第4回「明生小学校おやじの会」
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とき
- 平成26年11月3日(月曜日)19時~21時
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ところ
- 明生小学校
- 参加者
- 明生小学校おやじの会 17人(男性9人、女性8人)、市長、生活安全部長、その他関係市職員
今回のミーティングで出た主な意見
- おやじの会の活動について
- 父親の強みについて
- 今後の課題について
1 開会のあいさつ(事務局)
本日はご多忙のところ、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきまして誠にありがとうございます。私は、本日の司会を務めさせていただきます市民対話課長の吉崎です。よろしくお願いします。
この「鈴鹿(まち)づくりミーティング」につきましては、市長自身が最も大切に考えている対話と協働を進める上で、重要な事業として位置付けをしています。そうした中で、このミーティングも平成23年度から回を重ねまして、各地域の皆様や、今回のように各分野で活躍されてみえる団体の皆様との意見交換を行ってきました。本日の市長ミーティングが今年度第4回目で今年度は今回が最終回となります。どうぞよろしくお願いします。それではまず始めに、末松市長から挨拶をさせていただきます。
2 市長あいさつ
皆さんこんばんは。本日は、明生小学校おやじの会の皆様におかれましては、大変ご多忙の中、この「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加をいただきまして、本当にありがとうございます。また、本日は中学生の若い学生のみなさんにもご参加いただきまして、ありがとうございます。また平素は鈴鹿市政各般にわたりまして、皆様方には特にまちづくりという部分で、ご理解ご協力をいただきまして、この場をお借りして改めて感謝を申し上げます。
先ほどお話がありました通り、市長に就任して以来、地域で開催される行事などへも可能な限り参加をさせていただきましたし、そして、この「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」につきましても大切な事業と考えて取り組んできました。本日、皆さまと直接対話をする機会を持てたことを大変嬉しく思っています。
さて、鈴鹿市では平成25年3月に鈴鹿市というまちをイメージするキャッチコピーを作成しました。「さぁ、きっともっと鈴鹿。海あり、山あり、匠の技あり」というキャッチコピーです。鈴鹿サーキットを中心としたモータースポーツのまち、伊勢湾から鈴鹿山系に広がる自然に恵まれたまち、そこから生まれる農水産物、伊勢型紙、鈴鹿墨の伝統産業、製造業が盛んな、ものづくりのまちをイメージする大変鈴鹿市にふさわしいキャッチコピーです。ぜひ、皆様にもこのキャッチコピーを覚えていただいて、ご活用していただきシティセールスを行っていきたいと思っています。
また、平成24年12月1日から「鈴鹿市まちづくり基本条例」が施行され、地域コミュニティや市民活動を活性化させるため、また地域づくり協議会などの団体活動支援や人材育成への取り組みをさらに進めるなど、みんなで協働して活力ある力強い鈴鹿市をめざす施策を積極的に推進しているところです。
今日は、「明生小学校おやじの会」の皆様方と一緒に、「おやじの地域参加」をテーマに意見交換させていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。学生の方からも、どんどんご意見をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
3 参加者代表者あいさつ(※※※※様)
おやじの会について説明させていただきます。この明生小学校おやじの会は、今から3年前の平成24年3月に有志の会として計画し、その年の6月、総会をもって明生小学校おやじの会として立ち上がりました。当時、全小学校が鈴鹿型コミュニティスクールというものを推進している最中で、学校を支援しているのは、いつも母親が中心なので、もっと父親にも学校に参加していただきたいという意見が各委員さんからも出ていました。そこで、PTAの関係者とかOB、当時の校長先生や教頭先生、ボランティアの担当の先生方と意見を出し合って、一般の保護者の方にも参加募集を募り、初年度は17名の登録でスタートしました。それまでにも、個人的に学校の修繕をボランティアでしている方がみえて、そうやって一生懸命お手伝いをしてくださっている方にも声掛けをして、このおやじの会に入っていただいています。また、当時の学校運営協議会で委員をしていただいていた方が中心となって、この会を立ち上げていただいて、お父さんならではの学校に対する思いが沢山詰まっている会が、このおやじの会です。
