資源ごみの捨て場まで3キロ近くあるお宅も出てくると思います。そうすると、缶、瓶、紙を捨てに行けません。すると家にどんどんたまっていきます。ごみ屋敷のでき上がりです。近くに身内がいる場合は始末をしてくれるでしょうけど、当然身内がいない人はたまっていく一方で、ヘルパーさんが入っています、ヘルパーさんは9時以降です、地域によっては8時過ぎにごみの収集が来ます。出すに出せないごみがどんどんたまっていくわけです。うちもおじいさんが裏で出していましたから分かりますけど、身内でも結構大変です、ごみは毎日のことですから。女性の視点ですけど、資源ごみの置き場は考えていっていただきたいと思います。
あと、だんだんごみの分別が細かくなっていますよね。だから年配の人は何をどこへ出したらいいのか分からなくなってくると思います。
(市長) 私も毎日走ってごみ捨てに行きますが、本当に大変なのはよく分かります。この間も実は、お一人暮らしの方で買い物弱者も含めて、ごみも色の違う袋に入れてお助けシールを貼っておいたら持っていってもらえるというのはどうか、というようなご提案もいただいている実情ですので、高齢化がそれぞれの地域によっては進んでいるところもあるかと思いますので、それも、今まちづくりの準備委員会をつくっていただいていますので、協議会の中でぜひとも行政共にできるような考え方とか、回収サービスの問題は検討しなければならないと、この前の答弁でもさせていただきましたが、本当に間近な問題です。農家の畦シートのことは、今教えていただきましたが。
(参加者) 畦シートの不法投棄はかなりの物だと思います。ごみに出すのに切るのも結構な手間です。河川敷のごみでも、畦シートが一番多いんじゃないかというくらい畦シートはかなりの量です。毎年シートを替えていかないとボロボロになるので、量も出ると思うんです。
(環境部長) 無料だと出すけど有料だと嫌だということもありますが、百姓しているということであれば、そこまで軽トラか何かで行っていると思うので、捨てに行けないことはないと思いますが。
(参加者) 百姓は自転車やバイクで、車にはもう乗れない人がいます。そんな人がシートを積み込んで向こうまで行ったら自分で下ろして捨ててこないといけないんです。
あと、話は変わるのですが、すぐそこのバイパスの信号ですが、できれば歩車分離にしていただきたい。23号線バイパスの山城の所の突き当たりに信号があるのですが、あそこで右折の車に横断歩道中の子どもが急ブレーキをかけられているのも見ましたので、早急に歩車分離にしていただきたいと思います。
子どもたちへの良い環境について
(参加者) 子どもたちを安心安全な、より良い環境の中で子育てしようとしていますが、安心安全の面では、学校から横知(よこち)までは歩道がつきましたが、そこから歩道がないんです。道が狭いわりには交通量が多く、交番がありますがおまわりさんがいないので、皆さん飛ばしているのが現状です。それを何とかしていただきたいのと、より良い環境の中で子どもを育てるというので、学校の中に扇風機を付ける話が出ていますが補助がないんです。亀山はもうエアコンが付いているとか。こっちは扇風機も付けてもらえないのに、あっちはエアコンが付いている状態で、同じ子どもなので、できれば扇風機だけでも、お金のある学校は会費の方でできますけど、こういう小さな学校だとPTA会費も集まりませんし、中学生より小学生の方が体温調節ができないだろうし、先生はクーラーの中にいる状態で。
(市長) おっしゃられることはよく分かります。基本的に、特別教室には図書やコンピューターの関係がありますので、エアコンをというようなことになっていますが、鈴鹿市は普通教室には全て付けていないというのが現状です。中学校も小学校も幼稚園も全てないということで、私たちが小学校の時も暑い中でしたが、だんだんと地球温暖化が進んできて気候が変わってきて、今までの環境よりは地球環境がずいぶん変わってきたという中で、急激に熱中症を起こしたりというような気温になってきています。ただ、ひとつの普通教室にそれぞれエアコンや扇風機を鈴鹿市全域で付けようと思うと、何億というような金額になってくるような状況ですので、これも先の市議会である議員さんから普通教室にもせめて扇風機を付けたらどうか、あるいはエアコン完備するべきだというようなご質問をいただいたのですが、まだ耐震ができていない体育館とか、これから運動場の改修をしていくようなところもまだありますので、まずそこから先に進めていこうというのが今の教育委員会の中の問題で、それと同時に扇風機というのは検討していかなければならないことですが、今の時点ではいいお返事ができないのが実情です。