記者会見資料

[臨時19/02/12]平成31年度予算案及び予算編成方針


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 私は平成23年5月に市長に就任し、平成27年5月には再任をいただいた以降、都合8年間にわたり市政の運営を担ってまいりました。
この間、社会経済情勢が激しく移り変わっていく中で、将来に向けて持続可能な都市・鈴鹿を創りあげていくために、平成28年3月には「鈴鹿市総合計画2023」を策定し、めざす将来都市像である「みんなで創り 育み 成長し みんなに愛され選ばれるまち すずか」を実現するため、中長期的な視点に立って施策を進めてまいりました。

 平成31年度の予算編成に当たりましては、4月に統一地方選挙が実施されることから、一般会計予算につきましては、現状の市民サービスを停滞・低下させないように配慮しながら、義務的・経常的な行政経費と継続事業に係る投資的経費を中心とした骨格的予算として編成をいたしました。
 なお、特別会計と水道・下水道事業会計につきましては、通常予算として編成しております。

 それでは、予算編成の前提となります市税収入や財政需要の見込みについて、申し上げます。

 まず、市税収入についてでございますが、法人市民税では企業収益の動向を勘案し減収を見込んでいますが、個人市民税では、生産年齢人口に若干の減少がありつつも、納税義務者数と個人所得が増加傾向にあることから増収を見込んでおり、市税全体としては、前年度より3億円程度の増収を見込んでいます。
 その他、地方消費税交付金についても、本年度の決算見込み額と消費動向を勘案し2億円の増収を見込んでおり、それら市税等の増収の影響などから臨時財政対策債については減少する見込みですが、財政調整基金からの繰入金を除いた一般財源全体としては、前年度を約3億7,000万円上回っている状況です。

 一方、歳出につきましては、老朽化した公共施設を計画的に整備する必要があることから、清掃センターの改修対策事業や西条保育所の移転新築事業、市立体育館の大規模改修事業等の継続事業を中心に、公共施設の改修や建替えに係る経費が必要となるほか、子ども・子育て支援や介護に係る経費、障がい者の自立支援に係る経費等の社会保障関係経費が、引き続き高い水準で推移するものと見込んでいます。

 総合計画2023の前期基本計画実行計画の成果を検証し、進捗状況や行政評価の結果等を踏まえ、政策的事業に関しては、骨格的予算とする中でも政策協議を経て、国や県の施策に協調して迅速な対応が求められる事業費等を計上することで、後期基本計画につなげる予算編成を行いました。

 以上のことを踏まえまして、編成いたしました平成31年度の当初予算の概要についてでございますが、予算規模につきましては、一般会計は総額633億6,700万円で、前年度に比べて1億6,800万円、0.3%の減でございます。

 骨格的予算編成としたことで、新たに政策的判断が必要な経費については計上いたしておりませんが、主な事業を、「鈴鹿市総合計画2023」の基本構想に掲げた「まちづくりの柱」別に申し上げますと、

 まず、1つ目のまちづくりの柱「大切な命と暮らしを守るまち すずか」では、

○ Net119整備費としまして、聴覚・言語機能に障がいを持つ方等がスマートフォン等により、緊急通報を行うシステムの整備にかかる経費、
○ 通信指令費 施設管理委託料としまして、外国人からの緊急通報時等における多言語通訳サービスの業務委託及びNet119システムの運用業務委託にかかる経費、
○ 高規格救急車等整備費としまして、高規格救急車1台と、訓練人形として、レサシアン シュミレーターPLUSを購入するための経費、
○ 緊急避難場所整備費としまして、民間施設の津波避難ビル指定の増加を図るため、津波避難ビルの指定基準に合致する整備工事費の一部を補助する経費、
○ DONET整備事業費としまして、三重県が整備する津波予測・伝達システムを
各市町で整備費協力金として負担するための経費
でございます。

