記者会見資料

[臨時20/07/22]令和2年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)


ここから本文です。

 新型コロナウイルス感染症に関しまして、国の緊急事態宣言が5月25日に全国すべての都道府県におきまして解除され、新しい生活様式を取り入れながら、経済の回復に向けて社会経済活動を再開しましたところ、7月に入り東京都で感染者数が増加し始めたことを皮切りに、全国で感染者が確認され、1日当たりの新規感染者数も増加の傾向にあります。

 本市におきましても、7月10日に市民の方の感染が確認され、その後県内他市でも感染された方が報告されており、感染拡大に予断を許さない状況でございます。

 市民の皆さまや事業主などの皆さまにおかれましては、コロナ禍の厳しい状況の中、引き続き飛沫防止パネルなど、さまざまな感染症対策用品、および「新型コロナウイルス感染症対策支援寄附金」のご寄附をいただき、また、本市の取組にご理解とご協力を賜りますことに、心から感謝を申し上げます。

 感染症の拡大に予断を許さない状況の中で、本市におきましても、市の施設などの感染症対策を徹底するなど適切な措置を講じるとともに、市民の皆さまにも引き続き「3つの密」を避け、新しい生活様式を取り入れた行動をお願いしながらではございますが、市内経済の回復、また、市民の皆さまが安心できる生活を取り戻すための取組を進めるにあたり、その対策に伴う第3弾の補正予算案を、7月29日開会の臨時議会で提案させていただく旨を、本日、議会運営委員会で説明させていただきました。

 それでは、提案議案の補正予算額について、説明申し上げます。

 「令和2年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)」につきましては、歳入歳出それぞれ6億8,234万4,000円を増額するものでございます。これにより、一般会計の総額は、第4号補正予算と合わせ、873億1,353万5,000円となります。

 各事業の詳細につきましては、本日お配りしました予算資料「令和2年度 鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)総括」の6ページ以降を参照いただければと思います。

 では、新型コロナウイルス感染症対策に係る4つの対策別に説明申し上げます。

 対策の1つ目は、感染症拡大防止策についてでございます。この対策には17事業、総額9,444万6,000円を計上しております。

 まず、「市管理施設・行政活動での感染拡大防止」といたしまして、6,290万1,000円を計上しております。内容としては、大きく二つございまして、1点目は、金銭の受け渡し時におけます感染防止のために、戸籍住民課の証明書交付窓口にキャッシュレス決済対応レジを導入するとともに、窓口の混雑の緩和のために、戸籍住民課と鈴鹿市マイナンバーカードセンターに自動証明書交付機を導入し、また、コンビニに設置している自動証明書交付機でも新たに戸籍関係の証明書を取得できるようにするものでございます。

 2点目は、本庁舎、公民館、斎苑、消防署などの施設および活動におけます感染症拡大防止のための費用でございまして、本庁舎および消防署へのサーマルカメラの導入や、各施設での衛生・消毒用品の購入、ごみの収集運搬活動、消防団活動での感染防止に要するものでございます。

 次に、「外国人市民に向けた感染症拡大防止」といたしまして、374万8,000円を計上しております。市内に在住する外国人の方々に向けた情報伝達の強化および地域の日本語教室での感染防止のために要する費用でございます。情報伝達の強化につきましては、鈴鹿市ホームページ上に多言語対応ページを作成するための費用のほか、外国人相談窓口の拡充および強化のため、タブレットを活用した多言語通訳システムの契約使用時間の追加分などに係る費用でございます。

 最後に、「避難所等での感染症拡大防止」といたしまして、2,779万7,000円を計上しております。避難所での感染拡大の防止に、段ボール間仕切り、段ボールベットなどの資機材、衛生用品、消毒用品の購入、また、災害発生後の罹災証明書の発行を迅速に行うための被災者支援台帳システムの導入費用でございます。 

 次に、対策の2つ目、生活支援策についてでございます。この対策には5事業、総額3億4,366万5,000円を計上しております。

 まず、「外国人留学生への支援」といたしまして、295万円を計上しております。市内の大学などに在籍し、市内に在住する外国人留学生の方に、本市の特産品などの提供と翻訳業務などを依頼し、生活を支援するものでございます。

 次に「障がい者・ひとり親世帯への支援」といたしまして、2事業で1億4,189万5,000円を計上しております。7月末時点で、本市在住の身体障害者手帳等所持されている方、また、手帳の交付を申請されている方と7月分の児童扶養手当の受給対象となるひとり親世帯の方の対象児童一人につき、1万円分の「鈴鹿まるごと応援券 すずまる」を配布するものでございます。

 そのほか、ひとり親世帯の支援といたしまして、国によるひとり親世帯臨時特別給付金の給付に係る事業費1億9,882万円を計上しております。児童扶養手当を受給しているひとり親世帯等に対しまして、1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円、また追加給付として、感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少した世帯に対しまして、1世帯5万円の特別給付金を給付するものでございます。

