STEAMライブラリー 一人ひとりのワクワクを探究するためのオンライン図書館!

ページ番号1009570  更新日 2024年1月23日

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 経済産業省によって公開されている「STEAMライブラリー」のご紹介です。
 リンク先のホームページに学習コンテンツ等がありますので、ぜひご覧ください。

STEAMライブラリーで実現したいこと

 STEAMライブラリーに掲載されているコンテンツは、「こうしなければならない」という指示書ではありません。参考となるよう、一定の「ガイド」はついていますが、動画やワークシート、参考資料などを単体で取り扱ったり、資料集代わりに使っていただくことも可能です。また、学校現場のみならず、学習者自身が、年齢を問わず自身の「ワクワク」を探究するきっかけとして活用いただくこともできます。このような自由な活用を、是非事例として学校や地域、そしてオンラインで共有いただき、STEAMの学びがさらに広がることを目指しています。今後は、各種LMSとの連携や、各種教員コミュニティでの事例共有・発信を通じ、更に発展することを目指しています。

STEAMライブラリーの目指す未来

 STEAMライブラリーは、生徒が一方的に学習をするだけでなく、教師や研究者、企業人も交わる双方向的な学習の場を目指しています。将来的には、生徒の興味・関心に合わせて情報を選択し、学校の枠を超えて協働的に学習・実践・発信ができるプラットフォームになる予定です。情報のインプットだけでなく、学びを深めるためのワークショップやプロジェクト、成果発表会やコンテストなどのアウトプットの場も提供します。先生方の負担を最小限におさえながら、子どもたちが一貫してワクワクした気持ちで学習に臨むような教育を実現します。

STEAMとは

1."STEAM"とは

 STEAMは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(人文社会・芸術・デザイン)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉です。AIと第四次産業革命の世紀に価値を生み出す力を養うために、学びを「より学際的で、創造的社会的な学び」へとシフトさせていく考え方といえます。「未来の教室」では、「学びのSTEAM化」として、子ども達のワクワクを起点に「知る」と「創る」の循環的な学びを実現することを目指しています。

2.STEAMライブラリーの特徴

 学びのSTEAM化の実現のために、企業・研究機関が参画のもと始まったのがSTEAMライブラリー事業です。STEAMライブラリーは、「知る」と「創る」の循環的な学びを実現するための教材コンテンツや指導案などが1カ所に集約されたプラットフォームです。

 小~高を対象に主教材(動画等)+補助教材で構成し、学習指導要領との紐づけや指導計画・指導案の掲載など、学校等の授業内で使いやすく工夫することで、「学びのSTEAM化」の拡大、普及、発展に努めます。さらに、AIやエネルギー、モビリティ、防災など社会と接続されたテーマとしており、SDGsにも関連づけられた教材とし、民間事業者や高校、大学、研究機関などが連携し、コンテンツ開発を行います。また、先生方が学校現場で活用していただくことはもちろんのこと、子どもたち自身がいつでも視聴・活用可能な形で学べる教材として、オンライン上に掲載、配信します。

3.「未来の教室」の取り組み

 経済産業省は、子どもたち一人ひとりが未来を創る当事者として育つために、令和の教育改革として「未来の教室」の構築が必要であるとし、2018年に「未来の教室」ビジョンを発表しています。取り組みの3本の柱として(1)学びのSTEAM化、(2)学びの自立化・個別最適化、(3)新しい学習基盤づくりを提言し、本”STEAMライブラリー“の取り組みは(1)学びのSTEAM化の具現化に向けた取り組みとなります。

「未来の教室」ホームページでは、「1人1台」でどのような授業が可能か、どのようなEdTechが利用できるのか、など様々な情報を掲載していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

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