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鈴鹿市は、多様な自然環境に多くの希少生物を含む生物が生息・生育している生物多様性に富んだ自然豊かなところです。ここでは、市内の自然環境を調査した結果や、鈴鹿市の南部丘陵地に位置する深谷公園における、里山体験・里山保全活動などを紹介しています。
市内で発見された新種のコガネムシや、調査報告書・ガイドブックを紹介しています。
里山保全活動とは、里山林を維持する営みを体験することで、人と自然が共存できるようにすることの大切さを体感していただくことを目的とする活動です。
鈴鹿市では、市の代表的な里山林の一つである深谷公園のコナラ林を、かつての明るい多様な生き物のすむ林に復元するため、活動を行っています。
活動を始めた当初は、鬱蒼(うっそう)として光が入らなかった森に、光が差し込むようになり,準絶滅危惧種であるササユリなど、希少な植物を確認することができるようになりました。
【 活動前 】 |
【 活動後 】 |
里山保全活動の舞台にもなっている深谷公園。その里山林を,もっと身近に感じていただき、四季折々の自然をよりお楽しみいただけるよう、深谷公園に特化したガイドブック「深谷公園いきものガイド」を作製しました。ガイドブックは、市役所(環境政策課)、地区市民センター、図書館、考古博物館、深谷公園管理棟(不定休)で配布しています。深谷公園を散策いただく際にぜひご利用ください。
特定外来生物の駆除とは、特定外来生物が群生している地域において、地元の方々やボランティアの方々とともに駆除活動を行い、駆除を通して特定外来生物とは何か、また駆除の大変さや、身近な問題であることを体験していただく活動です。主にオオフサモ・オオカワヂシャ・アレチウリを対象に駆除活動を行っています。