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2022(令和4)年9月28日付けで、本市は、東邦ガス株式会社、アーバンエナジー株式会社および株式会社三十三銀行と共同出資して、電力の地産地消および脱炭素化の推進を目的として地域新電力会社「鈴鹿グリーンエナジー株式会社」を設立しました。
「鈴鹿グリーンエナジー株式会社」は、本市の廃棄物焼却施設「清掃センター」の廃熱を利用し発電した電力や、市内の太陽光発電所などから電力を調達し、2023(令和5)年4月から市の施設47カ所に供給します。
本市は、「鈴鹿グリーンエナジー株式会社」を活用し、次世代の子どもたちが安心して暮らせる持続可能なカーボンニュートラル社会の実現を目指していきます。
商号 | 鈴鹿グリーンエナジー株式会社(Suzuka Green Energy CO.Ltd.) |
本店所在地 | 三重県鈴鹿市白子町2925-1 |
事業内容 | 小売電気事業、エネルギーサービス事業など |
資本金 | 2,000万円 |
代表取締役 | 佐宗 利幸(東邦ガス 三重地域支配人) |
出資者 | 東邦ガス42.5%、アーバンエナジー42.5%、鈴鹿市10%、三十三銀行5% |
設立年月日 | 2022年9月28日 |
2022(令和4)年9月30日 鈴鹿グリーンエナジー株式会社設立式にて
環境省は、2050年に 二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を公表した地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
「二酸化炭素排出量実質ゼロ」とは、温室効果ガスの排出量を減らし、森林などによる二酸化炭素の吸収量を増やすことで、実質ゼロにすることです。
本市では、電力の地産地消を推進することにより、二酸化炭素排出量の削減を進めるため、地域新電力会社「鈴鹿グリーンエナジー株式会社」を設立しました。さらに、今後策定する「鈴鹿市地球温暖化対策実行計画(区域施策編) 」により2050年カーボンニュートラルを見据えたさまざまな取り組みを、市民や事業者の皆さんと共に推進していくため、令和4年9月30日に、「ゼロカーボンシティ」の表明を行いました。
2022(令和4)年9月30日 鈴鹿市ゼロカーボンシティ表明式にて
「世界首長誓約」とは、持続可能なエネルギーの推進、温室効果ガス排出量の国の削減目標以上の削減、気候変動の影響への適応に取り組むことで、持続可能でレジリエント(強靭)な地域づくりを目指すと同時に、パリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体の首長がその旨を誓約し、取り組みを積極的に進めていく国際的な仕組みです。世界ではEU域内を中心に1万を超える自治体の首長が、「世界首長誓約」に誓約しています。
本市は、三重県下初の自治体として、令和4年9月30日に、「世界首長誓約/日本」に署名しました。2050年カーボンニュートラルの実現や気候変動の適応に取り組んでいくことを、国内のみならず世界に向けて強く発信していきます。