新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法

ページ番号1001697  更新日 2024年1月23日

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 平成28年に発生した熊本地震では、昭和56年5月31日以前の旧耐震基準で建てられた木造住宅に大きな被害があったほか、昭和56年6月1日以降の新耐震基準で建てられた木造住宅においても、基礎構造の規定や壁の配置バランス、接合部分の金物の仕様を明確化するなどの基準が改正された平成12年6月1日より前に建てられたものについて、柱とはり等の接合部の接合方法が不十分であったことなどにより、一定の被害があったとされています。
 このため、国土交通省は、平成12年5月31日以前の新耐震基準で建てられた木造住宅を中心に、リフォーム等の機会をとらえ、柱とはり等の接合部等の状況を確認することを推奨しています。
 これを受け、一般財団法人日本建築防災協会では、平成12年5月31日以前の新耐震基準で建てられた木造軸組工法の住宅について、接合部等を確認する方法として「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法(新耐震木造住宅検証法)」をとりまとめ、平屋建て・2階建ての木造軸組工法の住宅を対象に、建物の平面・立面の形状が整形であるか、柱とはり等の接合部に接合金物が使われているかなど、それぞれのチェック項目を確認し、所有者やリフォーム業者などが自ら耐震性能をチェックできるリーフレット「木造住宅の耐震性能チェック(所有者等による検証)」を、同協会ホームページで公表していますので、ご活用ください。

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