回答集(ペット・鳥獣)
主な意見と回答
Q1:ペットの火葬
Q.わが家の猫が死に、窓口は清掃センターだと言われてショックを受けました。家族同様に可愛がっていたペットがごみと同様に扱われるのはかわいそうです。ペット専用の斎場を作ってください。
A.ペットブームということもあり、同様のご意見をときどきいただき、これまでもできる範囲で改善をしてきました。
当市の場合、清掃センターでの受け付けにはなりますが、ごみとは別に、専用冷蔵庫にて保管し、のちに小動物専用の焼却炉にて火葬しています。
なお、今後ともお預りしたペットにつきましては丁重に扱うよう心掛けていきたいと考えています。(平成21年5月)
Q2:サルによる農作物の被害
Q.最近、自宅付近で野生のサルがよく出没します。近所の畑では、サルによって農作物が荒らされ、被害が出ています。今のうちになんとか効果的な対策を検討していただけないでしょうか。
A.サルによる農作物などの被害は、毎年市内各所から報告が寄せられています。集落への出没要因としては、農作物のほか、野菜等の収穫残さや生ごみ、放任果樹など収穫対象外のエサ資源が存在することが挙げられます。また、サルの人馴れが進むことによって、集落への出没頻度の増加、滞在時間の長期化、さらなる被害の拡大が懸念されます。
サルの農作物被害を減少させるためには、集落環境の整備や防護柵等の被害防止技術を活用し、集落内のエサ資源を減らすとともに、集落での追い払いなどにより、サルの集落に対する警戒心や恐怖心を高める必要があります。
現在、追い払い用の花火を農林水産課及び一部の地区市民センターにて配布等していますので、ご相談ください。
Q3:犬の散歩
Q.先日、海岸へ子どもと出かけました。夕方になり、あちこちから犬の散歩に来る人が出てきてましたが、ほとんどの人が手ぶらでした。ある人は、「これからの季節、子どもが海で遊ぶのはいいね」なんて言いながら、犬は横で「ふん」をしているのです。それを持って帰るのかと思ったら、知らん顔で帰っていきました。子どもたちは裸足で遊んでおり、「ふん」を踏まないか心配でした。
A.市へ犬のふん放置についてときどき苦情をいただきます。ふんの後始末は、飼い主の重要な責任の一つであり、これまでも広報などで犬のふんを持ち帰ることをお知らせしたり、「フン害防止看板」の設置を推進したりしてきました。
飼い主のモラルだけに頼らず、罰則を設けてはどうかというご意見をいただくこともあります。確かに、それも1つの方法ですが、罰則の厳正な実行性や適正な効力も考え、引き続き広報などでマナーアップの啓発を続けていきたいと考えています。
だれでも気持ちよく、道や公園、海岸を歩けるように、小さいお子さんが安心して遊べるように、飼い主は、犬のふんを持ち帰るようにお願いします。(平成21年5月)
Q4:ペットの飼い方
Q.ペットの飼い方のマナーの悪さに困っています。犬は鎖でつなぎ、散歩のときには、ふんを飼い主が始末することが犬を飼うマナーだと思いますが、散歩をしている様子を見ると、最近ではふん用の袋やスコップを持ち歩いている人が少なくなってきているように思います。また、猫の飼い方にもマナーがあると思います。何匹も外で飼いっぱなしにするため、ふんを、他人の家の庭や花壇にし、洗濯をひっぱり悪さをしていくので、とても困っています。いずれにしても、ペットを飼う方のマナーアップが問題だと思いますが、市として何か対策をしていただけないでしょうか。
A.ペットの飼い方のマナーについては、県が定める「三重県動物の愛護及び管理に関する条例」の中に、飼い主は近隣住民に迷惑を掛けないよう、適正に飼育しなければならないことが明記されていますが、罰則の規定はありません。そして、ペットは自分から「マナーを守ろう」とは考えませんので、結局は飼い主のマナーやモラルに頼るのが現実です。
ところが、残念なことに、一部のマナーを守れない飼い主のために、他の飼い主が悪い評価を受けたり、動物嫌いの人を増やす原因にもなっています。近隣住民に迷惑を掛けているマナーの悪い飼い主に対しては、県から直接指導を行うことができるとのことですので、飼い主が特定できる場合は、三重県鈴鹿保健福祉事務所へご相談いただくこともできます。
ペットは日々の生活に潤いを与えてくれる、大切なパートナーです。そのようなペットと人が地域で共存できるように、地域(自治会や町内会単位)の皆さまで話し合い、情報交換、またはルール作りを行うことも大切ではないかと考えています。
鈴鹿市としましては、犬猫の避妊手術費助成金交付を通じ、飼い主のいない犬猫が増え、さまざまなトラブルなどを招かないよう、啓発活動を行っています。また、ペットの飼い方について、引き続き広報および鈴鹿市ウェブサイトなどへの掲載を行うとともに、各自治会を通じてふん害防止看板の配布を行うなど、飼い主のマナーおよびモラル向上の啓発に粘り強く努めていきたいと考えています。(平成21年5月)
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