第3回「鈴鹿子ども支援ネットワーク」

ページ番号1006405  更新日 2024年1月23日

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とき

平成24年9月26日(水曜日)10時~12時

ところ

市役所本館12階 1205会議室
参加者
鈴鹿子ども支援ネットワーク 13人(女性13人)、市長、生活安全部長、その他関係市職員

今回のミーティングで出た主な意見

  • 鈴鹿市まちづくり基本条例について
  • 障害児の進学・就労支援について
  • 発達障害の子どもの支援について
  • 専門機関の不足について
  • 市のホームページについて
  • 交通の不便さについて
  • 情報発信や分かりやすい仕組みづくり

1 開会のあいさつ(事務局)

 本日はお忙しい中、「市長と話そう!鈴鹿(まち)づくりミーティング」にご参加いただきましてありがとうございます。「鈴鹿(まち)づくりミーティング」につきましては、市長が最も大切に考えている対話と協働を進める中で、重要な事業であると考えています。そうした中で、このミーティングも昨年度より回を重ねまして各地域の皆さま方や、各分野で活躍されてみえる団体の皆さまと意見交換を行ってきました。今回の対話集会が今年度、第3回目となります。どうぞよろしくお願いします。それではまず始めに、末松市長よりごあいさつをさせていただきます。

2 市長あいさつ

 おはようございます。本日は、「鈴鹿(まち)づくりミーティング」にたくさんの方にご参加いただきましてありがとうございます。今、申し上げましたとおり、昨年市長に就任させていただいて以来、「鈴鹿(まち)づくりミーティング」を重ねてきました。皆さんと直接対話をすることによって、施策に反映させていただきたいと思っていますので、今日は率直な意見や思ってみえることを忌憚なくお話をしていただいて、有意義な会議になればいいなと思っています。
 鈴鹿市は、ご存知のとおり今年12月1日で市制施行70周年という節目の年を迎えます。各地域やそれぞれの団体の方に記念行事もしていただいています。皆様方にもご協力いただいたり、参加をしていただいた行事もあろうかと思いますが、まだもう少しありますので、ぜひ積極的にご参加をいただきたいと思います。
 それと、6月にまちづくり基本条例を制定させていただき、この中に、子どもの権利も条建てしました。昨日、庁内で勉強会を実施しましたが、どのようなまちづくりをしていくかを、それぞれが考えている最中です。そういった中で、今日は、鈴鹿子ども支援ネットワークの皆さんと共に、子どもや子育てや、それぞれの悩みがあろうかと思いますので、そういったことをテーマにお話し合いができればと思っていますので、よろしくお願い申し上げまして、冒頭のごあいさつに代えさせていただきます。今日は、女性ばかりですので、気軽にお話をさせていただけたらと思いますのでお願いします。

3 参加者代表あいさつ(※※※※様)

 鈴鹿子ども支援ネットワークの代表の※※※※と申します。どうぞよろしくお願いします。子ども支援ネットワークをつくってから今まで、行政も民間も皆で一緒になって話し合ってきましたが、私たちの目的の中には、こういう話し合いを外に発信するというのがすごく大きな目的でもありましたので、早速このような機会に巡り合えてとても嬉しく思っていますので、今日はよろしくお願いします。
 子ども支援ネットワークは、実は2年前に虐待をテーマにした「あしかび」という映画を鈴鹿市内で上映しようと、民間の団体に声を掛けて集まったのがきっかけです。そしてその後、せっかく集まった機会を無駄にしないように、市内で子ども支援に関わる団体や行政も入っていただいて、このようなネットワークづくりをしてきめ細やかな子ども支援を考えていこうとスタートしました。それが23年の4月です。それから定期的に皆で集まって、今の市内の子どもの状況はどうだとか、こんなところで不安があるとか、いろんな話をしながら、自分たちなりに何か一般市民の方に広く知っていただくために、子ども支援って何というテーマで行事をしました。今年度はどうしようかということで、来年1月27日に子ども支援フェスタを鈴鹿で開催しますので、それに向けて今年度は、今関わってみえる団体の紹介や思いを入れてパンフレットを作ろうと計画中です。それから先日、子ども理解ということで勉強会を開催し、12月には子ども支援とは何だろう、何が大事だろうということを勉強します。そういうことを通して、一般の方にも子どもに関わるということがどれだけ地域づくりにつながるかということを知っていただく機会にできたらいいなと思っています。
 このネットワークは、できてから間もないので、まだまだいろんな団体や行政の方も関わっていただけるように、外に向けて発信していかなければならないと思っています。

4 参加者自己紹介(略)

各団体紹介

こどもサポートすずか

 子どもの権利が保障される地域づくりをしたいということで、子どもが主体を持って自立して生きていくために自分たちは何ができるだろうと思い、いろんな生の体験をすることによって、子ども参画を考えたりしています。ファミリーサポートセンターやつどいの広場の事業、チャイルドラインの事業を通して、子どもの育っている現場と、その周りの状況を目の当たりにしているので、子ども支援ということは、やはり子どもが主体になって自立していくということを目的として活動しているところです。

家庭教育研究センターFACE(ふぁす)

 発達心理学をベースとした家庭予防教育のNPOとして活動をしています。1人の赤ちゃんはいないという小児精神科医の言葉がありますが、家庭における家族全員の心理発達に着目をしていますので、家庭での対話や関わり方を学ぶことが大事で、学ぶだけではなくて、それを地域や社会に広げて自ら貢献して社会に参加していくという循環する仕組みをつくろうとしています。本年度は鈴鹿市では、子育て支援センターの子育て支援講座、ジェフリーの人間関係トレーニングといった、女性を対象にして勉強会をさせていただいています。心理士として勤務していますスクールカウンセラーの現場がありますので、本年度からは、スタッフ全員が鈴鹿市と津市の相談員に就業しまして、現場の経験を研究して、それを予防するためのプログラムとして活動するという流れになっています。あと、予防教育のプログラム勉強会という柱と、もう1本は直接支援ということも一昨年度から始めていて、中学校内の不登校や非行傾向の子どもたちを預かり、教育に先んずる家庭教育の不足した部分を関わりとしてさせていただいているSMAP(スマップ)支援というものがあります。あと昨年度から、津市の委嘱で発達検査の支援として小中学校にお伺いをして、個人の資質の偏りや家庭環境についての心理的なアセスメントを学校にお返しして、ご家庭にもご協力していただくというような、少し心理専門的な分野もここ1、2年で始めています。

鈴鹿友の会

 友の会というのは、全国にある2万人ほどの女性団体です。昭和の初期から80年ほど続いている団体で、会員のモットーは「良い社会は良い家庭から」という理念で続いています。今、鈴鹿には会員が20代から80代まで主婦ばかり57人います。主婦であることを活かして、自分たちの料理や家庭を良くする勉強会を開いたり、毎年1回はジェフリーで小さいお子さんを持つお母さんに、子どもの生活を良くするお母さん塾を開いています。また毎年秋には家計簿をつけて、そこから生活を良くしていこうという勉強会を持っています。
 直接子どもと関わっていませんが、家庭を良くしたいお母さんの生活を支援したいと考え活動しています。

SAS(さす)