主旨についてですが、ふたつの大きな目的があります。1つ目は、子どもたちとのお楽しみ行事や、おやじならではの企画行事です。もうひとつは、学校の修繕活動、ボランティア活動などです。実際に所属されているお父さん方は、いろんな仕事をされていて趣味も多彩ですので、その技術も沢山あります。そういったお父さん方の知識や経験を活かして、学校に対して奉仕活動を行なっています。もうひとつのふれあい行事に関しては、この会の会則にも掲げてある大きな目的のひとつです。おやじの会は会員相互の親睦と団結を図り、明生小学校児童とのふれあいと明生小学校の手助けを以てこの目的とするとうたってありますように、主に児童とのふれあい事業であったり、会員の親睦と団結をする事業、後はふれあい事業をするための収益事業、その他の目的を達成するために必要な事業等を行っています。実際に、子どもたちとのふれあい事業では、今日来ている明生小学校の卒業生たちからいろんな意見が出て、その意見を取り入れて行事が増えていったという経緯もあります。このように、おやじの会は毎年進化して、バージョンアップして今日に至っているという状況です。
4 参加者自己紹介
(省略)
5 事務局概要説明
(省略)
6 意見交換(ミーティング)
地域づくり組織の在り方について
(市長) 本日のテーマは、おやじの地域参加ということですが、これまでの活動実績とかおやじの会の活動を通じて感じている事とか、体験を通じてどのような目的が達成が出来たのかをまずお話を聞かせていただいて、意見交換が始められたらと思います。
(参加者) まず、主要な活動だけ報告させていただきます。先ほど代表の方からも話がありましたが、子どもたちと一緒に遊ぶ主催イベントをいくつかさせていただいています。主な物をあげさせていただくと、まず、例年2、3月頃に6年生を送る会をさせていただいています。これは、6年生の思い出づくりということで、みんなで体育館で段ボールを使って大きなとりでを作って紅白の玉入れのボールをぶつけ合うという物をメインに、バーベキューなどをしています。このイベントがきっかけで、このサポーターという制度も出来ました。今、サポーターの中に中学2年生の子がいますが、その2人が卒業する時に6年生を送る会をして、すごく楽しかったので何かお手伝いすることが出来ないかと言ってくれて、最初は、少し手伝いに来ていただいていたのですが、サポーターという形で入ってもらったらどうかということになり、次の年の6年生を送る会の後から他の方が入ってくれて、今では16名の中学1年生、2年生の方がイベントを手伝ってくれています。何が助かるかというと、6年生を送る会では逃走中という、いわゆる鬼ごっこをするのですが、1年目の時は、運営もハンター役もおやじがやっていましたので、走るのが非常にきつかったです。でも2年目からは、中学生がハンターをやってくれて、おやじは周りで安全管理をすることが出来たので、そういった意味でも非常に助かって良いシステムだなと感じています。
その他は、例年6月におやじの会とサポーターの総会をしています。今年は同じく6月に、避難所宿泊体験を行いました。おやじの会の主旨のひとつに、子どもに普段出来ない事を体験させようという事がありますので、体育館に段ボールを持ち込んで段ボールハウスを作って、実際に1泊します。おやじの会で安全確保をした上で、私たちも段ボールで寝ます。避難所ですので、たいした食べ物は無いという設定で、アルファ米とレトルトカレーを温めて食べ、夜は校舎を使用して、肝だめしなど遊びも取り入れながらやっています。それから、恒例行事になってきたのが着衣水泳体験で、例年プールが終わった次の週末に、服を来たまま水に落ちたらどうなるか、その時にどうしたら浮く事が出来るのか、ペットボトルが1本あれば助かる場合もあるという事を、実際に身を持って体験していただいています。あと、流しそうめんやカキ氷大会など、おやじの会の子どもやサポーターを対象に、楽しもうとするイベントをしています。熱気球搭乗体験は、ある会員のお父さんと朝日ガスさんが仕事上つながりがあるのでさせていただいて、そのご縁でもう3回目になります。そのような大きなイベントだけでは顔を合わす機会が無いので、毎月第2第4土曜日の夜7時から9時までレクリエーションということで、子どもと大人が一緒になって遊んでいます。
以上が主要なイベントですが、主要なイベントをするには学校をお借りすることが多いので、それなりに責任を果たす必要があるため奉仕活動も行っています。今年は、5月に体育館のワックスがけ、7月には青少年の森で行われた5年生のキャンプの手伝いということで、キャンプファイヤーの準備や、肝試しのお化け役をしました。あとは、運動会の前日準備や、二日前に鈴教研という研究発表会の開催の際に駐車場係などのお手伝いをしました。その他、ペンキ塗りや舞台幕の修繕など、学校から依頼があれば随時お手伝いをさせていただいています。
あと3つ目の活動として、子どもたちと遊ぶには先立つものが必要となりますので、収益事業も行っています。主な物としては、平田商店会のさくら祭りに射的の屋台を出店して、そこで出た収益を活動に使っています。あと、明生まつりにも射的と焼き鳥屋を出して収益をあげています。その他、発起人の方がお店をしている関係もあって、その方がイベントなどで出る時に会から人を出して手伝って収益にしています。
最後にPR活動については、今年になって始めましたが、おやじの会が始まってからあまり会員が増えないということで、おやじの会の活動をもっと皆さんに知ってもらった方が良いのではないかということで、積極的にPTA総会や運動会の場を借りてPR活動をしたり、マスコミへ記者提供をしたりするようになって、結果的には広報すずかに掲載していただいたり、こうして市長とお話し合いが出来るような形へと活動の幅が広がってきたと思っています。主な活動としては以上です。
(市長) 他の学校では、おやじの会というのは、あまり聞いた事が無いので珍しいと思いますが、このような活動をしていく中で、先ほど課題が出ましたが、収益事業についても規約に書いてあるのですか。
