[定例16/11/07]環境省モデル事業「水銀含有廃棄物回収事業」の実施について
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平成25年10月、熊本県で開催された外交会議におきまして「水銀に関する水俣条約」、いわゆる「水俣条約」が採択されました。水俣条約は、水銀の採掘、使用、廃棄に至るまで水銀のライフサイクル全体を規制するものであり、世界各国が国際的な協調のもとに水銀の使用量や排出量を減らし、健康や環境へのリスクを削減しようとする大変意義深い条約でございます。
環境省ではこの水俣条約の採択を受けまして、現在水銀を廃棄物として処分する際の基準等、環境上適正な管理方法に関する検討を進めているところであり、その一環として、ご家庭で不用となった水銀式体温計などの「水銀含有廃棄物」を実験的に回収するモデル事業が平成26年度より実施され、全国的に大きな成果を上げております。
今年度は、本市も含め全国61市町で薬局を主たる回収拠点とするモデル事業を実施し、検証を行います。