 さすは平成14年に、発達障害の子どもとコミュニケーションをスムーズに取るためにはどうしたらいいかを勉強するために立ち上げました。以前は、県内外から専門家を呼んで勉強会を開いたりしていましたが、今年はもっと、お母さんたちの悩みとか本音を聞こうということで、毎月第2火曜日に社会福祉協議会でおしゃべり会のような感じで、同じ子どもを持つお母さんの悩みを聞いてあげようと活動しています。
 あと発達障害の子を持つ毎日の生活のしんどさを皆に体験してもらおうと、体験を通して啓発活動をしています。今年はもう3回ほど入っていますが、障害の子を持っていないお母さん向けの講座や、市内の小学校の先生の研修や、子どもたちに同じクラスにいる支援学級の子たちは、こんなに大変な日を過ごしているということを、自分たちで体験して気付いてもらおうという啓発活動もしています。

21世紀の子育てを考える会 鈴鹿

 2005年12月に地域社会全体で子育てをする、子育て共同体の確立と、21世紀を子育て支援のまち、健康で文化的なまちとして創造することをビジョンとして確立した団体です。子育て真っ最中の母親が中心となって設立した団体です。当団体では、子育てサロン、子育ての講演会、こどもフェスタなど、母親のニーズを受けてさまざまな事業を企画実施してきました。また、子育て真っ最中の母親の声を行政に反映させるために、さまざまな調査研究、施策提言も行っています。平成22、23年度と鈴鹿市子育て支援課からの委託事業で鈴鹿市次世代育成支援行動計画の進行管理及び評価事業として、鈴鹿市における次世代育成に関する調査研究事業を行いました。母親の声を集めて届けるということを、私たちのミッションとしてやっています。

5 事務局概要説明

(略)

6 意見交換(ミーティング)

鈴鹿市まちづくり基本条例について

(市長) それぞれご発言されたい方がたくさんみえると思いますので、たぶん何を言おうかと用意をしていただいている方もおみえだと思いますが、どなたでも結構ですので、一番バッターをお務めいただける方がみえましたら、よろしくお願いしたいと思います。

(参加者) 私たちの団体では、ファミリーサポートセンターとかつどいの広場とかチャイルドラインとか、いろんな現場で子どもを支援しています。その中で、自分たちがやっている活動の中で何が大事かを考えているのですが、それは、子どもを1人の主体としてきちんと尊重して1人で育つ力を持っているので、そこを大人が保証していくことかと考えていますが、市長のあいさつの中にも鈴鹿市のまちづくり基本条例の中に、子どもの権利を取り扱っていて、勉強会もされたと聞きました。第6条で扱っていると思いますが、子どもは、生きる、守られる、育つ、参加する権利を有すると謳っていますが、それに関して具体的にはどんなふうに考えてみえるのかお聞かせいただけるとうれしいのですが。

(市長) 実はまだできたての条例が、鈴鹿市まちづくり基本条例です。その中に、鈴鹿市の特徴として、まちづくりをしていくためには地域の皆さん方や行政の者はもちろん大事ですが、次の世代を担っていただく子どもたちに、どのようにまちづくりに参加してもらうか、またこのまちをどのように子どもたちにつなげていくことができるか、という中でいろいろ考えました。実は、子どもの権利を、他のところでも市民の権利とか義務を謳っている条文がありますので、わざわざなぜ子どもだけを取り上げるのかという議論もたくさんありました。そんな中で私も皆さんと同じですが、子どもたちが住みやすいまちづくりとは、地域の皆さん方にとっても住みやすいまちづくりになるのではないかということと、鈴鹿市はまだまだ若いまちですので、今後鈴鹿市の宝である子どもさん方を、どのようにまちづくりの中心として考えていくのか、環境をどう整えていくのかということは、私たちの大きな責務だと思っていますので、その中で特に条建てをさせてほしいということで、盛り込ませていただきました。
 それと、条例を考える会もたくさんの方にご参加をいただいて、1年半以上の議論をしていただいた中でも、同様のご意見があったと思います。できる限り市民の皆さん方のご意見を尊重する中で、基本となる条例をつくりたいということで、そのことも含めてお願いして、議決もいただいたわけです。施策としてはいろいろなことが進んでいますが、そういった施策の中心となるものがこの条例ですので、ここをスタートラインとして、ここからどうやって施策とつなげていくのか、あるいはネットワークを構築していくのかは、今後の課題になるかと思います。ですから、この鈴鹿市まちづくり基本条例の中に子どもの権利が入っているということを市民の皆さん方に分かっていただいた上で、こういったネットワークづくりを盛り上げていきたいと思っています。ですから、具体的にここからどうやって展開していくかは、今後皆さん方と一緒に話し合いをさせていただいたり、あるいは、子どもの権利ですので、子どもに直接お話を聞かせていただく機会を設けられたら良いなと考えています。
 県の子ども条例をつくった時に、実は私も参加させていただきました。あの時も、非常に大きな議論を呼びました。権利ばかり主張して、子どもの義務はどうなるのかとか、保護者はどのような対応をするのかなどいろいろな議論があって、子ども条例をつくっているところへ勉強に行かせていただいたり、集中審議をさせていただいた経緯もあります。私は、そういったことも踏まえた中で、鈴鹿市の条例の中にも子どもの権利を入れさせていただきたいという思いが強かったので、入れさせていただきました。今後もまた一緒になって、これはみんなの条例ですので、その中には市民の皆さん方の役割なども書き込ませていただいてありますので、この条例を機に鈴鹿市のまちづくりを大いに深めていきたいと考えています。今後、ますますご協力していただきたいと思いますし、条例があるのだから次はこのように展開したらどうかとか、具体的なご提案をいただけたら本当にありがたいと思っています。

(参加者) ありがとうございます。まちづくり基本条例の中に子どもの権利が入った状況とか、三重県の子ども条例の制定に至る話とか、いろいろ考えていただいているんだなと思って聞かせていただきました。まちづくり条例の中に子どもが生きる、育つ、参加するという言葉で表していただいていますが、先ほど市長も言われましたが、少し前までは子どもは見守っていく、大人が育てないといけない存在だと言われていましたが、そこをもう一歩進めて子どもの中には力があるとか、力をちゃんと持っているとか、自分で考えて決定する力があるということを、この鈴鹿のまちづくり条例は、子どもをそうやって捉えてもらっているんだと思っていますので心強いと思います。具体的に条例をどうやって施策につなげていくこともこれからの課題だと言っていただきましたが、まちづくり条例から発生して、ゆくゆくは鈴鹿市も子どもの権利条例ができるといいなと思うのですが、それも視野に入れて考えていただいているのでしょうか。

