記者会見資料

[定例20/01/10]令和2年の年頭にあたって


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記者会見の様子
 
 明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと
心からお慶び申し上げます。

 市長としての3期目がスタートし、また、令和になり初めて迎える新春ということで、私自身、市政の推進に向けて、決意を新たにしたところでございます。

 年も明けて10日ほど経ちました。1月5日に行われた消防出初式では、大変寒い中、大勢の皆様にご来場いただきました。当日、消防団及び消防職員の方々には熱のこもった訓練を披露していただき、改めて市民の皆様の大切な命と暮らしを守り、安心して暮らすことができるまちづくりの推進の必要性を、再認識いたしました。

 本市におきましては、近年大規模な自然災害には見舞われておりませんが、いつ起きるか分からない災害に備えるため、地域づくり協議会をはじめとした市民の皆様との協働による、各地域の災害特性に応じた地区防災計画の策定を進めるなど、自助、共助、公助による防災・減災施策をさらに充実させてまいります。

 また、昨年5月に起きました滋賀県大津市での園児死傷事故は、大変痛ましい出来事として心に刻まれております。こうした悲惨な交通事故から市民の皆様を守るため、危険な交差点に防護柵を設置するなど、引き続き安全安心な道路環境の整備を進めてまいります。

 1月6日には、新春の賀詞交歓会で、経済界をはじめとする各界の皆様と懇談させていただきました。新名神高速道路三重県区間と鈴鹿PAスマートインターチェンジの開通、併せて、商業施設「PIT SUZUKA(ピット スズカ)」のオープンなど、特に産業面や観光面での活性化への期待の高さを、ひしひしと感じました。

 この機会を逃すことなく、鈴鹿PA周辺の企業立地や雇用創出を進め、安定した産業構造を構築するとともに、関係機関や団体との連携により、本市が有する地域資源を効果的、効率的に発信することで、誘客の拡大を積極的に図ってまいります。

 また、道路整備につきましては、中勢バイパスと北勢バイパスをつなぐ鈴鹿四日市道路、高速道路網と本市の市街地をつなぐ鈴鹿亀山道路の早期事業化を引き続き推進いたします。

 昨年8月には、念願でありました公道パレードが実現し、本市のモータースポーツの聖地としての新たな一歩を刻むことができました。本年も、さらなるモータースポーツの振興に向け、引き続き実現できるよう取り組んでまいります。

 明後日には、鈴鹿市成人式が行われ、本市では約2,200人の新成人が誕生します。新たな門出を祝福するとともに、大人の仲間入りをされる皆様にも、改めて住んで良かったと実感していただけるよう、就労支援や子育て環境の整備などにも力を入れてまいります。

 4月にはいよいよ西条保育所が開所いたします。子育て支援や保育へのニーズが多様化する中、市内の公立保育所の拠点として位置づけ、病後児保育や一時預り保育などを実施することで、保育サービスのさらなる充実を図ってまいります。
 
 教育に関しましては、未来を支える人材を育てるために、新たな学習指導要領の実施に向けて対応できるよう、引き続き、英語教育やプログラミング教育を推進するとともに、小中学校におけるICT環境の整備を進め、学力の向上に向けた良質な学習環境の創出を目指します。さらに、子どもたちが楽しく快適に学べるよう、トイレの洋式化を進めます。

 また、高齢になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、引き続き、関係機関の皆様と連携しながら住まい、医療、介護、介護予防や生活支援を一括的に享受することのできる、地域包括ケアシステムの構築を推進します。
 
 さらに、高齢化が進むこれからの時代には、公共交通をはじめとする市民の皆様の日常生活における移動手段の確保は、ますます重要になってまいります。そのため、本市における移動手段のあり方を検討し、真にふさわしい、総合的な公共交通体系の構築を目指し、取り組みを進めてまいります。

 さて、今年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックイヤーです。市内の聖火リレーのルートも決まるなど、開催機運も徐々に盛り上がってまいりました。

 そのような中、本市は昨年国からパラリンピアンとの交流をきっかけとして共生社会を推進する「共生社会ホストタウン」に登録されました。

 すでに、1月7日から英国パラスイミングチームが三重県営鈴鹿スポーツガーデンで事前キャンプを行っており、今後、選手と市民の皆様との交流を図るとともに、鈴鹿市立体育館のバリアフリー化や公民館の多目的トイレの設置を進めるなど、誰もがお互いを尊重し支え合う共生社会の実現に向けて取り組みます。

 また、パラリンピックの代表に内定された伊藤智也選手をはじめ、大会への出場が有力な選手もみえます。こうした選手の活躍を期待するとともに、スポーツへの市民の皆様の関心の高まりを、来年開催される「三重とこわか国体・とこわか大会」の成功へとつなげていくことができるよう、準備を着実に進めてまいります。

 文化に関しましては、4月に(仮称)史跡伊勢国分寺跡歴史公園が開園いたします。本市は、伊勢国分寺や伊勢国府が設けられるなど、古代からこの地域の中心地として栄えてきた豊かな歴史を有しております。市民の皆様には、こうした歴史や文化に触れることで、郷土への誇りや豊かな心を育んでいただければと考えております。

 さて、わが国がさらなる人口減少社会に向かっていく中で、本市が今後も基礎自治体としての活力を維持していくためには、市民力と行政力の向上が欠かせません。

 昨年4月に施行いたしました「鈴鹿市地域づくり協議会条例」に基づき、現在、各地区の協議会では、取り組みの活性化を図るため、地域計画の策定を進めているところです。今後も市民の皆様と行政が両輪となり、新たな地域課題に対して、協働と対話により的確にまちづくりが進められるよう、さらなる連携を強化してまいります。

 そして、令和2年度は、鈴鹿市総合計画2023の後期基本計画のスタートの年となりますので、市民の皆様や、審議会の委員の皆様、さらには市議会からのご意見を踏まえ、策定を進めてまいります。

 引き続き市の将来展望をしっかりと見据え、市政運営にあたってまいりますので、市民の皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 結びに、市民の皆様にとりまして、健やかで明るい未来へとつながる一年となりますよう祈念いたしまして、年頭の挨拶とさせていただきます。