 次に対策の3つ目、経済対策について でございます。この対策には3事業、総額1億4,961万8,000円を計上しております。

 まず、「経済対策住宅リフォーム補助金」といたしまして、1億11万4,000円を計上しております。市内の建設関連業界における経済の活性化と市民の方の居住環境の向上にために、自らが居住する住宅のリフォームなどを行う市民に対し、工事費用の10%、上限20万円の補助金を交付するものでございます。

 対象となる工事は、10平米以下の増改築工事のほか、塗装工事、防水工事、トイレやキッチンなどの給排水設備の設置・取替工事、エアコン・カーテンなどの設置・交換工事、サンルームやウッドデッキなどの設置・改修工事などで、来年の2月末日までに完了する工事が対象となります。事前申込は8月13日から9月10日までとし、ハガキや市のホームページに掲載している申込書を郵送いただくかメールによる申込みとさせていただきます。なお、申込多数の場合は抽選とさせていただきます。

 次に、「花き農家への支援」といたしまして、販売機会の喪失などの感染症拡大の影響を受ける花き生産者に対する支援に要する費用2,610万円を計上しております。内容は、花いっぱい応援事業「すずか花まる(870)キャンペーン」といたしまして、応募による先着870カ所の市内の飲食店や事業所に11月と2月の2回、市内の花き関連団体により花を飾っていただき、その光景をお店の方やお客さんにSNSへ投稿していただくことで、市内産花きの販売促進や市民の心の健康づくりにつなげるものでございます。

 次に「お茶農家への支援」といたしまして、2つの取組で2,210万円を計上しております。
 1つ目は、「鈴鹿サーキット×すずか茶―キット」といたしまして、鈴鹿サーキットとのコラボレーションにより、サーキットの各所で鈴鹿茶と触れ合う場所や機会を設けることにより、鈴鹿茶の販売促進につなげるものでございます。

 2つ目の取組は、「全部まるごと鈴鹿のお茶キャンペーン」といたしまして、プレミアムお茶商品券の発行、小学生対象にデカンタ用お茶パックの配布、水筒のお茶モニター、お茶とスイーツラリーの4事業で構成しております。

 次に、「移動式販売飲食業への支援」といたしまして、130万4,000円を計上しております。イベントの中止が相次ぎ、売上が低下しているキッチンカーやケータリングサービスなどの飲食サービス事業者への支援に要する費用でございます。本年度の小学校の夏休み期間の8月1日から23日までのうち、土曜日、日曜日・祝日を除く14日間、市内放課後児童クラブで市内産食材を活用した食糧提供を行っていただき、その際に必要となる費用を事業者に対して、補助するものでございます。

 次に対策の4つ目、緊急雇用対策についてでございます。この対策には3事業、総額9,461万5,000円を計上しております。

 まず、「本市の緊急雇用対策」といたしまして、2,261万5,000円を計上しております。解雇や雇止め、内定取り消しなど、感染症拡大の影響を受けた方々の就業機会を確保する緊急雇用として、パートタイム会計年度任用職員37人を雇用するための費用でございます。

 次に、「私立保育所等の業務負担の軽減」といたしまして、3,200万円を計上しております。私立保育所などで、感染拡大防止に係る遊具などの消毒作業の負担が増しているため、保育などの補助をする人員を雇用する費用の一部を補助するものでございます。

 最後に、「雇用機会の確保」といたしまして、4,000万円を計上しております。求人サイトの開設や求職セミナーの開催など、市内企業との求職者のマッチング図るための取組と求職者の資格取得支援などのスキルアップを図るための取組を組み合わせて実施いたします。

 以上、今回の補正予算案に伴う事業を対策別に説明いたしました。

 なお、歳出に伴う財源としましては、本市が独自に実施する事業につきましては、国の2次補正で予算化されました新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を充てております。また、国の施策であるひとり親世帯臨時特別給付金につきましては、全額国庫補助金を充てております。

 以上が早期に予算措置を行い、実施してまいりたい事業でございますので、議会の開会をお願いしました7月29日開会の臨時議会で提案させていただく補正予算の概要でございます。

 最後に、7月10日市民の方の感染の報告をさせていただいた折に、新しい生活様式による感染防止対策の徹底をお願いいたしましたが、本日、再度、市民の皆さまにおかれましては、引き続き「まめな手洗い・手指消毒」、「密閉・密集・密接といった三つの『密』の回避」、「人との間隔は、できるだけ2m、最低1m空ける」といった新しい生活様式による感染防止対策の徹底をお願いいたします。

 また、人権尊重の観点から、新型コロナウイルスに感染した人への誹謗中傷や風評被害の防止にご理解とご配慮をいただき、本市や三重県からの情報に基づき、冷静な判断のもと行動していただきますようお願いいたします。