(市長) 先ほど申し上げたように、今はまず、市民の皆さん方と一緒になってまちづくりをしましょうという中で、子どもも重要であるし、子どもさんたちがこれから大きくなって次世代へつないでいただく大切な宝ですので、その中で大きくこの条例の中に入れさせていただきました。ここがスタートですので、ここから本当に子どもの権利条例に発展していくのか、逆に鈴鹿市は、わざわざ子どもの権利条例をつくらなくてもまちづくり条例の中で子どもさんたちと一緒になってやっているんですよ、というようにつながっていくのか、これは今後、いろいろな議論の中での大きなテーマとして考えていきたいと思っています。ですから、子どもの権利条例の制定を想定してまちづくり条例に入れたわけではなく、子どもも大きな社会の一人として責任を持っていただいたり、あるいは子どもを育てていくことによって鈴鹿市が変わるといったことを意味する条例です。今後子どもの権利条例をつくるかもしれません、もしかしたらつくろうというご意見が出たり、鈴鹿市民の皆さん方がそういった情勢をつくり出していただくことによって、子どもの権利条例をつくりましょうというようなことにもなると思います。まず、スタートの一歩を踏み出したのかと思っています。
 まだ6月に制定されたばかりですので、どれくらいの方がこの鈴鹿市まちづくり基本条例を知っていただいているのか、これからたくさんの方に知っていただかなければならない状況ですので、今後、ここからスタートして次に発展させていくには、それなりの議論や過程を踏んでいきたいと考えています。ですから、今、視野に入っているとか入っていないということは、この場では今のところは申し上げられないというのが本音です。

(参加者) やはりこれがスタートなんだと思います。三重県の子ども条例にも、市民の責務、行政の責務が謳われていますが、未来をつくる鈴鹿のまちづくりにも絶対に子どもという存在が大事なんだということが、市民に広がっていくようにしていくのは、やはり市民だと思っています。気運づくりというものも、行政からではなくて市民からだと思っていますので、このスタートをしていただいて、今度はこちらが反対にとても責任を感じて、何かできたら、何か一歩踏み出せたらと私たちも思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

(参加者) まちづくり基本条例に関して、少し発言させていただきたいと思います。このまちづくり基本条例の市民の会議に参加していたメンバーがこの中にもいますが、私もその1人です。その場で、夜中の12時まで子どもの権利を入れていただくように一生懸命お願いし、条例をつくって行政に手渡した後、一時どうなったか分からない時期がありまして、前市長にはどうなったのかと訴えたのですが、次の市長に託すということでしたので、今回この場をお借りして末松市長にはそのまま引き継いでいただいて、子どもの権利も残していただいて本当にお礼を申し上げたいです。つくった者として本当に感謝していますし、これからスタートしますので、私たちの市民としての責任、役割が増えてくると思っています。
 それに関連していないのですが、私たちもこのようにネットワークができていますので、庁内でも子どもに関するネットワークをつくっていただいているとは思いますが、ますます活性化していただけたらと思います。庁内でどのような子育てに関するネットワークができているのかが市民に見えてこない部分がありますので、市長の方からこのまちづくり基本条例を含めて、庁内でどのような動きをされているのかお話を聞かせていただけたらと思います。

(市長) まちづくり基本条例については、昨日、庁内での勉強会をさせていただきました。講師に四日市大学の岩崎先生をお迎えして、ご講演をいただいた後、勉強会をしました。管理職も含めて所属長も参加をして、まず条例を知ろうということで開催しました。今日は、子どもがテーマですが、まちづくりには全て関わってきますので、これから全職員にまちづくり条例が中心となって動いていくということの勉強会をしていきたいと思います。それが条例に関してです。今からスタートしていきますので、この条例をもっと詳しく勉強したり、いろいろ連携していくことによって、部局横断型な連携ができるかと思っています。
 子どもについてのネットワークや、庁内での支援の仕方が目に見えてこないということは、正直なところ時々お話をいただいています。子どもについての課や、子育てについての支援をする部局もありますが、現状は福祉部局と教育部門に別れていますので、その中で縦割りというものは必ずあると思います、その認識は持っています。これは、組織の問題になりますので、どのような組織を編成するのが良いのか、子どもたちにとって、また市民の皆さん方にとってどういう支援のあり方が一番良いのか、それと分かりやすい組織をつくっていくのが良いと思っています。やはり現場の職員ともいろいろ話をしていきたいと思っていますし、今までもそのようなお話をいただいていますので、すぐに来年度からできるかと言えば難しいですが、そういう事も視野に入れて、分かりやすい組織であり、子どものことに関してだけではなく、全庁的に市民の皆さん方が来ていただいた時に分かりやすくて動きやすいのが、市民サービスの向上につながると思いますので、そういったことは常に考えながら行動をしています。組織のことについて、他市のように子ども部局をつくるとかお話ができればいいのですが、そこまで至っていない状況です。ただ、それに向けて人事部局などで話し合いをして意見聴取もしていますので、今後皆さん方に分かりやすい、現場が動きやすいということに向けて展開をしていきたいと考えています。
 去年、危機管理という担当もつくらせていただきました。子どもの関係ではないですが、災害に対しての危機管理だけではなく、鳥インフルエンザや新型インフルエンザ、あるいは国民保護法に関するテロ問題など、いろんな問題がありますが、全部の危機を統括できる部署をつくらせていただきました。組織を変えるということは、非常に難しい部分がたくさんあります。今まで慣れ親しんできた組織とか、国・県・市の連携の中で、そういったところと組織を変えることによってどのように連携をとっていくのか、あるいは基礎自治体からもっともっと声をあげて変えていかなければならないのかと考えています。今、まさに勉強をさせていただいている最中だということで、ご理解をいただけたらと思います。

障害児の進学・就労支援について

(参加者) 発達障害の子どもについてですが、鈴鹿市では途切れない支援ということで、0歳から18歳まで取り組みをしていただいていると思いますが、ただ発達障害の子どもについて、義務教育を終えてから子どもの行き先とか、子どもがどうなっていくのかは、あまり鈴鹿市の中では私たちには見えてこない気がするので、そのあたりを詳しく聞きたいということと、子どもがこれから大人になって就労していくつながりというか、なかなか就労先が見つからないということが、お話の中でかなりありますので、鈴鹿市ではどのような連携をとっているのかを聞かせていただきたいと思います。

(市長) 確かに義務教育までは、しっかりと見せていただいていますが、発達障害の方を含めて、障がいを持たれる皆さん方が、中学校から高校へ行く時のハードルは高いと思います。この支援も市の教育委員会と県の教育委員会でもっと連携をさせていただきながら、関わっていかなければならないと思っています。それと、就労の支援についても、本当に大きな声をいただきます。なんとか就労の場を見付けてほしいということと、自立をしていくためには、やはり働くことによって自立していく事につながるので、いろいろな声を聞かせていただいていますが、まだまだ現状ではそういった就労の場が少ないのは事実だと思っています。いろいろな所で、そういった働きかけ、啓発はさせていただいていますが、まだつながっていない状況はあると思っていますし、今後その状況を打破していかなければならないと思っていますが、まず就労支援のご理解をいただくために、事業者さんたちとの話し合いもこれから進めていかなければならないと思います。

(教育委員会次長) 先ほど市長が申し上げた、中学から高校へ進学するところをもっと考えていかなければならないという中で、現在、県立高校の高校が主ですが、特別支援教育コーディネーターの連絡協議会というものをつくっていまして、年に1回ではありますが、中学校と高等学校が円滑な移行ができるような形でどうしたらいいか、情報交換を始めているところです。もう1点は、やはりこれは市内の県立高校との話し合いですので、鈴鹿市の中学校の子どもさんが、市内の県立高校に行くとは限りません。他の県立学校や私学ですと、県の教育委員会などに相談していかなければならないと思いますので、県の教育委員会とも連携を深めていかなければならないと考えています。