補助のお話は、財政課と相談させていただきたいと思いますが、現状では申し訳ないですが、できればそれぞれの学校で検討していただいて、PTAやOBの皆さんにお世話になっているという状況です。鈴鹿市の考え方としては、特別教室には今のところエアコンを付けようということですが、普通教室には、まだそこまで財政が厳しい状況ですので、それより耐震や防犯、防犯灯の方にということで進めさせていただいている現状ですので、またこれから先の課題として、そういう提案が最近増えてきているという現実がありますので、そこは注視していきたいと思います。
道路等の環境整備について
(参加者) 鈴鹿市の環境についてですが、「モータースポーツのまち鈴鹿」とうたっている以上、F1だけに関してではなく道路網の補修整備をもっと重点的に考えていただきたい。仕事でレッカーも乗っている関係上、大型の視線と乗用車の視線では全然違います。鈴鹿へ入ってくる鈴鹿インターからのルートでも結構路面が痛んでいる所があります。あと木の枝がすごく気になって、市の方へ要望を言っているわけですが、F1が始まる前にある程度の環境整備、木の枝の刈り込みなどはもっと完備してもらった方がいいんじゃないですか。F1が終わってからしますということで刈り込みに掛かってもらっていますが、やはり鈴鹿市内のゴミとかが結構目立つので、普段からの環境整備、ゴミの回収とか道路の掃除とかやっていただけないのか。全国各地から鈴鹿へ寄ってこられて、インターナショナルフォーミュラワンチャンピオンシップで世界から注目されている鈴鹿のイメージアップにつなげていってほしいというのが思いです。
(市長) F1の時期に限らず、鈴鹿市は社会資本整備というものが非常に遅れているというのは皆さん方もよくご存じだと思いますし、中勢バイパスの方も鈴鹿工区が一番遅れているということで、やっと平成28年度以降の開通をめどに今残っている工区もすべて完成するということで進めさせていただいています。また19日に、三重県国道協会として東京の大臣の方にも要望にも行かせていただくのですが、非常に維持補修に関しての予算がかけられていないというのは現実にあります。ですから、地域の皆さんやいろいろな団体の皆さんにお世話になって、草刈りやゴミ収集をお願いしている状況で、それが今言われている新しい公共というか、そういう形でお願いして連携してさせていただいていますが、ただ、舗装とか白線を引くとかグリーン歩道をということは、行政でしかできませんし、維持補修に関しては、ずっと財源の方は維持させていただいているところで、決して予算をかけていないということではないのですが、その維持補修に関しても、これからの生活道路でも改修してほしいという所や、新たに作ってほしいという所があれば、それに関しては随時ご要望をいただいた中で、地域の条件とか勘案しながら進めさせているのですが、なかなか目立たないと言いますか、遅れているように見られている状況ですが、これはしっかりと確保はさせていただいて、F1の時期ということではなく、平常時からしっかりと道路整備、維持補修をやっていますので、またここが遅いとか、ここは早くしてほしいとか、ここは目立つといったことがありましたら、自治会長さん、地区市民センターを通して教えていただけたらと思います。維持補修、社会資本整備というのは私も施策の中で掲げさせていただいていますが、道路網をしっかりすることによって、災害の時の避難路の確保にもなりますし、物流の関係でも1分1秒を争う皆さん方の利益にもつながってくると思いますので、早く鈴鹿インターからの4車線化を含めて、幹線道路の整備に関しては今一生懸命鋭意努力をさせていただいているところですので、目立つ所があったらまた教えてください。一生懸命頑張ってやっていきますのでお願いします。
危険個所について
(参加者) 危険個所の設定基準を教えてください。15号台風で御薗町でも1カ所がけ崩れが民家にありました。県も市も何もやっていただけません。
