麻しん(はしか)に注意しましょう
現在、海外における麻しん(はしか)の流行が報告されています。国内においても感染の報告があり、今後の感染拡大が懸念されます。
麻しんは、麻しんウイルスにより引き起こされる感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現します。
感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強力です。手洗い、マスクのみでは予防できず、予防接種が最も有効な予防法です。定期予防接種対象者は早めの接種をご検討ください。また定期予防接種対象外の方であっても、過去に2回の接種歴が明らかでない場合は接種を検討してください。
【海外に渡航予定の方へ】
- ウェブサイト等を参考に、渡航先の麻しんの流行状況を確認しましょう
- 母子健康手帳などを確認し、過去の麻しんに対する予防接種歴、り患歴を確認しましょう
- 過去定期接種を実施した記録がない場合は、渡航前に予防接種を受けることを検討しましょう
- 麻しんのり患歴やワクチン接種歴が不明な場合は、抗体検査を受けることを検討しましょう
【麻しんの流行がみられる地域に渡航後の方へ】
- 渡航後、帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意しましょう
- 発熱や咳そう、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、医療機関を受診しましょう
- 受診する際には、医療機関に対して事前に、麻しんの流行がみられる地域に渡航していたことを伝えましょう
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