(保健福祉部次長) 就労支援の関係についてですが、障害児に関する就労支援については、県やハローワークと当然私どもも連携しています。平成22年12月に障害者自立支援法が一部改正されまして、その中で発達障害の方も障害者自立支援法の下で障害福祉サービスを利用できるようになっています。これは、障害福祉サービスというのは、その中には就労移行支援や就労継続支援、共同生活援助などがあります。そんな中で、特別支援学校を含めた障害児の就労支援については、卒業後に利用できる福祉サービスに関して、市や障害者自立支援センターあいでも情報提供や相談をお受けしています。また、2、3年前からだったと思いますが、年に1回で申し訳ないですが、ハローワーク主催で市内の協力事業所が集まっていただいて、市役所で就職相談も行っています。例年11月前後に開催していますので、ぜひそういった機会もご利用いただければと思います。
 それから施設に関しては、そのような相談会を通じて一般企業への働きかけを行っている一方で、なかなか一般企業への就労が難しい方々については、福祉的な事業所の提供が必要で、市内においては以前に比べますと、そういった受け入れ先も増えてきていますので、担当部局の障害福祉課などにご相談ください。

(参加者) 愛知県だと特例子会社といった会社があります。見た目には分からず、本当に普通に働ける方もいらっしゃるのに、鈴鹿には割と企業さんが多いのに、細かい支援が手薄になっているので、一般企業への働きかけは私たちではとても声があがらないので、鈴鹿市のほうで取り組みはないでしょうか。

(市長) 私も中部電力の関係の愛知にあるウイングとかいろいろ見に行かせていただいて、特例子会社の中で、たくさんの障がいを持たれている方が活き活きと働かれて、自立もされているということは勉強させていただきました。ただ、鈴鹿市内で企業はたくさんありますが、今のところ特例子会社という話には至っていない状況です。本社があるところは、工場や支社であると本社のご理解をいただかないと設置が難しいということもありますので、鈴鹿市に立地されて30年40年と経っている企業もありますので、また声をあげて働きかけをさせていただきたいと思います。ご提案をいただいたので早速、会議などでそのようなお話をさせていただきたいと思います。
 あと、鈴鹿市はどちらかと言うと中小企業が非常に多いので、特別なことより、自分たちの企業の中で、1人か2人一緒に働きましょうというあっせんをする方が多いという状況です。その中で、上手に会社に馴染んでいただくと長続きするのですが、それぞれ心やいろいろな問題、健常者には分からない問題を抱えてみえると思いますので、必ず1人専門的な方に付いていただいて、障がい者の方と健常者の方が2人1組で仕事ができるように、企業の皆さん方にご理解をいただかないといけないことがたくさんあると思いますので、その中で、リーマンショック以降、なかなか企業も余裕がないと思いますが、少し景気も上向いていますし、なんとか社会貢献をしていただくために、また社会貢献をしていただいた時に私たち行政がどういったインセンティブを付けていくことができるかということが必要になってくると思います。そういった支援は行政がしないといけないですので、そのマッチングやネットワークづくりというものがもっともっと必要だと思っています。就労部会とかハローワークとかいろいろな団体の方と構成はしていますが、まだ自主的にはつながっていないと思いますし、いろいろなところから鈴鹿市は本当に低いとお叱りを受けている状況ですので、今後努力をさせていただきたいと思います。
 学校の方も特別支援学校とは別に、障がい者の方だけの高等技術学校というものが他県にはあります。そこで技術を身に付けていただくと、就職がしやすくなりますので、県の方でも取り組みをしてもらわないといけない問題なので、県の教育委員会にも働きかけをしていきたいと思っています。三重県にはそういった学校がありませんが、やはり技術を持っていると強いですので、県に向けてまた発信をしていきたいと思っています。議員の時に2、3回質問しましたが、取り合っていただけなくて、私のライフワークでもありますので、続けていきたいと思います。

(参加者) やはり、中学高校となると進学や就職というものが目の前にありますので、自分は行く所がないんだと思ってしまわないように、次につながるように、子どもたちが活き活きと、自分はこれをしたいと言えるような鈴鹿市であってほしいと思います。

(参加者) 就労に関して市長にお尋ねしたい事が2つほどあります。三重県障害者雇用促進事業がありますが、毎年法定雇用率に達成せず、私も障害者ですので障害者雇用で民間企業で働いていますが、本当にいつも最下位です。昨年度は、ワースト3位だったと思います。そういった数値からも障害者雇用は進んでいないと思われるので、その点は県の方にも力を入れていただきたいのですが、発達障害があって就労ができないということもありますが、今は、引きこもりであったり、若者が就職できない現状がありますし、鈴鹿市は企業がたくさんありますので、高校生の就職率も高いのですが、今後、雇用がどうなっていくのか分からないということで、若者の雇用確保という観点から、県の方ではキャリアコンサルタントを配置して、就労の相談を受けていますが、鈴鹿市独自で若者の就職相談は現在はされていないです。今後、どのような課がどのような役割を持ってやっていくのか、ハローワークとの連携などあると思われますが、若者の就労は障がいを持つ持たないに関わらず、すごく重要な問題になっていますので、今後鈴鹿市としては、障がいある無し関係無く、皆が働ける地域をつくっていくために市長としてはどのようにお考えなのか。今、キャリアコンサルタントがいないのは知っていますが、今後このような件を受けて、どのように鈴鹿市が進んでいくのか、市長のお考えを聞きたいと思います。

(市長) 全国的に引きこもりの問題も起きていますし、鈴鹿市でもたくさんの方がそういう状況にあるとも思っています。鈴鹿が活き活きと輝いていくために、皆さん方が安心して住んでいただけるために労働力は非常に大事ですし、若者たちの就労の場や憩いの場も見付けてあげなければならないと思っていますが、現状はそういった事をどのように展開していくかは、これからの課題だと言っていたら、もう遅いのかも分かりませんが、そういった話ができるような会議や場、こういった協議会のようなものをつくりあげていくところから始めないと難しいと思います。やっと子どもたちについても協議会やネットワークを皆さん方にお願いをして、場所づくりもできてきて、そこから少しずつ発展形になってきた状況だと思いますので、ネットワークづくりは今後必要だと思います。それに伴って組織も大事ですので、大きな風呂敷を広げてしまうだけでは具体的につながっていかないので、こういう場を何回も繰り返すことによって、発展して部会なりにつなげていければと思いますが、逆に問題点をどんどんあげていただけると私たちとしては、そういったものをつくりやすいです。
 子育て支援センターなどができて、いろんなところから子育てしやすいまちだと言っていただいて、中学校までは、なんとか鈴鹿市で皆さん方と一緒にやっていけるようになりましたという声もいただきます。そうすると、その先の問題が出てきます。ずっと、子どもさんたちの人生を通して、自立をしていくまでには、まだ今の鈴鹿市の状態ははっきり言って未熟だと思っています。ただ、専門家やキャリアコンサルタントなどを設置するまでに至っていませんので、県の力を貸していただきながら、連携を取りながらやっていきたいと思います。県も県だけではできないところがあると思うので、実際に始めて、基礎自治体はどうなのか、鈴鹿市だけではなく、津や四日市以外でも県との連携ができていないと思うので、せっかく設置されている県のキャリアコンサルタントも利用させていただいてネットワークをつくりたいと思います。