 次に、2つ目のまちづくりの柱「子どもの未来を創り豊かな文化を育むまち すずか」では、

○ 国際大会キャンプ地推進事業費としまして、東京オリンピックのキャンプ地として、カナダのアーティスティック スイミングチームとの交流事業にかかる経費、
○ 市立体育館 大規模改修費としまして、AGF鈴鹿体育館のアリーナ、照明、バリアフリー化等の大規模改修にかかる工事費、
○ 子育て支援事業費 子育て支援 総合コーディネート事業費としまして、子育て応援サイト「きらりん」のスマートフォン対応に要する経費、
○ 集団適応健診事業費としまして、平成28年度から3年間の試行を経て本格実施する、就学前から集団適応に課題を抱える児童の早期発見、早期支援を行う いわゆる5歳児健診のための経費、
○ 保育所費 施設整備費 西条保育所としまして、西条保育所移転新築にかかる工事費、
○ 学校図書館巡回指導費としまして、子どもたちの読書活動や学習活動及び図書館運営を支援するため、小中学校への巡回指導を行う経費として回数を増加、
○ 石薬師小学校施設整備費 屋内運動場としまして、石薬師小学校屋内運動場の改築にかかる実施設計、周辺道路整備工事等にかかる経費
○ 大木中学校施設整備費 校舎としまして、校舎の改築にかかる基本設計、地質調査等にかかる経費
を計上しています。

 次に、3つ目のまちづくりの柱「みんなが輝き健康で笑顔があふれるまち すずか」では、

○ 老人福祉費 地域支援事業費 介護予防・日常生活支援総合事業費としまして、地域の高齢者の日常生活を支援する団体を補助する地域介護予防活動支援事業の実施にかかる経費
○ 子ども医療費としまして、医療費の窓口無料化を6歳まで拡大するための経費、
○ 予防接種費 定期接種費としまして、里帰り出産等による予防接種の県外接種を助成対象として追加するための経費、
でございます。

 次に、4つ目のまちづくりの柱「自然と共生し快適な生活環境をつくるまち すずか」では、

○ 清掃センター費 改修対策事業費としまして、清掃センターの基幹的設備改良工事にかかる経費、
○ 地域整備開発費 施設整備費としまして、天名地区公共施設一体整備にかかる造成工事の経費、
○ 西部地域及び南部地域C−BUS運行事業費としまして、利用者の利便性向上のための交通系ICカードの導入にかかる経費
○ 道路新設改良費等としまして、道路、河川等の改良費等
でございます。

 次に、5つ目のまちづくりの柱「活力ある産業が育ちにぎわいと交流が生まれるまち すずか」では、

○ 生産調整推進対策費 水田営農促進費としまして、荒廃農地の再生や振興作物の作付けにかかる費用を新たに市費単独事業として助成するための経費、
○ 農業水路等長寿命化・防災減災事業費としまして、農業水利施設である用排水路・揚水施設・取水施設等の長寿命化対策や防災減災対策にかかる経費
でございます。

 最後に自治体経営の柱「市民力、行政力の向上のために」として、

○ 広報発行費としまして、市勢要覧のリニューアルに要する経費
○ 総合計画策定費、すずか応援寄附金推進費、地域づくり推進事業費、男女共同参画基本計画推進費 啓発事業費をそれぞれ推進するための経費、
○ 公民館費 施設整備費 牧田公民館としまして、牧田公民館新築のための、建設工事、外溝工事のための経費
を計上しております。

 特別会計につきましては、総額は235億2,277万2千円で、前年度に比べ、2億3,502万2千円、1.0%の増でございます。

 水道事業会計は78億3,659万4千円で、前年度に比べ6億8,738万円、9.6%の増となっております。

下水道事業会計は117億2,596万1千円で、前年度に比べ2億3,953万1千円、2.1%の増となっております。

平成31年度の全会計を合わせますと、1,064億5,232万7千円で、
前年度に比べて9億9,393万3千円、0.9%の増でございます。

 以上が、平成31年度の予算の概要でございます。