記者会見資料

[臨時20/05/11]令和2年度鈴鹿市一般会計補正予算(新型コロナウイルス対策補正予算)


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 新型コロナウイルス感染症の対策といたしましては、国の緊急事態宣言が5月31日まで延長された中で、三重県におきましても三重県緊急事態措置のバージョン2が5月5日に発出されており、従前よりも県内における行動については自粛が緩和されておりますが、県境を越える移動を伴う行動については、これまで以上に自粛の徹底が要請されているところでございます。
 
 幸い本市におきましては、本日の時点において、新型コロナウイルスに感染された方はおみえになりませんが、市民の皆さまにおかれましては、依然として感染症拡大に対して「新しい生活様式」を実践しながらも十分に警戒して行動していただくことをお願いするとともに、長期間におよぶ経済的なダメージに辛抱づよく耐えていただいている事業主などの皆さまにおかれましては、自粛要請などにご協力をいただき、大変感謝を申し上げるところでございます。

 そのような中、本市におきましても感染症拡大に対する対策や緊急的な経済対策について、国や県の対策の動向を見ながら、それらだけではカバーしきれない本市に求められるきめ細やかな対策を検討してまいりましたが、その対策に伴う第一弾の補正予算案を5月13日の開会議会で提案させていただく旨を本日、議会運営委員会で説明させていただきました。

 それでは、「令和2年度鈴鹿市 一般会計 補正予算(第1号)」の概要について、説明申し上げます。

 補正予算の総額といたしましては、209億4,080万8,000円でございます。

 内容としましては、まず、国・県の補正予算に伴うものですが、全市民の暮らしを支援する対策としまして、市民1人あたり10万円の特別定額給付金を支給する費用201億3,200万円を計上いたします。

 4月27日時点で本市の住民基本台帳に登録のある方が対象となりますが、約19万9,600人でございます。

 郵送による申請書につきましては、現在準備を進めているところでございますが、5月19日以降に順次発送させていただく予定です。詳細につきましては、本日お配りしました資料のとおりでございます。

 次に、子育て世帯の暮らしを支援するための対策としまして、児童手当の対象児童1人につき1万円の「子育て世帯への臨時特別給付金」を支給する費用2億8,460万円を計上いたします。

 こちらにつきましては、対象となる方からの申請手続きは不要でございますが、システム導入などの準備に時間が必要となりますことから、7月の支給に向けて準備を進めてまいります。

 次に、感染症拡大の阻止に向けてご協力いただいた事業所への支援といたしまして、三重県からの要請に基づき休業や夜間営業の自粛にご協力いただいた事業所などに対して、新型コロナウイルス感染症拡大阻止協力金50万円をお支払いする費用として、三重県と折半して負担する分の3億円を計上いたします。

 次に、本市独自の緊急経済対策に要する費用として、総額で1億7,600万円を計上いたします。

 1つ目の対策としまして、「コロナに負けるな!事業を継続する中小事業者等を応援」ということで、業況の悪化から事業継続のために融資を受けた事業者に、テナント料などの家賃に相当する額の3カ月分を上限20万円で給付する費用として、1億6,300万円を計上いたします。

 すでに融資を受けられている事業者につきましては、申請の受付から給付までの期間を最短で5営業日で完了することにより、何とか頑張って事業を継続されている中小企業、小規模事業者、個人事業主の方々を迅速に支援させていただくものでございます。

 2つ目の対策としまして、「コロナに負けるな!感染症対策製品を開発する企業を応援」ということで、今後の本市での感染症拡大に備えるためにも、新型コロナウイルス感染症対策となる製品・技術の開発に対し、補助率3分の2、上限額を100万円の新たな補助金を交付する費用1,000万円を計上いたします。

 3つ目の対策としまして、「コロナに負けるな!頑張るモノづくり企業を応援」ということで、本市のモノづくり企業の方に、業績が悪化した場合でも継続的に新商品の開発・製品化に取り組んでいただくために、「モノづくり元気企業支援事業費補助金」を拡充し、補助率を通常の2分の1から3分の2に引き上げるとともに、上限額を220万円から320万円に引き上げる費用として、300万円の増額を計上いたします。

 次に、本市独自の感染症拡大防止対策に要する費用としまして、総額で4,820万8,000円を計上いたします。

 内訳につきましては、市民の方への感染防止対策として、ご自身でのマスクの購入が困難である方が多いものと見込まれる災害時要援護者台帳に登録のある方を対象に、不織布マスク50枚入り1箱を配布する費用として、3,100万円を計上いたします。

 配布の対象者となる方は約1万人でございますが、全庁的に職員を動員して1日でも早くマスクをお渡ししたいと考えております。

 次に、学校が再開した後の学びの場の安全確保対策としまして、児童・生徒、教職員の学校内での感染防止のために、全員分のフェースシールドを購入する費用など、総額で935万円を計上いたします。

 購入するフェースシールドにつきましては、本市のモノづくり企業が新型コロナウイルス感染症の拡大を機に新たに開発した製品を予定しております。

 次に、本市の医療体制などの確保に向けた対策としまして、応急診療所での医療従事者および利用者の感染防止対策を行うとともに、今後の感染拡大時の対応に備えるために仮設の臨時施設の設置などを行う費用736万3,000円を計上いたします。
 
 このことにより、県が進めるPCR検査体制充実への協力要請にも対応が可能となります。

 また、保健センターでの幼児健診時などでの感染防止対策として、空気清浄機を購入する費用49万5,000円を計上し、総額で785万8,000円を計上いたします。

 なお、今回の補正予算に伴う財源としましては、国および県の対策に伴うものにつきましては、全額国庫補助金を、本市の独自対策につきましては、一般財源としまして、財政調整基金繰入金を充てております。