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市では、平成17年3月に「鈴鹿市地域福祉計画」を策定しましたが、10年余の年月を経て社会情勢の変化に対応するよう平成28年3月に「第2期鈴鹿市地域福祉計画」を策定しました。
この計画は、だれもが「地域」とつながりをもって、安心して心豊かに暮らせるように、支援が必要なときには受け手となり、各々ができることで担い手ともなって、市民・団体・事業者・行政などが協働による取組を進めていくものです。
一人ひとりが “元気なまち” をみんなでつくる
一人ひとりの “しあわせな暮らし” をみんなで支える
少子高齢化の進行や社会の変化などによって多様化、増大する福祉のニーズに対応するために、地域のあらゆる力をあわせてつくる取組みを地域福祉と位置づけています。つまり地域福祉は、各々が「できること・したいこと」を考え、お互いさまの気持ちで取り組んでいくものであり、地域福祉を総合的に推進するための考え方を定めたものが地域福祉計画です。
「第2期鈴鹿市地域福祉計画」では、地域福祉の受け手であると同時に担い手でもある市民と、地域福祉に関わる団体、事業者、市・関係機関などが、それぞれの立場で主役となって参加するよう「わたしたち」を主語としています。市は先導的な役割を担うとともに広く参加を呼びかけ、協働による取組をすすめていけるよう責任を持って計画を推進していきたいと考えています。
「第2期鈴鹿市地域福祉計画」の計画後半期の推進に当たり特に重点的に取り組むべき事項を「第2期鈴鹿市地域福祉計画計画後半期(2020〜2023年度)の進め方〜地域共生社会の実現をめざして〜」として、令和2年3月にまとめました。
平成26年度〜平成27年度
地域福祉計画策定委員会は、学識経験者、関係団体代表、市民公募による参加者を含む市長から委嘱された13人の委員で構成される市民委員会です。今後の地域福祉の推進について協議を行い、計画策定に取り組みました。
委員長 | 貴島 日出見 | 鈴鹿医療科学大学 |
副委員長 | 吉田 四郎 | 鈴鹿市民生委員児童委員協議会連合会 |
委員 | 渥美 秀人 | 鈴鹿市社会福祉協議会 |
委員 | 安藤 美香子 | 地域包括支援センター |
委員 | 磐城 直次 | 鈴鹿市福祉施設連絡協議会 |
委員 | 西村 みち子 | 鈴鹿私立保育連盟 |
委員 | 橋爪 幸子 | NPO法人 |
委員 | 松本 昭子 | 鈴鹿市身体障害者福祉協会 |
委員 | 吉田 武 | 鈴鹿市ボランティア連絡協議会 |
委員 | 田中 彩子 | 鈴鹿商工会議所 |
委員 | 山本 峯生 | 鈴鹿市自治会連合会(平成27年5月20日まで) |
委員 | 杉本 隆男 | 鈴鹿市自治会連合会(平成27年5月21日から) |
委員 | 亀田 佳子 | 公募市民 |
委員 | 白岡 和男 | 公募市民 |
地域福祉を推進するにあたり、今ある地域の課題や問題点について若い世代からの意見を把握するため、市内2団体と意見交換会(懇談会)を開催しました。
実施回 | 日時 | 団体名 |
第1回 | 平成27年8月19日 | 商工会議所青年部 |
第2回 | 平成27年8月26日 | 青年会議所(JC) |
地域福祉計画の策定にあたり、市民の意識や地域活動の状況を把握するため、アンケート調査を行いました。
市内に在住する18歳以上4,000人の市民を対象に実施
自治会および市内に拠点を持つNPO団体やボランティアグループのほか、サロン実施主体を対象に実施
市内の中学校3校に在学する中学2年生を対象に実施
計画策定に向け庁内体制を整備し、地域福祉推進に向け、現状把握と庁内の意識統一を図りました。
地域福祉計画審議会は、学識経験者、関係団体推薦者および市民公募による参加者を含む市長から委託された委員で構成される市長の付属機関です。地域福祉計画の策定、地域福祉推進に係る審議、評価などを行います。
※地域福祉計画策定委員会は、第2期鈴鹿市地域福祉計画が策定されたことにより平成28年度をもって終了しました。