(生活安全部長) ちょっとずれるかも分かりませんが、例えば合川地区の山手の中でがけが急な所は急傾斜地であったり、お寺の所が地割れして大変なことになったと聞いていますし、現場も見に行きましたが、そういった所は、県の指定になっているかと思います。市はそれを受けて防災マップに記載させていただいて、1月ごろにお配りした防災マップに青い斜線が入っていたと思います。
(参加者) ただ、民家が3軒以上ないといけないとか。1軒でも人がいて死んだら同じではないですか。そんなばかな基準があるのですか。
(市長) 県議会の時に同じような質問をさせていただいたことがあります。もう一回県に働きかけていただきます。急傾斜地で5軒以上という基準がありますが、市でできる範囲もあると思います、もし何かあれば現場確認もさせていただきます。
やはりシステムの見直しの中で、現状は杓子定規ではないんだというところをもう一回働きかけに行かせていただきたいと思います。認定をしていただかないと補助が下りないということがありますので。
緊急医療について
(参加者) 鈴鹿の緊急医療について、ヘリポート使用ですが、中央病院でヘリを下ろす構想があったみたいですが、地域の住民の方の騒音問題でヘリが下ろせないと聞きましたが、その辺どうなっていますか。今、鈴鹿川の河川敷の防災センターから中継で救急車で搬送していると思いますが、やはり国際都市鈴鹿のイメージアップのためにも緊急を要する場合ならヘリで搬送されるような形を取ってほしい。
(市長) 今、はっきりしたことがお答えできませんので、持ち帰らせていただいてセンターを通してお答えさせていただきます。医療連携のそれぞれの病院で緊急医療体制でつないでいますので、現状どうなっているのか確認させていただきます。
(参加者) 鈴鹿の救急病院の充実というか、医者不足になっています。われわれも以前、御薗で死亡事故があった時に救急車を5台要請しました。その時に妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんと旦那さんと2人死亡でした。その時に現場を見ていましたが、やはり受け入れ先の病院がなかなか紹介されないので、妊婦さんも救急車の中で1時間待機していて、その間職員が一生懸命救急処置してもらっていても、受け入れ収容先の病院が見つからないんです。やはりああいう現場を見せてもらうと、鈴鹿の医療、医者不足、その辺をもっとちゃんとしていただきたいと思います。
F1時の駐車場問題について
(参加者) つい最近でF1の問題がありましたが、本当に三大スポーツ、サッカー、オリンピック、F1と言われていますが、鈴鹿市が、シティセールスという意味で、ゴミ問題、きれいにしていかなければならないということで、体育振興会がF1の時に駐車管理をしていますが、苦情もある中で、非常にいい好感を持って帰っていただいています。そんな中で、ある事業所が平気で1万円とか、所々で駐車料金が無茶苦茶に高い、もうF1レースが始まっているのに8千円もらうとかあるんです。2千円とか3千円とかいろいろあるんです。あの辺、もう少しきちんとできないのか、あれだけF1の20人くらいの委員会があるのに、もう少しきちんとやっていただきたい。りんりんの上にある多目的広場は、地元も利用させていただいていますが、セナが存在していた頃は鈴鹿市に3日間で45万人くらい来たことがあるんです。その辺の空いている所は、違法駐車でいっぱいでした。そんな中で、地域で駐車管理をさせてもらっている。多目的グランドだけが、3日間航空写真を撮ると真っ白なんです。これは歴代の市長が誰も決断しないんです、あれを使っていいとか。あれは、清掃センターの管轄だからとか、スポーツする所だからスポーツ課だとか、今回は指定管理者制度の中に入っていますから、そちらが担当ですと。市長が総括して一番上にいるのだから、一存でいけると思います。ただ地方自治法には目的外利用は駄目だとありますが、いくらでも方法があると思います。これの決断は市長ですから私はそういう実態だけ申したいと思いますし、あと県のスポーツガーデンが非常に素晴らしい、特に水泳施設は素晴らしいし、この前もグランドゴルフを700~800人もあそこでやるなんて素晴らしい。鈴鹿市は、スポーツ資源といえば現状を生かして、もう少しシティセールスとかマネジメントを考えたらいくらでもいけると思います。その辺も、もう少し考えていただきたい。ご相談いただければいろいろな知恵を出したいと思います。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)問題について