(子ども家庭支援室長) 本当に子どもたちが大人になっていくために、私たち大人が何をしていくのか、何を考えていくのかが今問われていると私も思います。子ども家庭支援室では、子どもが生まれた時から、妊娠の時から支援をしていかなければならないと考えています。そのためには、保健センター、教育、福祉関係全てが連携をして親を支えていく、家庭を支えていく、そして子どもを支える視点に立っていますが、まだまだ充実できていない部分がたくさんありますので、市長の方からお話が出たように、皆さんと一緒に、子どものことを考える、このネットワークの中で市長にあげてほしい意見を言ってください。せっかく行政と市民が一緒になって考える会ですので、私たちも市長まであげていきますので、鈴鹿の中での問題点、もっとこうなれば良いのにという構想を持って一緒にやっていきたいと思いますので、今後も、このようなネットワークの会を更に活発にしていきたいと思います。

発達障害の子どもの支援について

(参加者) 小さい時に発達障害と診断されると療育センターなどに行くことができますが、小学生になって支援学級に所属していない、発達障害がありながら普通級にいる子は、神戸小学校のすくすくルームに通っていて、そのお母さん方に聞きましたが、なかなかそこに行けない、行けたとしてもグループ分けするのに時間が掛かるので、実際に開始されるのは6月ぐらいで、1学期中ですくすくルームに行けるのは3回ほどしかない。発達障害の子は毎日生活していく中で、1学期のうち3回しか行けないというのは、はっきり言ってあまり意味がないような気がします。お母さんたちもそばで見ていて、これを家庭に活かしていくにはどうしたらいいのかというのが見えてこないということがあって、理想としては日々の生活の中で、トラブルがあった時に、その場でソーシャルスキルを教えてあげられるというのがとても理想ですが、各学校にそういうスキルを持った先生を配置するということについて、鈴鹿市ではどういった考えをされているのかが疑問です。支援学級に通っている子は、手厚くいろいろ指導されていますが、普通級にいる発達障害の子の支援をどうされていくのか疑問に思ったので質問させていただきます。

(市長) 子どもは、すべての子どもに教育を受ける権利がありますので、私たちがしっかりとサポートしていかなければならないと考えています。本来は、それぞれの学校にそういった教室をつくってあげるのが本当だと思いますが、多分、人材の面とかスキルがまだ備わっていない教員の皆さん方には、非常にそういったことが難しいと思うので、今後は人材育成も行っていかなければならないと思っています。現状、全学校に配置ができるのは理想的だと思っていますが、神戸小学校だけではなくて、違う所にも拠点校のようなものができたらいいなと思っています。

(教育委員会次長) 神戸小学校のすくすくルームについては、通級学級という学級へ普通学級にいらっしゃるお子さんが他校から通ってみえます。お話を伺っていると、6月頃から3回しか行けないくらいたくさんいらっしゃると思います。発達障害のお子さんというのは、全市でかなり多くなっています。軽く扱えないという状況ですので、丁寧に対話をしながら、親ごさんのお話も聞きながら、子どもさんをどうやって育てていくかを考えると、時間を掛けてやる必要がありますので、どうしても時間的には詰まった状況になっているのが現状だと思います。1学期に3回ほどしか行けないというお話がありましたが、改善するためには担当教員を増やさないといけない、初めは1人から出発しましたが、現在は担当教員は2人いますので、少しは良くなっていると思いますが、神戸小学校だけではなく、他校にも拠点校が設置できればよいと思っています。ただそれだけではなくて、各学校には特別支援教育のコーディネーターがいます。そのコーディネーターが、特別支援学級や発達障害のお子さんと普通学級の担任とのコーディネートをして、親や子どもの様子を考えながら時間割を組んだり、あるいは、他の先生がどういうふうに関わっていったら良いのかを状況に応じて時間割を考えています。子どもさんの状況というのは、非常に多様ですので苦慮しているのが現状です。あるいは、特別支援教育コーディネーターだけではなく、やはりスキルを持った教員をやはり育成ということも必要ですので、教育研究所の研修講座を夏季休業中にも持たせていただいています。そこには特別支援学級担当の教員だけではなくて、普通学級の担当の先生もでるだけ参加を呼び掛けて勉強していただいています。毎年、担当が代わってしまうと引き継ぎができない場合がありますので、やはり複数年持っていただくということが必要だと思っています。これは、あくまでも学校長が決めるということですので、学校長の方に、複数年担当の先生を持ってください、引き継ぎをきちんとしてくださいと、子どもたちをどのように育てていくのか、発達障害を持っている子どもさんだけではなくて、子どもたちを育てていくには、組織的に体制を整えてやってくださいと、校長先生にお願いしているところです。県の教育委員会にもお願いをしないといけないし、各学校の方にも体制づくりをお願いしないといけないと思います。研修講座もできるだけ参加していただいて、スキルアップを図っていきたいと考えています。

(子ども家庭支援室長) 子ども家庭支援室にも教員が2名います。子ども家庭支援室では、途切れない支援ということで、発達障害のお子さんにきちんと支援していくために支援の仕方を教員や保育士の方に分かっていただくために、月に1回自主研修会を開いています。自主研修会にはすべての学校の先生と、私立公立すべての保育園の先生に基本的なスキル研修のチラシをまいて、4月から取り組んでいます。1つはお母さんから学校でうまくいってないというようなご相談があった場合に、そこの学校に集中的に取り組んでいくことで、今現在4校に教員が毎日学校に出向いて授業を見て、反省会をして、きちんと教員がスキルを身に付けてもらうまで徹底的に支援していくということを、今年度は特に集中的にしています。先ほど、仰られたように、すくすくルームだけでは対応できない部分があると思うので、そこは教育研究所と子ども家庭支援室と連携していますが、まだまだご心配はあると思います。そんな場合はぜひ、子ども家庭支援室や教育研究所へ言っていただいて、少しでも心配を解消していただけたらと思いますので、そんなお母さんがみえたら一報をいただくようにお願いします。

(参加者) 学校や先生によってばらつきはありますが、市内の小学校は特別支援という考えも普及してきて先生方も頑張ってみえて、充実している学校もあると思いますが、中学校の方は、特別支援が良いという学校は聞いたことがなくて、今あったようなお話は、中学校でも実際にされているのでしょうか。

(子ども家庭支援室長) 中学校の方も要望があれば飛んで行きます。昨年度も、ある中学校の教員に何度も関わらさせてもらって、先生がきちんとお子さんに上手な対応ができるように集中的に取り組ませてもらいました。ただ、これは親ごさんからの相談や学校からの要請がないと、勝手には行ってすることはできないので、ぜひ遠慮せずに何か困った事があったら言ってほしいと思います。

(教育委員会次長) 比較的、小学校では生活面や家庭のことなど、きめ細かいところまで学級担任が担当しているという性格上、道徳やいろんな教科を含めて子どもさんを預かっています。特別支援学級の経験者を含めてきめ細かいところをやっているというのが特色です。中学校はどちらかといえば教科に分かれて教科担任制ですが、特別支援学級の先生も数学も国語の先生も学校の組織の中にいて、それぞれ特色はありますが、きめ細かな指導は小学校も中学校もしないといけないと考えています。