(参加者) 目的を達成するための事業ということで、やはり何かをするとなってもお金が無いと物も用意出来ないので、必要なお金は自分たちで収益を上げて、それを使って子どもたちに楽しんでもらうようにしています。
(市長) 6年生を送る会以外の事業は、全校児童対象ですか。着衣水泳体験とか避難所宿泊体験とか流しそうめんなどはどうでしょうか。
(参加者) 基本的に全校生徒対象ですが、避難所宿泊体験は、泊まりになるので4年生以上を対象にしています。
(参加者) 着衣水泳体験は全校児童が対象ですが、危険が伴うので保護者の方が付き添うことを条件にしています。
(市長) 自分の子どもたちが通っていた学校では、おやじの会は無かったので、まだイメージが湧かないのですが、子ども会の活動とは違うわけですね。子どもたちと一緒に遊びながら、学校にお父さんが参加をするという事が第一なのでしょうか。
(参加者) 普段、お父さんは子どもと身体を使って遊ばないという事から、お父さんと子どもが一緒に遊ぶという事が第一だと思います。私の子どもも入っていますが、このような年代になると喋ったりすることも少なくなりますが、この場ではそんなことも無いと思います。
(市長) こうやってお父さんたちが、学校の行事に参加してくれたり、手作りでいろいろ心を込めてしていただいている事を、思春期を迎える皆さん方にとってはどうですか。先ほどお話があったように、普段はお母さんが学校の行事に出ていただく事が多いと思いますが、PTAの活動ではなく、子ども会でもなく、こうやってお父さんたちが学校行事に出て来てくれるというのは、サポーターの方からは、自己紹介の中で、そんなお父さんが格好良いのでサポーターになったとお話をしてもらいましたが、何か意見や感想があったら教えてください。
(参加者) お父さんは、いつも仕事で忙しくて家にもあまりいないので、少し距離がある存在だと思っていましたが、お父さんから入って来てもらうことで、こちらもやりやすくなったし、家でもお互いおやじの会の話題も出来て、会話も増えて良いと思います。
(参加者) お父さんたちとは、なかなか遊ぶ事が無いので、楽しそうにしているところとか見たことがなかったので、お父さんが楽しそうだなと感じます。
(参加者) 私のお父さんは、おやじの会には参加していませんが、私は、サポーターに入って知らないお父さんたちと仲良く出来たりする交流が出来る事が良いと思います。
(参加者) 子ども会は、お母さんが主体なので行事も毎年あまり変わらないけど、お父さんたちは私たちが言ったら、それを受け入れてやってくれた事が嬉しかったです。
(参加者) 私のお父さんは参加していて、楽しそうに子どもたちと遊んでいる姿もいいなと思っていました。実際にサポーターで活動してみて、小学生の子たちが喜んでいるのを見ると嬉しいです。
(参加者) 私のお父さんは入っていませんが、他のお父さんたちと関わることによって、先生たちとのつながりもできて、大人の人とのコミュニケーションが取りやすくなりました。
(参加者) おやじの会が無かった頃は、明生まつりとか行事もあまり変わりがなく、毎年いつも通りでしたが、おやじの会が出来てからは本当に楽しくなって、サポーターになってから現在小学生の人たちに楽しんでもらおうと思ってやっています。
(市長) 皆さんが、こうして気楽に意見を言える雰囲気をつくっていただいているのは、日々の仲の良さが湧き出てくるような感じがします。子どもさんたちのサポーター制度をつくってどうですか。仕事分担が楽になっただけではなく、コミュニケーションが取りやすくなったこととかありますか。
(参加者) やはり、おやじだけでは限界がありますが、そこをサポートしてもらっています。本当に助かっていますし、レクリエーションにも毎回参加してもらっていて、楽しくやっています。あと、うちは男の子が2人なので、男の友達しか知らなかったのですが、こうして女の子の知り合いが増えたのは、自分としては嬉しい事です。
(参加者) 宿泊体験の時などでも、私たちは仕事があるので、夕ご飯くらいから参加するのですが、イベントは昼間からやっていて、鬼ごっこなどでも大人が出れない分、サポーターの子が協力してくれて盛り上げてくれたり、明生まつりでは、射的や焼き鳥をしますが、やはりおやじの人数が全然足りないので、結構頼りにしているところがありますし、土曜日に体育館で遊んでいる時でも、小学生の子どもたちも中学生を見ていると、中学生のイメージが湧くと思います。
(参加者) 子どもの学校の事は、妻に押し付けていたところが自分にもあって、今日はみえていませんが、メンバーの方から、ぜひ入ってくれと言われてこの会に入って、夜、体育館を使って、自分の子どもや他のお子さんと一緒に遊ぶ事によって、知らなかった方々のお子さんの事とかサポーターの子たちが、どんな子なのかよく分かるようになりました。やはり自分から積極的に参加をしないと分からないので、参加してみて良かったと今は本当に思っています。
(参加者) まだよく分かっていないのですが、おやじの会に参加した娘から聞くと、よそのお父さんの話をよくします。普段はあまり喋らないのに、おやじの会の事だけはよく喋ります。やはり、お互いが信頼関係があって楽しくやっているんだろうな、おやじの会ていいなと思っていて参加させていただきました。すごく良い関係だなと今も思っています。