(参加者) 今、国会で問題なのはTPPです。鈴鹿市は、どんな考えですか。これは天名が一番遅れます。天名の一番の問題はTPPですよ。昔は、鈴鹿市の米の1割は天名で生産していたんですから。終戦後の米の値段は天名がトップでしたけど、今米の値段が下がって一番ビリです。もう農協も職員が引き揚げるくらいの天名になりまして、それくらい駄目な村です。もう過疎地ですよ。どう思ってみえますか。TPPをどう考えてみえるか、賛成ですか反対ですか。あれは賛成でないと駄目ですよ、そういった場合にそれをどうするかというのが問題です。徳田は耕地整理ができていないので大きい機械が入らないんです。徳田はもう5年もすれば大変なことになります。
地域の防災について
(参加者) 今年の8月から自主防災隊の隊長をさせていただいていますが、まだ何もしていません。これからどうしていったらよろしいでしょうか。
(参加者) 最初、災害の話がありまして、平成17年くらいに、消防団が主になって防災支援者というものをつくられたと思います。ただ、その消防支援者というのは組織化されていないように思うし、基準化されていないために支援者の連中はどうしたらいいのかと、災害があった時にその人たちを中心に地域の人がいろいろ協力し合って、人を助けていこうという考えでつくったものだと思いますが、その後があまり見えてないんです。ですから、できたら組織化、規約化して、いざという時の体制を確立していただきたいと思っています。
(参加者) 最初、防災支援協力隊ということで発足したと思います。誰の指示でどう動くかということは全然分からず、天名地区はメンバー27名います。
まとめ
(市長) 長時間にわたりまして、たくさんご意見をいただきましてありがとうございました。
防災に関して、先ほど少しご意見いただきましたが、今、この地域で防災に対する意識が高まってきている状況の中で、自主防災隊の組織であったり、今のお話にもありました防災支援者隊、協力隊ということもあります、今それぞれにつくっていただいているものもあろうかと思いますので、そういうことを消防とも相談していく中で、組織化や基準化というものもしていきながら、地域の皆さん方に発信していかなければならないと、今日思いましたので、その辺り含めてぜひとも持ち帰りさせていただいて、27人もいらっしゃる方たちもやらないといけない、やっていこうという思いはあるかと思いますが、今一歩仕組みづくりが分からないところがあると思いますので、やり方もそれぞれ違うと思いますので、そこは鈴鹿市のマニュアルとしてまとめていかなければならないと考えていますので、きちんとお返事させていただきたいと思います。
それから、過疎化になってきている、高齢者が増えてきているということで、ゴミの問題や、畦シートの問題もお話しいただきまして、地域それぞれ特有のものがあるということもありますので、その地域の問題も、やはりこれが地域づくり準備会の皆さん方とこれからやっていかなければならない課題だというように思いますので、ぜひとも準備会から協議会に格上げをしていただいて、そこに協議会の中で行政も一緒になって話し合いができるように、過疎化が進まないように、これから頑張ってやっていかなければならないと思っています。今日は、自治会長さんがお二人おみえですが、自治会長さんや地区市民センターを中心として、まちづくりを考えていきたいと思います。たくさんそれぞれの立場からご意見いただきましたので、個々の細かい要望に関しましては帰ってから原課に確認させていただいて、大きな地域の問題は鈴鹿市の問題として取り上げさせていただいて、しっかり持ち帰らせていただきたいと思います。医療の関係とか何点かお答えできなかった点があるかと思いますので、また文書でレスポンスさせていただきますので、よろしくお願いします。
当初の時間より、司会進行の仕方が悪くて若干オーバーしてしまいましたが、全員の方にお話ししていただいたということで、第1回目をこういう形で終了させていただきたいと思いますが、これを機に、また市役所はそう遠い所ではないですので、またぜひとも皆さん方の直接的なお声を挙げていただければと思います。今後ともよろしくお願いを申し上げまして、まとめとさせていただきたいと思います。
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