南海トラフを震源としたマグニチュード9の地震が起こり、県内を震度5弱以上の地震が襲ったとの想定で、三重県と合同で大規模な総合防災訓練を行いました。第1部は、地震と津波で天名地区が孤立したという想定で住民避難訓練を行い、第2部は、消防学校で大規模な防災力強化訓練を、企業・各種団体・医療機関など87機関の参加を得て行いました。早朝から大勢の方々にご参加いただき、ありがとうございました。いつ災害が起きても、対応できるまちづくりに今後も努めていきます。

江戸時代中期以降、本市の白子・寺家地方で独占的に制作・供給された「伊勢型紙」は圧倒的な知名度を誇ります。今回、三重県立美術館30周年を記念して、「型紙」を軸に、ヨーロッパやアメリカの近代、現代の美術まで、時代やジャンルを超えた展示が開催されました。会期中は特別に、着物や浴衣、手ぬぐいなどの文様を染める際に用いられる「伊勢型紙」の代表的な技法と江戸小紋の染色工程が実演・紹介されました。

翌週に岩手県花巻市において獅子舞神事を奉納することの抱負を、椿大神社の山本宮司と皆さんからお聞きしました。3年に一度演じられるこの神事は、県の無形民俗文化財に指定されています。被災地での披露が復興の後押しにつながればとの意気込みを伺いました。厄災を清める舞を、元気と共に演じてきてください。

モトクロスのワールドカップと称される「モトクロス・オブ・ネイションズ」に、日本代表として出場する小島庸平さんから意気込みを伺いました。小島さんは本市出身で、モトクロスの知名度を上げるためのさまざまな活動に参加されています。「モータースポーツ都市宣言」をしている鈴鹿市にとって頼もしい存在です。事故のないよう精一杯頑張っていただくことを期待しています。

県内各地から大勢の選手が参加され、三重県空手道選手権大会が開催されました。選手の皆さんは眼光鋭く真剣勝負に臨み、保護者の方々は手に汗して応援されていました。礼に始まり礼に終わる武道精神、勝っても負けても清々しい姿をこれからも見せてください。