(参加者) やはり、先生に出来ないおやじらしさという事がメインになるので、先生と子どもと言うと、どこかで境界線があるのかもしれませんが、私たちですと本当にお父さんという立場で話をするので、遠慮が無いような形ですので、先生よりは言葉が汚い事もあるかもわかりませんが、宿泊体験の時などは、皆いろんな話をしていますので、恋愛話をしている子もいます。そんな話は自分のお父さんにはしないと思いますので、そんな話を聞く事が出来るようになったのも、彼女たちのお陰かなと思います。いろんなイベントでは、お父さんたちは仕事があって参加できない事もあって、お父さんたちの数よりサポーターの数の方が多いですので、すごく助かっているなと思います。
(市長) どうしても、女性だけでは出来ない活動があると思います。特に、私も経験上、例えばキャンプをしたいと思っても、なかなか自分たちだけでは出来なかったり、自分たち家族だけで出来るとは言え、テントを張るにしても一家族よりも二家族、二家族よりも三家族の方が効率的に出来るし、安全性も高まります。そんな自分たちだけでは出来ない活動をお父さんたちならではの智恵やアイデアや経験を活かしてされていて、すごく頼りになる会だと思います。今のお話を聞いていると、自分が子育てをしてきた経験上そんな風に思います。私の子どもの小学校にもおやじの会があったら、私がいなくても地域の子どもとして育ててもらっていたのかと思います。
彼ら彼女たち、今いる児童もそうですが、そのようなつながりがこの地域の子育て環境を整えていく事につながっていくんだと、今改めて感じています。どうしても卒業すると、地域との距離も出てきますし、小学校からも離れていきます。でもサポーターである彼ら彼女たちがいて、そこをつないでくれて、どんどんこのように繰り返していくと、もしかしたら何十年後かには、彼や彼女たちがおやじの会を引き継いでいるかもしれません。そのような歴史を、これからつくっていただけたら、すごく素敵なモデル的な地域になると思います。
改めて、お父さんだから出来る事とか、これからどんな地域活動に参加したいとかご意見があれば、ぜひお聞かせください。まちづくり基本条例の中でもそうですが、市民の方が参加をする事がこれからのまちづくりにはどうしても必要不可欠になってきます。右肩上がりの時代から、どんどん右肩下がりの時代になって人口が減少する中で、自分たちの事は自分たちで出来るだけ頑張ってやろうという時代は必ず来ますし、かといって行政は行政サービスをおろそかにはしませんが、その兼ね合いや連携が、これからは必要になると思いますので、この会を通じて他の地域や学校でも出来る事など、参考になるようなご意見を聞かせていただきたいと思います。
父親の強みについて
(参加者) お母さんたちとは少し違うという部分で、おやじらしさというところは、計画性の無さがあると思います。お母さん方に手伝っていただくこともあるのですが、あまりにも計画性が無いので、後で代表が呼ばれて怒られるということを何回も繰り返しています。そんなアバウトなところが子どもたちに近いところがあって、喜んでもらっていると思います。つまり考える前に、まずやってみるというスタンスで成り立っている会なので、それは他の地域でも、いろいろ考える前にまずやってみようとする人たちがいたら、少し変わるのかと思います。
(参加者) おやじの会の中で、子どもたちからこんな事がしたい、あんな事がしたいと言われて、子どもの目線で考えた意見が出てきて、はっと気付く事があります。明生小学校にバドミントン部がありますが、その子たちが中学校に行ってもバドミントン部が無いということを聞きました。子どもたちからバドミントンをしたいと聞いたので、1年間かけて小学校で実績をつくって、それを中学校に持って行って、バドミントン部をつくっていただけないか頑張ってお願いしました。その結果、この4月に平田野中学校にバドミントン部をつくっていただきました。ここにもその原動力になる子どもたちがいるのですが、子どもたちの意見がおやじたちを動かしているという、ひとつの実例で、その成功例だと思います。子どもたちの意見が無ければ、私も動きませんでしたし、子どもたちの意見を素直に受け止められるのが、このおやじの会だなと思います。そんなこと出来るわけないじゃないかと頭ごなしに言わず、とりあえずやってみるという事です。
(市長) 実際にバドミントン部をつくってもらってどうですか。
(参加者) 小学校では、明生小学校の人しかバドミントンをしていなかったので、平田野中学にも出来て、国府や庄野の人たちにもバドミントンの楽しさを知ってもらえてとても嬉しいです。
(参加者) 庄野や国府の人はバドミントン部が小学校の時に無かったから入ってくれるか心配でしたが、他の部活からも転部してくれたり、庄野や国府の子たちも入部してくれて良かったです。
(参加者) 僕は、4年生からバドミントン部に入っていて、2年間やってきて本当に楽しかったので、他には無いバドミントン部が出来て本当に嬉しいです。
(市長) 違う小学校の子どもさんたちにも、新しいスポーツを分かっていただけるという事は素晴らしい事です。これからまたどんどん広げていっていただきたいと思いますので頑張ってください。
計画性の無さという話が出ましたが、計画性が無いというよりは、考える前に動き出す事がお父さんたちには出来る、その原動力が強みなのかと思います。あえて、父親だから出来る事とか、この会だからこそ次にこんな事をしたいという目標などあれば教えてください。
(参加者) 父親だから出来るという事は、やはり宿泊体験がそうだと思います。その発想もそうですが、人のお子さんを預かって、泊まって一緒にご飯を食べるという事は、なかなか出来ないので素晴らしいと思います。