(参加者) 今のお話のように、中学校は教科担任制なので、小学校程、細かく直接担任の先生が見れない時間が出てくるので、余計に全部の先生に障害特性なり支援の仕方を少なくとも基本的なことを学んでいただかないといけないと思いますし、連携もしっかりとっていただいて、休み時間に先生がいないとか、1日何があったか知っている先生と知らない先生がいて、総合したら誰も何も分からないということになっていたら、本当に支援もできないし、子どもたちが長い時間学校にいるのに、その生活が崩れてしまうことになるので、支援学校の方に就学相談で支援学校の判定が出て行かれる方も多いですが、相談の時も書類を見て判断されるのでなくて、その子の特性とか希望とか親ごさんの話をきちんと聞いていただいて、本当にその子が安定した生活が送れる進路や、就学を勧めてほしいと思いますし、本当に行き先によってその子が安定した生活が送れるのかということも考えて、そこを支援して欲しいと思います。今、実際中学校は、特別支援教育コーディネータさんもいらっしゃいますし、そういう研修に参加される先生もいらっしゃいますけど、実際に一人一人に個別支援や指導がどのくらいできていて、鈴鹿市内の中学校では、現状どういう取り組みをやっていらっしゃるのでしょうか。

(教育委員会次長) 基本的に中学校だけ変わったことをしているということはありません。小学校も中学校も支援計画に基づいて、子どもさんの特性ともちろん、親ごさんのお考えと含めて一緒に話し合いながら計画をつくって、子どもに自立も促しながらやっていかないといけないのは小学校も中学校も同じです。私どもが気を付けて指導をしていかなければならないと思っているのは、小学校から中学校へ上がった時に、長いスパンで特別支援をしていかなければならないこと。これはどんなお子さんでもそうですが、特に発達障害を持ったお子さんには小学校から中学校へ進む時にきちんと引継ぎをしながら、子どもさんの特性やどういうふうに伸ばしてあげたら良いのかは、やはり担任の先生が一番よく知っていますので、それを引継ぎながら将来に向けて、中学校を卒業する時点で子どもたちをどのように持っていったらいいのか、中学校での一応のゴールラインを見越して指導していくことは、小学校も中学校も同じであると考えています。

(教育研究所長) 先ほどは、中学校のお話をいろいろ聞かせていただいてありがとうございます。また今後、小学校、中学校も研修講座や教育相談の担当者を今までは小中別々にやっていたので、中学校のみ、小学校のみという会議もありましたが、昨年度から少しずつ小中合同でやっていて、それぞれの事例検討をしっかりやりながら、お互いに勉強していきましょうという方向性で考えてやっていますので、今後もしっかりとそういった方向を、今日いただいた意見を基にして考えていきたいと思います。
 あと、中学校の弁明をするわけではないですが、確かにそういった印象を与えてしまっているところがあると思いましたので、今後はまた頑張っていきたいと思います。例えば、個別の教育支援計画の作成率は、実は小学校よりも中学校の方が作成率は高いです。それぞれやっているとは思いますが、担任の先生とか教科単位の先生が入れ替わり立ち替わりで保護者の方に対応するという場面で、そういう印象を持たれるのかとも思いますので、小中共に個別の教育支援計画の作成を個々のニーズに合わせてつくっていく、子ども家庭支援室と連携しながら引継ぎの支援会議、就学前から小学校、小学校から中学校、そういった引継ぎの支援会議も就学前から出来る限り充実していって、その充実と共にその会に参加する先生も巻き込みながら、1人ずつのスキルアップや、指導力向上をめざしていきたいと思います。

(市長) ご指摘をいただいて、現状をお話しできたと思います。小学校と中学校の違いというのもありますし、現実にこうして生の声を聞かせていただくと、今後違ってくると思います。もう小学校中学校と一緒に始めている話も聞いていますので、そんな中で、いろいろ教えていただきたいと思いますが、今後もう少し見守っていただきながら、また何かあったら言ってください。

専門機関の不足について

(参加者) 行政に対する要望や質問は、“ふぁす”は基本的にあまり強く持たないので、私自身も三重県の社会教育委員というものを8年間務めてきまして諮問される側だったので、尋ねられればいろいろアイデアや意見は持っています。それを聞いていただく機会があればありがたいと思いながら、皆さんとたくさんのご要望やご意見を出していただける機会だと思うので、聞かせていただいています。直接的な意見や要望を市長にお届けしていただけて良かったと思いながら、私自身は伺っています。今メインになっている、子どもの安全で安心できる環境をつくっていくためのネットワークですが、虐待やネグレクトという家庭環境要因と、発達障害に関わる個人の資質と個性に重きを置いて、やはり育てにくさというものが実際にあって、子どもとの関係が悪化していくような2つの要因がとても大きくなっていて、それをどう予防に使っていくのか、支援に使っていくのかということで、このネットワークは両方を考えながらやっていると思います。
 鈴鹿の土地の特性として、例えば、児童相談所、小児精神病院というのが市内にはないので、よそに出て行かないと直接の支援が受けられない専門機関がないという課題がありますので、それをどうしていくのかという意見は、これまでいっぱい出てきていて、鈴鹿ならではの土地条件にあった専門性というのが必要になってきている、よそへ行く時間を省いて市内で何か受けられないかという要望はずっとあると思います。それが、教育研究所に向かっていったり、子ども家庭支援室に向かっていったりするんだなと思います。
 私自身も学校で相談に当たっていますが、先ほどすくすくの担当教諭が1人から2人に増えたというお話がありましたが、ニーズはおそらくその100倍くらいあるという認識を持っていただいているのかというのが唯一の質問で、それに対して私たちが何が出来るかを、やはりネットワークとして考えていかないといけないので、誰もがもっと専門性のある相談員をもっと増やしていかないといけないというお気持ちは持っていただいているのですか。それを今日の会議で聞かせていただきたいです。窓口で相談すると、予算のお話が必ず出てきますが、そういうところに予算をつくっていこうという気持ちも持っていただいていますか。

