記者会見資料

[定例21/01/07]令和3年の年頭にあたって


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 あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、穏やかな新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた一年となり、例年のような活気のある新年とは申し上げにくい状況ではありますが、このようなときだからこそ、市民の皆様の暮らしを守る施策の推進に向けまして、気持ちを新たに取り組んでまいります。

 さて、早いもので、年が明けて1週間が経ちましたが、首都圏の自治体では、飲食店への時間短縮営業の要請が行われ、本日、国による緊急事態宣言も決定されるなど、感染拡大の収束が見通せない状況にあります。

 このような中、本市におきましては、成人式や消防出初式といった恒例の行事も、感染防止対策を徹底しながら、これまでと内容や場所を変更して開催いたします。中でも成人式につきましては、今年は鈴鹿サーキット国際レーシングコースグランドスタンドでの屋外開催となりますが、本市の未来を担う新成人の皆様をお迎えすることを今から楽しみにしております。

 今年の成人式は「夢描想彩」というテーマで、「心身の健康を第一に考え、病気や災害に負けず、一人一人が彩り豊かな夢を思い描き、目標に向かって歩んでいく」という願いが込められているとお伺いしています。

 新たに大人の仲間入りをされる約2,250人の新成人の皆様にも、「住み続けたいまち」として実感していただけるよう、持続的な地域の発展に向けて、取り組みを進めてまいります。

 そのためにも、まず、子育て支援の充実は欠かせません。引き続き、途切れのない子育て支援に向け、子どもたちの特性に応じたサポート体制の構築を進め、子どもたちの成長を支える環境を整えてまいります。

 また、明日からは市内の小・中学校で3学期が始まります。これから週末にかけまして、今年最強の寒波が到来すると言われており、非常に寒い中での始業となりますが、児童・生徒の皆さんには、元気に学校生活を過ごしていただきたいと思います。

 昨年からは、市内全ての小・中学校で教育ICTの環境を整備し、運用を開始しましたので、こうしたICT機器を積極的に活用し、子どもたちが分かりやすく学ぶことができるよう、GIGAスクール構想の実現を目指してまいります。

 また、高齢者の方や障がい者の方など、誰もが健康で笑顔あふれる生活を営んでいただくことも大切です。

 現在、全国的にも医療体制の危機が叫ばれております。本市では、市民の皆様が必要なときに安心して医療を受けていただくため、引き続き、鈴鹿市医師会など関係機関と連携し、医療体制の充実を図ってまいります。

 さらに、高齢化が進むこれからの時代、自ら移動手段を持たない方々にとりましては、買い物や通院など、
日常生活の上で支障が出てまいります。

 こうした課題に対応するため、一ノ宮地区におきまして、乗合ワゴン事業による新たな交通システムの実証実験を開始することで、公共交通空白地域などにおける移動手段のあり方を検討してまいります。

 また、住み続けたいまちであるためには、活力ある産業が育ち、雇用が創出されることも必須です。

 昨年は、「国道23号鈴鹿四日市道路」の新規事業化が決定いたしました。新名神高速道路の開通に続く、基幹道路の事業化は、改めて、本市が持つポテンシャルをさらに高めることにもつながります。

 このようなチャンスを逃すことなく、企業誘致を積極的に進め、この鈴鹿市でいきいきと働くことができる雇用の確保を進めてまいります。

 併せて、本市の基幹産業である製造業が元気でいられるよう、ものづくり産業支援センターによる中小製造企業への支援の充実にも取り組んでまいります。

 昨年は、本市の観光事業も大きな打撃を受けた一年となりました。

 特に、重要な観光資源の一つであるモータースポーツの分野におきましては、「鈴鹿8時間耐久ロードレース」や「F1日本グランプリ」が中止となるなど、残念なニュースが続きました。

 こうした状況におきましても、「モータースポーツのまち 鈴鹿」の魅力を感じて、楽しんでいただけるような、新たな観光スタイルの構築を目指してまいります。

 さて、いよいよ今年は「三重とこわか国体・三重とこわか大会」の年となります。三重県で46年ぶりの開催となる今回、本市では8競技11種目と多くの競技が開催されます。

 昨年から開催に向けて機運の醸成に取組み、AGF鈴鹿体育館がリニューアルオープンするなど、本番に向けての準備も着実に整いつつあります。

 大会の成功に向け、一丸となって盛り上げてまいりますので、市民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 次に、災害への対応につきまして、本市では幸いにも、近年大規模な自然災害には見舞われておりませんが、いつ起こるか分からない災害に備えるため、各地域づくり協議会が行う「地区防災計画」の策定を支援しながら、防災・減災施策を推進してまいります。

 併せて、新型コロナウイルス感染症へ対応した救急体制を強化し、災害時における避難所の衛生環境を確保するための備蓄資材の充実に努めるなど、市民の皆様の災害に対する不安を減らし、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。

 市民の皆様には、引き続き、「新しい生活様式」を取り入れながら、感染拡大防止にご協力いただいておりますことに、心よりお礼を申し上げます。

 依然として、感染拡大に十分に警戒しながら行動していただく必要はございますが、「コロナに負けるな 元気な鈴鹿!」を目指し、共に力を合わせてこの状況を乗り越えていきたいと存じます。

 また、今年は、新型コロナウイルスワクチンが実用化される見通しとなっております。速やかに市民の皆様への接種が行えるよう、体制の構築を進めるなど、引き続き、きめ細かな対策を実施してまいります。

 結びとなりますが、市民の皆様にとりまして、本年が明るい未来へとつながる発展の年となりますよう祈念いたしまして、私からの年頭の挨拶とさせていただきます。

 本年もよろしくお願いいたします。