農・水産業

ページ番号1004191  更新日 2024年1月23日

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 県下第2位の工業都市であると同時に、豊かな自然が今もなお残されている鈴鹿市には、大地の恵み、海の恵みを受けた農・水産業が盛んに行われています。

 市を貫流する鈴鹿川右岸側の東南部地域では、肥沃な大地と豊かな水という条件を生かしながら、稲作や野菜栽培が行われています。また、左岸側の西部地域ではサツキやツツジといった植木が盛んに栽培されており、最近は生産から流通、販売まで一貫して行う体制が組まれています。また茶栽培も多く、千年の歴史を誇る伊勢茶ブランドの名は全国に知られています。中でも収穫前に木の上に覆いをかぶせる「かぶせ茶」は、上質なお茶として人気があります。

 養鶏や肉牛などの畜産農家も多く、最近は付加価値を高めた商品の開発が進んでいます。

 水産業においては、伊勢湾内での沿岸漁業が行われており、いわしの漁獲量が多く、冬の時期には海苔養殖も盛んに行われています。また、近年は、とる漁業から育てる漁業への転換も進められ、ヨシエビ、ガザミなどの種苗放流を行っています。

稲作

写真:稲作

 肥沃な大地、豊かな水の恩恵を授かって農業も盛んに行われています。米づくりは、時代とともに機械化が進み、より効率良く生産されています。

サツキの栽培

写真:サツキ栽培の様子

 温和な気候と肥沃な大地という恵まれた自然条件のもと、石薬師地区を中心に緑花木の生産が盛んです。中でも市の花「サツキ」の生産量は全国一を誇っています。

海苔

写真:伊勢湾で養殖される海苔

 木曽三川が注ぎ込む伊勢湾で育てられる鈴鹿の黒海苔。香りも高く、伊勢湾の代表的な味覚として広く親しまれています。家庭の食卓や業務用、また最近ではギフトにも使われています。

漁業

写真:海辺で作業する様子

 白子漁港、若松漁港、鈴鹿漁港の3漁港を擁する鈴鹿。終日、漁船の出入りでにぎわい、主にイワシ、アサリなどが水揚げされています。伊勢湾で育まれた新鮮な海の幸もまた鈴鹿の名産品の一つです。

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