(市長) もちろんそうです。本当に専門的な知識を持った人材やスキルを持った人材育成をしていかないといけないと痛切に感じています。本当に現場の皆さん方は必死になって各ご家庭とお付き合いしていただき、いじめや虐待があったと聞くとすぐさま飛んで行って対応をしていただいていることも理解しています。現状、今の鈴鹿市の中でどうしてもマンパワーに頼ってしまっているところはあります。行政の職員だけでは、すべての対応はできないと思います。なんとか皆さん方のお力をお借りして、そのネットワークを構築することによって、100倍では足りないくらいのたくさんのご要望やご意見を聞いていきたいと思います。そのためには、こういう会議が必要で、こういう会議で声をあげていただくだけではなくて、関わっていただき、いろんな所に目を広げていただいて、見守りもしていただける状況にもなる、もしかするとこの世代だけではなくて、もっと上の世代の方たちも、実はそういうことならやってあげられるよといった、子どもさん方の支援に関わっていける方もたくさんみえると思うので、そういう掘り起こしをしていきたいと考えています。
 県議の時に、これは市長になってからも頼みましたが、先ほどの就労支援の中で、60歳を過ぎてそれぞれの企業を退職されて人事を担当された方、総務を担当されていた方たちが、今度は自分たちのそのような人脈を使って、障害を持たれている方の就労の相談に学校の先生と一緒になって、支援員さんとして勤めていただいていました。それが県の方で試行的なケースで1年限りだったので何度も県当局と議論を重ね、3年に延ばしてもらって時限的ではなくてずっとそれを続けていただくことが必要であるということを認識していただいた事業があります。3年目に入って、この前ご報告に来ていただいた時には、請け負っている100%就職をさせることができ、就労体験もさせることができたということでした。いろいろな団体に向けても、まず就職が無理でも就労体験をさせてあげてくださいとお願いしたいです。ここから次につながる可能性がありますので。もっと発信をしていかなといけないのですが、発信することによってもっと分かりやすくて簡単に関われるということが、まだ鈴鹿市の行政の中では出来ていないというのが、一番大きな課題だと思います。
 予算のことが無理であれば、皆さんのところにお願いに行きます。委嘱をお願いすれば、多分皆さん方は引き受けていただけると思います。そのネットワークの場がやっとできてきたかと思いますので、これからが本当の官民連携だと思います。現場が辛いのもよく分かっています、人数が足りないのもよく分かっています。県と皆さん方と連携をさせていただきたい。今日は、このような場を持っていただいたので、すごく有り難いです。報道の方も入っていますので、まずはそういうことを発信をしていただけるような機会もこれからどんどん持っていきたいと思っています。
 いろんな場を通じて、いろんな事を助けていただける幅広い年齢層の団体さんだと思っていますので、そういった面からも、学習会や研修会で情報発信をお願いしたいと思いますし、そういった面から感想や意見があればお話をいただけたらと思います。

(参加者) 鈴鹿友の会は、子どもが本当に元気に育ってくれるのを願う母の集まりで、ここで直接市長にお願いするようなことはあまり無いのですが、ただ、地域に会員が散らばっているので、いろんな会で聞いたことを皆に教えたりして、自分の孫育てやそういう方も含めてみていくことが必要であると伝えていますが、友の会は、やはり生活の基本は食べることだと考えています。全国的に「早寝早起き朝ご飯」が推奨されていますが、全国友の会も推奨団体の1つとして名前があがっていますが、子どもの小さい時からの食生活が大切ということを訴えて、お母さん塾を持っていますが、小学校になると子どもの生活が荒れるというか、親も忙しくなって、その部分は崩れ易いと感じています。市からも一時は「早寝早起き朝ご飯運動」のパンフレットやリーフレットをもらっていましたが、最近あまりそれが聞かれないので、何か市から働き掛けはされているのかを聞かせていただきたいです。

(市長) 「早寝早起き朝ご飯」は、ずっと推奨していますが、随分推奨してきたので、皆さんの中に慣れ親しんできていただいた部分もあるのかと思います。これは小学校も含めて中学校も、常に何かあると「早寝早起き朝ご飯」は、推奨していますので、また今後も大いにご協力いただきたいと思います。
 まだ発言していただいていない方が見えると思いますが、いかがでしょうか。一応1人ひとつは発言していただくルールになっていますのでお願いします。

(参加者) こどもサポート鈴鹿で、実質ファミリーサポートセンターとつどいの広場を市から受託していまして、小さいお子さんを持つお母さんたちが沢山みえますので、現場の声を聞くということが非常に多いので、本当に現場冥利に尽きる場所ですが、実際お母さんが家庭で子どもを見れるのが一番というのは皆さんおっしゃってみえますが、働くお母さんが多い中、また母子家庭や父子家庭の中、病児や病後児の子どもを預かって欲しいという声が多くて、今、ハピールームでお預かりいただいていますが、なかなかファミリーサポートセンターで受けられないという現状があり、でも声がたくさんあがっていてどうしようもなくて、待ってみえる方がみえるという状況があります。具体的にそこだけではないですが、子どもが育つために、豊かに育てるという状況のために何かこれから施策として特に考えを持っていらっしゃることがあれば教えてください。

(市長) 病児病後児保育は、まさに今言われた通りだと思っています。今、国でもいろんな議論がありますが、幼保一元化や子どもへの問題が出ています。鈴鹿市でも同様に子どもの数は若干微増していて、それぞれのニーズが違います。地域も変わってきましたが、それぞれの保護者が求めるものも変わってきましたので、その多種多様のニーズにどうやって応えていくかという問題はあります。本市も、これから幼児教育、子育ての環境整備の中で、幼保をどのように考えていくかという事が課題になっています。放課後児童クラブの問題が出たり、空き教室の問題が出たりいっぱいありますので、そういうことをひっくるめて、今は部局が分かれて話をしていますが、できたら来年度からは一緒に進めていきたいと思います。その中で、公立の保育所はどうあるべきかということが、今求められている事だと思います。鈴鹿市は、私立の保育園も沢山ありますので、私立の保育園さんにも担っていただいているところは、これからも担っていただきたい。でも市としては、公立の保育所が病児病後児保育も、障害者の皆さん方、外国籍の方もたくさんみえますので、外国人の子どもさんの保育はどうしていくのか、本来子育てや保育ができない子どもたちを、どうみていくかを公立に今から求められていくことなので、国で言われている幼保一元化と、鈴鹿市の幼保一元化とは違うということを、地域の皆さん方と行政懇談会やいろんな所で話し合いを始めている段階です。それに伴って、今後の公立幼稚園、公立保育所の在り方をしっかりお示しをさせていただきたいと思っています。あるところでは摩擦が生じるかもしれませんが。もしかすると地域ではそれは求めていないと言われるかもしれませんが、鈴鹿市を大きく考えた時に、今議論をして、今その方針を出していかないと、全くこの先が成り立っていかない状況にあるので、今までのように老朽化したので建て替えるのではなくて、全部一緒のあり方ではなくて、実態調査もさせていただいた上で、ここの地域にはこれが合うといったことがあると思います。そういった状況の中で病児病後児保育は大きな課題であり、公が担っていかなければならない責任だと私自身は考えて、今後進めていきたいと思っています。地域の実情に合った、またお母さんたちの実情に合った施策をさせていただきますので、またご意見もいただきたいと思います。
 先ほどからお話があるように、鈴鹿市は民間幼稚園や民間保育園が多いのも特徴だと思いますが、公立で担ってきたものと一緒のような役割を民間の皆さん方に責任を持っていただいて進めてきた歴史も大事だと思います。ただ、本市に専門的な養護施設がないとか、障害について相談をする場所がない問題は、三重県の中で今まで県が担ってきましたので、その中でできていた範囲だと思いますが、100倍以上のご相談があると言っていただきましたし、潜在的にもそういった児童の数が顕著に数字やデータが増えています。その関係だけではなく、そこには家庭の背景もあり、子どもさんに対する虐待の事実もあります。鈴鹿市は人口20万人である県下では3番目の都市ですので、今までは他のところに行ってくださいと言えた時代だったかもしれませんが、だんだんとそうじゃなくなってきているというのが、今の鈴鹿市に求められている状況だと思いますので、今後は他市に頼るのではなく、鈴鹿市として自立をしていくためにそういうものが必要になってきているという事を大きく認識を変えていかなければならないと思っています。ですから専門的な場所や、病院、相談が出来る施設は、今後の鈴鹿市の大きな過渡期の中で必要になるものだと思います。最後は、鈴鹿市だけでも生きていけるようになっていかないと、多分皆さん方のサービスの向上や、これからを担っていただく子どもさんたちを育成していけませんので、非常にハードルは高いですが、目的意識はそこにあるということは、今日の課題にさせいただきたいと思います。今後も努力していきたいと考えています。おそらく、皆さん方はそこを言いたいのではないかと思います。私も共通認識ですが、他市に任せている時代ではない、応急診療所は鈴鹿市が頑張って、亀山、津、四日市の子どもさんも受けていますが、そうではない部分も、これからは本来の意味で鈴鹿市が独立をして強化をしていく必要があるんだと教えていただきましたので、少し頭の切り替えをしていきながら頑張ってやっていきたいと思います。