(市長) 仰られる通り、今後大きな地震がくると言われていますので、学校でも訓練をしたり、地域でも自主防災隊の中で訓練をしたりしていますが、実際に避難所生活の体験をご提案いただいて、ひとつの行事としてやっていただいているという事は、とても参考になる事だと思いますので、そのようなノウハウを蓄積し、今、明生小学校でしていただいていることを、次は平田野中学校区域内でしていただくような事も考えていただければと思います。そのような事なら行政も一緒に出来ると思います。
(生活安全部長) 私は、以前、防災安全課にいましたので、防災対策の仕事をしていた関係で、何年か前に牧田小学校で避難所宿泊体験をしました。その時は、地域の人たちに来ていただきました。こちらの体験は、6月にされたということですので、寒かったのではないかと思います。
(参加者) 第1回目は11月に開催したのですが、その時は本当に寒かったので、2年目は6月に開催する運びになりました。
(参加者) 11月が寒かったので、段ボールを敷いた方が良いとか言っていましたが、今年6月にした時は、最初は寒かったですが、段々暑くなってきて、夜中の2時頃に換気をしたりしました。人が体育館に長時間いると室内の温度も変わるんだなと感じました。
(生活安全部長) 牧田での体験は9月でしたので、皆さんに非常に寒いと言われました。もし、災害時に非難する場合には、たとえ9月であっても夜中には寒くなりますので、毛布などを自分で用意していただかないといけません。それぞれが準備を心掛けていただくということです。そのような体育館は思いの他冷える事とか、体験を通じて感じた事を、子どもたちや他の家族の方にも教えていただいて、それぞれが準備していただくことが大事だと思います。
(市長) お父さん側からお話をしていただきましたが、今まで話を聞いていて思った事があれば教えてください。
(参加者) 参加出来ない時もありますが、お父さんたちは本当にいろいろやってくれて、私たちも、そんなに外で遊ばないから、こういう機会があって良かったと思います。
(参加者) 小学生は外で一杯遊ぶけど、大人と遊ぶ機会は少なくなってきているので、このおやじの会がある事で、子どもと大人が関わったり、サポーターの中学生たちとも遊んだりしてコミュニケーションがとれたり、同じ学年ではない子たちの話題も分かるので良い会だと思います。
(市長) お父さんと遊ぶという記憶が残るというというのは、とても良い事だと思います。普段、家庭の中でもなかなか話をする機会が無かったり、かと言って毎日接しているからすべて良いという事でも無いので、こういった機会に思い切り密度の濃い時間を接していただいているという事が、彼女たちも分かっているので、今後も大事にしていただきたいと思います。自分のお父さんやお母さんに相談できない事でも、もしかしたらここに来ている他のお父さんたちには相談が出来るという事で、何か悩んだ時でも助けになっていただけるようなネットワークや、つながりがつくれると思いますので、ぜひ、サポーターも増やしていただいて、おやじの会のメンバーも増やして、今後も活動していただきたいと思います。また、この牧田地区には牧田地域づくり協議会もありますので、そういったところとも連携をしていただきたいと思います。地域づくり協議会は、どちらかと言うと、自治会、老人会など少し年齢層の高い方がみえます。また機会があれば、連携をしていただくと地域的にもいろいろな広がりが出来ると思いますので、ぜひ牧田地域づくり協議会にも少し興味を持って話をしていただく機会を持っていただきたいと思います。
仕事をしながら、子どもさんたちとこんなに距離を縮めて関わっていただいているなと思います。あえて、この世代の子どもたちの子育てをする事が大事だと思います。今、積極的に育児に参加をするお父さんの事をイクメンと言われていますが、まさに今日のおやじの会の皆さん方はイクメンで、それ以上のものがあると思います。これからの若いお父さん方とか、仲間に対するメッセージなどがあればお話していただきたいと思います。今までの経験とか含めてどうでしょうか、小さい頃より、今の方が沢山接してみえるのではないでしょうか。
(参加者) 私の父親が仕事人間で、一緒に遊んだ記憶が無いような家庭だったので、逆に自分がそんな思いをしているので、子どもたちには仕事で忙しいという気持ちは横に置いて、出来るだけ子どもたちと接する機会をつくらなければいけないと思います。息子が小学3年生、下の子が年少ですので、まだまだ先は長いですので、頑張らなければならないと思うのですが、どうしても人口が少なくなるので、僕たちの積極的な参加が必要になってくるだろうと感じています。
(参加者) 奥さんや行政は、最初はマイナス思考から入ると思います。おやじたちの強みというのか、僕も小さい時は近くの奈良池でいかだをつくって遊んで学校で怒られた経験もあって、ある程度やんちゃな事をやってきました。ですから、このメンバーが集まると多少のやんちゃは許せるという部分があるので、それが奥さんや行政には出来ない事ですが、そこまで押さえつけなくても、ここまでなら許せて遊ばせる事が出来るのがおやじの会だと思います。それを伝えられたら良いと思います。
