記者会見資料

[定例19/05/07]市政3期目のスタートにあたって


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 5月1日から、鈴鹿市長としての3期目がスタートいたしました。このたびの市長選につきましては、無投票での再選でございましたが、引き続き、市政の重責を担わせていただくことになりました。

 市民の皆様からの負託にこれまで以上にお応えできるよう鈴鹿市総合計画2023(にいまるにいさん)の基本構想に掲げた目標の実現に向けまして、さらなる情熱と決意をもって3期目の市政運営に臨んでまいります。
 また、5月から、「令和」の時代が始まりました。図らずも、私の市長としての3期目のスタートと重なった訳ですが、新たな時代を市民の皆様と手を携えてともに切り拓いていくため、常に、初心を忘れることなく気持ちを新たにして、市政に邁進してまいりますので、改めて、よろしくお願い申し上げます。

 さて、住民ニーズの多様化による行政需要の増大等により、これまで以上に、責任ある行政運営が求められている中、少子長寿化に伴い、人口減少や人口構造の変化が更に進むと予測されており、本市を取り巻く環境も一層厳しいものになると考えます。
 このような情勢においても、質の高い行政サービスを提供していくため、本市自らの責任と判断のもと、持続可能な成長を果たしていける都市をめざしていかなければなりません。

 本市は、豊かな自然に恵まれ、農業、工業、商業のバランスのとれた緑の工都として成長し、モータースポーツや伝統産業をはじめとした様々な地域資源を有しています。
 こうしたポテンシャルを活かしながら、持続的かつ安定的な鈴鹿市を創るため、また、誰もが輝き、笑顔で生き生きと暮らし続けることができるよう、鈴鹿市総合計画2023をしっかりと推進し、着実に成果につなげてまいります。

 さて、平成の時代には、東日本大震災をはじめ全国各地で大きな自然災害が発生しました。
 今まさに、南海トラフ巨大地震の発生確率が高まる中、本市においても津波対策をはじめ、様々な防災施策が必要と感じております。
 とりわけ、海岸部地域への対策は急務であると考えており、津波避難ビルに関する協定締結などを引き続き進めていくほか、国や三重県とも連携、協力しながら、住民の皆様の生命を確実に守るための施策を進めてまいります。

 また、近年、大型化する傾向の台風による風水害、多発する集中豪雨などの備えをさらに強化することも必要となります。
 そのため、本市の災害対策の基本となる「地域防災計画」をはじめ、地域の皆様とともに、それぞれの地域の特性を考慮した地区防災計画の作成を支援するなど、「自助」「共助」「公助」の考え方のもとで、ハード・ソフト両面において、防災・減災施策を進めてまいります。
 
 子育て・教育施策では、鈴鹿市内の保育所の土曜日における一日保育の実施など、多様な保育ニーズへの対応や、その一方で、保育士の業務負担の増加など保育士の働き方も課題となっております。
 このような中、保育士の業務負担軽減も含め、乳児の午睡(ごすい)中の死亡事故防止など、子どもの安全確保をはじめとした保育の質の確保や向上のためにICT化を進めてまいります。
 さらに、満5歳になる児童を対象とした集団適応健診後のフォロー体制の充実、小中学校の教育環境の整備などにより、子どもたちを健やかに育み、若い世代の皆様が安心して子育てのできる環境を整備してまいります。

 また、市民の皆様が、いつまでも住みなれた地域で安心して暮らせるよう、地域の医療体制の充実を図るとともに、介護予防、生活支援、医療と介護の連携を図りながら、地域包括ケアシステムの構築を進めてまいります。

 また、少子長寿社会においては、通院・通学、買い物など、市民の皆様の日常生活を支えるための移動手段の確保が重要な政策課題となります。
 現在、本市の公共交通は主に、民間事業者の交通サービスとコミュニティバス等による本市の交通サービスで
維持しておりますが、人口減少社会の進展によりこれらの交通サービスの経営状況は、ますます厳しくなることが予想されます。
 一方で、超高齢化が更に進み、高齢者の方々をはじめ、市民の皆様の移動手段を確保するために、公共交通サービスをどのように維持していくかが喫緊の課題になっています。
 このため、コミュニティバスのあり方についても抜本的に検証するなど、総合的な交通体系の構築を検討し、
公共交通の利便性向上を図ってまいります。

 このほか、2月から3月にかけて、これからの50年、またその先へと本市が発展していくための礎(いしずえ)となる新名神高速道路三重県区間や中勢バイパス鈴鹿・津工区(7工区)が開通いたしました。
 これらを本市にとっての大きなチャンスと捉え、計画的な土地利用の検討を行いつつ、産業用地の確保や企業誘致による新たな雇用の創出を図るとともに、本市の強みである地域資源を効果的、効率的に発信し、さらなる集客や交流につなげてまいります。

 本年度は、来年度にスタートする鈴鹿市総合計画2023の後期基本計画の策定に取り組み、2020年度から2023年度までの4年間で取り組む施策等を計画してまいります。
 本市の総合計画では、市民力と行政力の向上を、自治体経営の柱に据(す)え、施策を推進しておりますが、市民の皆様との協働、連携をこれまで進めてきた結果、2期8年のこれまでの取組に対して一定の評価、理解もいただき、まもなく市内全域で地域づくり協議会が設立されようとしています。
 平成31年4月1日からは鈴鹿市地域づくり協議会条例も施行いたしましたが、地域課題を解決していただくための組織である「地域づくり協議会」の取組を支援し、住民主体の地域づくりを進めてまいります。

 女性活躍の推進に当たりましては、SUZUKA女性活躍推進連携会議などの場で、積極的に議論を行い、ワーク・ライフ・バランスの実現をはじめ、地域や職場での男女共同参画社会の実現に向けた取組を推進してまいります。

 令和元年にあたる今年一年に目を向けますと、2021年に開催される、三重とこわか国体・とこわか大会のハンドボール会場となりますAGF鈴鹿体育館の改修工事が終了し、来年、2020年4月にはリニューアルオープンする予定です。新たな体育館で、国民体育大会が盛大に開催されますことを嬉しく思うと同時に、市民の皆様の健康増進、スポーツ振興の拠点となることを期待してやみません。

 さらに、本年は、本市がモータースポーツ都市宣言を行って15年目を迎える記念すべき一年であることから、「鈴鹿モータースポーツフェスティバル2019」を開催し、全国の皆様にモータースポーツの熱いパワーを本市から強く発信してまいりたいと思います。

 これからも、市長としてのリーダーシップを発揮しながら市民の皆様、市議会の皆様、そして行政が緊密に連携しつつ、市民の皆様が笑顔で活力にあふれるような、住み続けたいと感じていただけるまちの実現に向けて、
市政を強く前へ進めてまいりますので、今後とも、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
写真:市長記者会見の様子