「児童虐待防止推進月間」の初日に、三重県庁からのキャラバン隊を迎えました。知事からの虐待防止メッセージが代読された後、それに応えて私からは、「子どもたちの笑顔が輝き、市民全体で支えるまちづくりに努めます」という鈴鹿市の決意表明を読み上げ、キャラバン隊に託しました。

11月1日は「紅茶の日」。鈴鹿出身の大黒屋光太夫が、ロシアでの正式な茶会に初めて招かれたのを記念したこの日、光太夫ネットワークの皆さんの働きかけで、紅茶揚げパンの給食が実現しました。私も光太夫ゆかりの若松小学校で、子どもたちと共に、紅茶揚げパンを美味しくいただきました。

創徳中学校3年生の王皞吉（わん・はおじ）さんとお会いしました。家族で中国から来日した6年前は日本語が全く話せなかったそうですが、今年の少年の主張三重県大会で、自分を見守り、支えてくれた家族と友人への感謝の気持ちを述べ、見事、最優秀賞を受賞されました。全国大会でも頑張っていただきたいと思います。

多数の外国人が暮らす28市町が集う会議に出席しました。県内では他に、津、四日市、亀山、伊賀市が加盟しています。「多文化共生社会」をテーマに、就労と教育、防災などに関する提言や討議を行いました。各都市間の連携を深め、課題の解決に向けて取り組みを進めたいと思っております。

生活創造科家庭クラブでは、年2回の「手作り弁当」を民生委員やボランティアの皆さんと協力して、地区の一人暮らし高齢者へ届ける活動を行っています。地元産のしらすと小女子を使用した新メニューは、愛情たっぷりの心温まるお弁当でした。地域との交流を大切にする活動にうれしさと頼もしさを感じました。

「女性に対する暴力をなくす運動期間」（11月12〜25日）をアピールするため、駅前で啓発活動を行いました。女性に対する暴力（DV）は、人権を著しく侵害する行為であり、社会全体で早急に取り組む課題です。県や市では、相談窓口を開設しています。一人で悩まず気軽に相談してください。