(参加者) 模範になれたら良いと思っています。子どもたちは、自分のお父さんに相談に出来なくても僕たちには相談してくれます。頼りにされるということは、僕たちも子どもたちに対して一生懸命全力で接しないといけません。いい加減な気持ちでやっていたら何の意味も無いと思います。出来れば一番近くにいるこの子たちの中での模範になれたらと思います。今後の活動も、いいお父さんというか、模範の大人というように見ていただいて、頼りになるような存在が良いと思います。それがイクメンにつながるかどうかは分かりませんが、きっちり接し合えば、子どももどこかで見てくれると思いますので、模範になれたらと思います。
(参加者) このおやじたちが出来る事というのは、すごいパワーがあって、いろんな技術もあるので、最初1年目は失敗しても、次の年にはバージョンアップした物をつくったり、おやじならではの改良点がありますので、それがこのおやじの会の強みでもあって、おやじにもこんな事が出来るということを、他のお父さんたちにも分かっていただいて、楽しそうだなと感じてもらえたら、自然と仲間が集まってくるのかと思いますし、こちらも本気でドッチボールをしたりしていますが、やはり本気で接していくことが、それが見本となって、それを見て育ってくれたら良いなと思います。
(市長) 今、よく活躍してみえるのは65歳以上の方が多いのですが、30代40代の方がとても頑張っている姿を本当に格好良いと思います。
子どもさんにとっては、今後、何を一緒にしていきたいですか。
(参加者) 私は、運動が苦手ですし、文化部ですので運動する事に対して抵抗がありますが、いつもの行事の中で運動に慣れることも出来たので、ニュースポーツなどやったことの無い事も手伝ってもらいながらやれたら、一緒に出来るようになると思うのでやって欲しいし、もし、そういう機会があればぜひ参加したいと思います。
(参加者) 小学校の高学年になると、外で遊ぶ事が少なくなるので、皆で遊ぶ事が楽しいと思いますし、この会は外で遊ぶ事があるので良いなと思います。
(参加者) もっと楽しい事とか、いろんな事をやってみたいと思います。今でもすごく楽しいし、私も文化部で運動が嫌いだけど、ここでは運動も出来るので本当に有難いと思います。
(参加者) 一番勉強になったのは、やはり宿泊体験で、11月にした時には夜がすごく寒くなるから荷物がすごく増えるという話があって、沢山持ってきたのにいざ泊まってみると、それでも寒くて、本当に震災があった時に前もって準備が出来ないと思うので、震災が起きる前に準備をしておく大切さとか、どれくらいの物があったら寒くないのかなど、とても勉強が出来たので、これからも続けて欲しいと思います。
(参加者) 今まで学年全体で遊ぶことはあまり無かったし、皆でバーベキューをしたりするのも6年生を送る会の時が初めてで、今年の6年生、5年生の子たちにもしてあげて欲しいです。
(参加者) 私は、おやじの会の活動で大人の人とか、他の学年の子たちと交流が出来たのがすごく嬉かったです。だから、そのような学校全体で取り組む活動などを、これからも続けて欲しいと思います。
(参加者) お父さんたちの考える前にやるという計画性の無さが、学校に泊まることも難しい事なのに、それもやってしまったり、私は夜はいつも携帯を触っていますが、ここでは身体を動かすことで汗をかくことが出来て本当に楽しいです。
(参加者) おやじの会の活動がある事によって、普段運動が苦手で運動することを避けている子どもたちとか、文化部の子たちと関わりが出来て、皆で楽しく遊ぶ事によって、運動が苦手な子たちに運動の楽しさとかが分かってもらえるので良いと思います。
(参加者) 僕は、本当に運動が好きで、普通では出来ない運動も出来て嬉しいし、普通、学校では出来ない事をおやじの会ではしてくれるので、本当に嬉しいです。
(市長) ぜひこれからも、運動の部分もおやじの会の皆さん方でしっかりサポートしていただいて、例えば、ここでやった事が次の体育の時間に出来るようになったりすると、彼ら彼女たちの自信につながると思います。私が一緒に仕事をしている方で、子どもさんが5歳の方がいますが、まだ自転車に補助輪を付けていて、一昨日の鈴鹿市サイクリング大会に出る際に、もうそろそろ補助輪を外さないといけないねと家族で話をしていたら、お父さんが家にいないから補助輪が外れないんだと、子どもに言われてショックだったと言っていました。それは、そこの家庭だけではなく、他の家庭も当たり前のようにあることで、お母さんも頑張るけれど、どうしてもお父さんがやってくれる方がいい事もあると思います。物理的に父子家庭、母子家庭の方には、特にこういう活動がそのような家庭を支えてくれる部分があると思いますので、今、彼女たちが言ってくれた事の中には、大きなヒントがあると思って聞いていました。また、地域の相談役のような立場になっていただきたいですので、今後も頑張ってください。
これから目指すべき姿ですが、これから団体として地域や学校で活動するために大切な事とか、学校との関係はどうでしょうか、校長や教頭先生が代わると関係性を保つ事が大変だと思いますが、特に一番最初のきっかけがコミュニティスクールだったということがあると思いますが、学校の関わりや、学校の中での役割とか、何か気付かれた事があれば教えていただきたいと思います。
今後の課題について
(参加者) この会を立ち上げた時は、学校も先生が協力してくれました。でも、校長や教頭先生は、2、3年で代わってしまうので、引き継いでいただいているとは思うのですが、なかなか活動自体の重要性とか、私たちが学校に対して話をしても、校長、教頭先生の理解が無いと出来ない事や、学校の施設を借りているので、それに対しても貸してもらえないと困ってしまいますが、初代に比べるとだんだん認識が落ちてくると思います。もう、校長先生も3人目になりますので、最初の頃は先生も沢山参加くれていたのに、段々先生の参加人数も減ってきてしまって、これだけおやじたちが休みの日に活動しているということなので、先生方もお忙しいとは思いますが、学校側も沢山出ていただけるように期待をしたいです。