鈴鹿市のホームページについて

(参加者) 病児保育や土日保育の充実をお願いしたいところですが、次世代支援のライフワークバランスということで、働いてみえるお母さん方が多いことであったり、本当に身近な事ですが、子育て支援センターは、働いていているお父さんお母さんにとっては日曜日も開いていると有りがたいという声が多かったり、また車社会ですが、車に乗られない方が多い中で公共交通機関が少ない所にあること、場所が点々としているようで実は利用しにくいという意見を結構聞いていますので、そういうところの充実をお願いしていきたいと思いますし、またインターネット(ホームページ)の情報発信が見にくくて、検索しにくいところがあるので、もうちょっと分かりやすい状況にしていただけたらいいかと思います。

(市長) 情報の検索がしにくいというご指摘をいただきましたが。

(参加者) ご老人とか今からパソコンを始めようという方には、とても難しいです。

(参加者) 他市のサイトでは、子どもとか高齢、出産というイラストがあって、そこを押すようになっていますが、鈴鹿市にそういったものが無くて、子育てというキーワードもないので、各課担当から検索していかないといけないと情報を得られなかったのですが、去年から子育てという項目ができたのですが、とても小さいです。でも、何年か前に表彰されていましたが、市民の感覚と表彰する側の感覚に随分ずれがあるかと思います。

(市長) ホームページが見にくい、情報の検索がしづらいとよく言われますので、しっかり担当に伝えていきたいと思います。あと、子育て支援センターは、やはり公共交通機関がある方が利用しやすいですか。

交通の不便さについて

(参加者) お母さん方の声を集約した結果、サーキットから歩かないと行けないし、りんりんの前にはC-BUSがないので、そちらへ行けないお母さん方のために、白子駅の近くに“はぐはぐ”ができたと思います。私たちは車社会に生きているのでいいのですが、外から来て車が無い方には不便なまちだと声をいただきます。

(参加者) 転勤などで他県から来た方は、鈴鹿に来るとまず車の運転の練習を始めないといけない。特に都会から来た人は、今まで地下鉄や市バスをどんどん利用していたので、ここに来てもう一度自動車学校に通い直して運転の勉強してから生活しないと、役所にも来れないと言われます。病院に行くにも車じゃないと行けないので、来て何年も経つ人でも、右折するのが怖いという話を聞きます。

(市長) 他市から流入される方が多くなっていますので、最初に子育て支援センターの“りんりん”ができた時にも、その心配はあったと思いますが、いざできた時には利用していただく方が非常にたくさんみえて、それが何年か経って、やはり公共交通機関のある所に支援センターがあった方がいいというご意見だと思うので、次の発展形に向けて公共交通機関が使えるような所、あるいはC-BUSがある所というお話は非常にありがたいご意見だと思いますので、今後協議していきたいと思います。

情報発信や分かりやすい仕組みづくりについて

(参加者) こういう場に来させていただくのは、本当にありがたいと思いながら恐れ多いのですが、私自身は、“ふぁす”というところで勉強をして、幸運にも相談員や中学校への支援ということで活動させていただいています。こうして、市内に熱心な団体があって鈴鹿市の親子を支えているんだということを知ることができて、一親として安心しました。あと、市長の熱い思いを聞くことができて、1人じゃないんだなと安心することができました。市民として受け身ではいけないと思うのですが、鈴鹿市の発信をどんどんしていただければすごくありがたいと強く思いますので、よろしくお願いします。

(参加者) 私も1人の母親として思うのが、子どもが幼稚園とか小さい子がいれば、お迎えの時とか母親同士で実際に会って愚痴をこぼしたり、話ができる場があります。りんりんに行けば他からも来るお母さんたちに会えて意見交換ができるし、どちらかと言うと、まだ誰かに守られている、どこかにすがるところがあるなという実感があるのですが、子どもがだんだん小学校中学校と大きくなってくると、お母さん同士で会う機会が全然無く、授業参観などで会うことしかなくて、やはり行政とか学校へ直接とか敷居が高くなってしまって、ちょっと相談できる所がほとんど無いと思います。私が勉強させていただいている“ふぁす”では、発達心理学という面から小さい子どもから小学生、中学生、高校生まで、あと夫婦関係まで、ずっとその年代に合った人との関わりということで勉強させていただいていますが、実際に中学校くらいまでならPTAの家庭教育学級とか勉強する場も参加しようとすればあるのですが、子どもがだんだん大きくなってくると、鈴鹿市として相談する場、勉強する場が無くなってくるので、実際に何処に相談に行ったらいいのか、義務教育を過ぎると親としては見えてこないので、発達障害をずっと見てきた時に年代別にどういう所に行ったらいいのかが、はっきり分かるような仕組みというものがあるとうれしいと思います。

(参加者) 現状を知っていただけたらと思いますが、子育てのつどいの広場事業をファミリーサポートセンターではなくて、保育園の方で参加させていただいています。そこの保育園の方で一時預かりもしていますが、幼稚園保育園に入る前の未就園児で、ボーダーラインのお子さんを持ってみえる方は、一時的に預かってもらえる所が少ない、親子で参加する場は、りんりんや、今はあるかどうか分かりませんが、昔は保健センターで親子で遊んだり、臨床心理士さんに相談する機会がありました。親子で集うことは多くても、親がリフレッシュや用事などで子どもさんを預ける場所が少ないので、聞いた話では、公立保育所でお願いをしたら断られたケースがあったらしいので、できれば、そういう場所を増やしていただけたら、多分お母さん方も気持ちが楽になると思います。

(市長) ありがとうございました。全員に発言していただきました。今言っていただいたような課題もあると思いますし、先ほどから言っていただいている問題は、これからもっともっと皆で取り組んでいかないといけないと思っています。今日、保育の場所、保育の仕方、お預かりの仕方、それぞれの相談場所や専門施設とか一杯ご意見をいただきましたので、皆さん方の会議の時につなげていけるような整理もさせていただきたいと思いますので、そういった時に、またご意見をいただきたいと思います。
 ホームページの直せるようなところは、早く直させていただいて、皆さん方が見やすく、検索しやすいものにしていきたいと思います。
 今日は、すごく良い機会をいただきました。皆さん方に本音のところや、問題意識を提供していただいたと思いますので、もっとしっかり勉強して、いろんな所に出向いていきながら、皆さん方と共にまちづくりを進めていきたいと思いますので、今後もよろしくお願いします。

※この会議録は、要約しています。

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