(参加者) おやじの会の主旨のひとつに修繕活動があるのですが、私の考え方は、先生方が電球ひとつも変える、廊下のワックスもかける、そういったことを、おやじの会でさせてもらって、その代わりに先生方が子どもたちと接する時間を沢山増やして欲しいという考えがあります。その際に、校門や裏門のペンキ塗りをしたりしました。先生方の時間を子どもたちに費やして欲しいという気持ちがあります。そのように相互理解をしながら、どちらかに利益を求めるものではなく、先生方に参加していただくと、子どもたちの笑顔が全然違うので、その辺、もう少し先生方への理解を求めて参加を高めていただいていきたいと思います。
(市長) 立ち上げる時は、大変な労力もあったと思います。でも最初はみんなのパワーがあって本当に盛り上がるのですが、今お話があったように、年々関係が希薄になってきて、特に卒業生のお父さんになると、学校と接する時間も少なくなってくるので、大変なのはよく分かります。ただ、そこをつなげるのが、この中学生の子どもたちだろうと思います。学校もコミュニティスクールをきっかけに、折角このおやじの会を発足していただいたので、学校の方にも地域の中の活動の一環として頑張っていただいている事をお知らせしていきたいと思います。
話は変わりますが、新しい平田野中学はどうですか。
(参加者) トイレがほとんど洋式になって、音姫が付いているのでトイレに行き易くなりました。前は汚かったので、我慢をしていましたが、今は行きたい時にすぐに行けます。嫌な点は、教室の上に窓がありますが、授業中にそこから光が差し込んでノートと反射してすごく眩しくてノートが見えづらくてノートに書くのが辛いです。ブラインドやカーテンを付けて欲しいです。
(参加者) 今回の校舎は、前の校舎とは違って窓ガラスが多くて、いろんなところまで見えて、音楽室も吹き抜けになっていて開放感があって、綺麗だし本当に過ごしやすい学校だと思います。
(市長) 上が吹き抜けになっていて合唱コンクールの練習をしても音が響きやすく、皆さんが唄いやすいようになど、いろいろ工夫をしています。天井の窓についても、天井の方に暑い空気がたまるので、その空気を逃そうということで、自動開閉式の窓を設置しました。
(参加者) その窓から雨漏りもします。
(市長) 実際そういうことだということであれば、修繕をしないといけませんので教育委員会の方にもお伝えさせていただきます。
(市長) 通学路はどうでしょうか。
(参加者) たまに歩行者用の信号機が無くて、間違えて渡ってしまいそうになる所があります。そこは、通学路が変わった所で、前は通って無かったです。
(参加者) 奈良池から出てきた交差点で、ホンダの従業員さんしか渡っていなかった所です。
(市長) 今までは、ホンダの従業員さんしか通って無くても、今は中学生の通学路になっているということですね。
(参加者) 通学路を自転車で走っていると、段差が多くて荷物が飛んでいったりします。危ない事がよくあるので、直して欲しいと皆言っています。
(市長) 大変参考になりました。新築移転というのは、莫大な費用がかかっていて、他の小中学校の方からは、羨ましがられていますが、その中でも工夫しすぎて使いづらい事もあるというお話でしたが、実際に使っていただいているご意見というのは貴重なご意見です。使っていただく前に見せていただいたり、通学路も確認はしましたが、実際に使ってみて、ここは良かった、ここは悪いというご意見を皆さんから聞けたということは、とても参考になりました、ありがとうございました。担当部署にも話をさせていただきます。
この際に、地域づくり、学校についてなど、牧田地区に限らず、最近問題になっているような事があればお聞かせください。
(参加者) 学校開放の関係について、現在、第2、第4土曜日に体育館を借りていますが、借りるにあたっては、体育館開放委員会があって、その中で皆でルールを守って使用しています。しかし、中にはルールを守れない団体があって、去年注意したのに、また今年同じ事をしているということになると、私たちは、学校の中でルールを守るということをさせているので、どうにかしたいのですが、私たちもその団体も店子で、その店子同士で話をしても解決しない場合があります。学校側は、利用する地域の方で話し合ってくださいと言われますが、管理者として入っていただけるような仕組みをつくっていただけると良いと思います。
(市長) ルールづくり、仕組みづくりのお話だと思いますが、担当部署にお話をさせていただきます。
(参加者) おやじの会をこれから益々発展させたいという事は、皆思っていますので、共通の意識で子どもたちに接しています。また、自分たちも楽しむというのが、大きな目的です。やはり、総会とか運動会などで声掛けはしていますが、なかなか入っていただけないです。仕事が忙しいということもあると思いますが、入会している方が少ない事が、今一番の課題です。こうして入っていただいた方も、本当に一人一人の声掛けによって入っていただいて、ここまで増えてきたのが実情です。今、市長が言われたように、地域づくりとかいろんな所に参加するとなると、この人数でおやじの会をまわしていくには限界があります。以前から地域コーディネーターの方から声を掛けていただいたり、地域づくりの方からも、避難所訓練も合同でやったらどうかという声もあって、協力したいとは思っているのですが、管理する立場の人間がこの人数では難しいと思って、今は、この明生小学校の子どもたちだけを対象にして活動しているところです。ですから、ここにいるメンバーは、本当に有難くて誰一人欠かせない大切な方なので、そこから増やしていきたいというのが私の一番の思いです。3年目までやってきて、こんな形になっていますが、サポーターの子たちもどこまで手伝ってくれるかという事もありますし、おやじたちが中心的な存在で運営をしていかなければならないので、その点は、これからの課題で、代表としてもなんとかやっていきたいと思っています。
(参加者) これからも、おやじの会は子どもたちの小さな意見も取り入れて、まずやってみようというスタンスで、有言実行です。その姿を見てもらって、子どもたちが成長して自分が親になった時に、こんな事をしてもらったなと思い出してくれたら有難いなと思って活動しています。
(参加者) 私も楽しみながらやっています。子どもたちにはお父さんの良い面も見てもらっていますし、お酒を呑んだだらしないところも見てもらっていますので、反面教師という面でも、そういった事も合わせて勉強してもらえる会になればと思います。
(参加者) 今後の課題ということで、高学年向けの行事は多いのですが、低学年向けの行事が少ないと感じますので、工夫して小さいお子さんも参加出来るようにする事が課題だと思います。
(参加者) やはり人数がもう少しいないと、先生方も代わられるということなので、各学校で学習指導要領の中で計画はあると思いますが、もう少し学校の中での計画などをこちらに指示していただければ良いかと思います。ただ人数が少ないので、今は出来そうに無いのですが、校長先生が代わる度に方針に沿えるようにできれば、うまくいくと思います。計画性が無いと言いますが、なんせ計画を立てる時に人数を計算すると、必要人数の半数しかいない状況ですので、そこは勢いでやっています。普通に考えたら危ない状況になりかねないので、課題としては、どうやって人数を集めるのかということだと思います。
(参加者) 今は3年目ですが、これから4年5年と続けて自分も参加していきたいと思いますが、やはり人が足りないという問題があるので、私も近所のお父さんたちにぜひ入ってくださいという話はしていますし、これから入学する子どもたちのお父さんに知り合いがいたら声を掛けていこうと思っています。やはり継続が大事だと思います。子どもたちの意見を取り入れながら、おやじも楽しむ事が大事だと思っています。そういった事を認識しながらやっていきたいと思います。
(参加者) 今まで、おやじの会は結構人がいるように思っていましたが、今日こうやって話を聞いて本当に人が足りないという事が分かりましたので、私も心がけて参加したいと思います。
(参加者) もっと先生や父兄の方に信頼してもらえるようなおやじの会になれば、いろんな形で相乗効果で良くなるのではないかと思いますので、これだけのメンバーしかいませんが、今年は1年終えて、また来年は来年で徐々にバージョンアップしていけば、もっともっと良い会になると思います。
(市長) ありがとうございました。皆さん方は、それぞれのお子さんのおやじであり、家庭のおやじであり、そのおやじが学校のおやじになって地域のおやじになって、もしかしたら鈴鹿市全体のおやじになっていただけるのかという期待も込めさせていただいて、今後ぜひ、この会でいろいろな活動をしていただいて、子どもたちと一緒に楽しむ事、おやじにしか出来ない事、おやじの強みをこれからもどんどん活かして、学校づくりに参加をしていただきたいと思います。子どもさんたちのサポーターも、こうして増えていますし、おやじの会の会員のみならず、10回のうち1回でも出て来られる方など、おやじなりのサポーターとか、例えば、おじいちゃんのサポーターとか、お母さんたちもおやじの会のサポーターだと思いますので、いろんな形で協力をしながら、この輪や絆を継続していただきたいと思います。今後もこの明生小学校、名のごとく明るく生きられる学校を目指して頑張っていただきたいと思います。
今日は、将来を担う若い世代にも参加していただいて、本当にいろいろなご意見を聞かせていただきました。今後の施策に反映させていただきたいと思います。お父さん方には、30代40代の方にご参加いただきまして、私と同じ世代ということで、今後も何かありましたら仲間に入れていただきたいと思います。そして、ぜひ新しい若い人たちから尊敬されるようなロールモデルになっていただけるように頑張っていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
本日は、地域づくり協議会や他の地域の方にも参考になるようなご意見を聞かせていただけたと思います。地域づくり協議会や自治会の方は、逆に年齢層が高くて、どうやって若い方と接するかという事をすごく悩んでいます。ですから大きなイベントをして、若い方にお手伝いをしてもらったりする事をきっかけにされていますが、逆の立場からするとこんな悩みがあるという事が分かりましたので、みなさんのまちづくりに役立てるように反映させていただきたいと思います。今後もおやじの会の発展を期待していますので、頑張ってください。
※この会議録は、要約しています。
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