記者会見資料

[定例19/01/10]平成31年の年頭に当たって


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会見する末松市長の画像
 
 明けましておめでとうございます。
 皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
 はじめに、今年度の文化庁芸術祭賞の大衆芸能部門において、鈴鹿市シティセールス特命大使の真山(まやま)隼人(はやと)さんが、新人賞を受賞されたという嬉しいニュースがございました。わが国の文化振興に大きな貢献をされているということを地元の市長といたしまして大変名誉に思いますとともに、心からお祝いを申し上げます。
 さて、平成から次の新しい時代へとつながる年がスタートしましたが、1月13日には鈴鹿市成人式が開催され、市内では、2,265人の新成人が誕生します。
本市の若い世代の方々が、今後も様々な分野で活躍されることを期待しております。

 昨年を少し振り返りますと、大阪北部地震をはじめとして西日本豪雨や、北海道胆振(いぶり)東部地震、また本市にも影響を及ぼした台風第21号、台風第24号など自然災害の大変多い一年でしたが、本年も年明け早々の1月3日に、熊本県北部で震度6弱を観測する地震が発生いたしました。幸い、これまでのところ大きな被害の報告はありませんが、いつ起きるか予測できない災害に対応するため、平常時からしっかりと備えておくことの大切さを再認識いたしました。
 本年は、この地方に大きな被害をもたらした伊勢湾台風からちょうど60年目にあたりますので、その教訓を次の時代にも伝えていけるよう、市民の皆様のさらなる防災意識の向上に取り組むなど、引き続きハード・ソフトの両面から防災・減災施策を推進し、今後、発生が予想される南海トラフ地震をはじめ、多発する風水害などへの対応力を一層高めていきたいと考えております。

 さて、いよいよ、本市の経済環境に大きな変化をもたらす二つの大きな道路が開通します。
まず、新名神高速道路の三重県区間が開通し、同時にスマートインターチェンジを併設する鈴鹿パーキングエリアがオープンします。
 新名神高速道路はわが国の国土軸となる道路で、中部圏や関西圏へとつながる広域的なネットワーク機能を有しており、本市にとりましてもスマートインターチェンジという新たな西の玄関口ができることで、これまで以上に人の交流や物流が活発化するなど、地域のポテンシャルが大きく向上します。
 さらに、2月17日には中勢バイパス鈴鹿・津工区(7工区)が開通し、鈴鹿市から津市を経て、松阪市までの三つの市が一本の道路でつながることになります。
 これらの都市基盤の整備により、交通渋滞の解消など物流の円滑化が進み、企業の生産性が向上することが期待されます。こうした優位性を活かし、周辺地域への新たな企業立地の促進や雇用の創出を図ってまいります。また、全国から人が集まる鈴鹿パーキングエリアでは、モータースポーツをはじめ、伊勢型紙や鈴鹿墨を活用した地域資源を発信して、シティセールスを推進し、観光振興にもつなげていきたいと考えております。
 先日開催されました新春の賀詞交換会では、この2つの道路の開通による経済効果について、地元の経済界からも大きな期待が寄せられていることを実感いたしました。こうした都市基盤の整備を地域全体の活力の向上につなげていくため、経済界をはじめ各方面の方々と連携していくとともに、今後も、中勢バイパスの鈴鹿安塚工区(4工区)の完成や鈴鹿四日市道路の早期事業化に向けて、国や三重県に働きかけるなど力強く活動してまいります。

 新たな時代に向けたまちづくりの面では、現在、「鈴鹿市総合計画2023」に基づくまちづくりを進めており、本年は、前期基本計画の最後の年となります。後期基本計画のスタートに向けて取り組まなければなりませんが、行政経営の強化を図るとともに、自助・共助の取組も促進できるように、地域づくりの取組も積極的に支援しながら住民自治の強化も図ってまいります。そのために、これまで市内全ての地区で設立された29の地域づくり協議会等で、地域づくりに取り組む皆様方とともに、活動の指針となる「地域計画」を創り上げながら、笑顔で住み続けることができるまちづくりを推進いたします。

 子育て・教育施策についても、新しい時代を担う人材の健全な育成のため、引き続き注力をしてまいります。
 昨年は全国的な猛暑の中で、子どもたちの健康への影響が心配されましたが、本市では、全ての公立小中学校でのエアコン整備を完了していたことから、安心して学校生活を過ごすことができました。現在、この夏までの設置を目途に、公立幼稚園へのエアコン整備も進めており、引き続き子どもたちにとって良好な教育環境をつくってまいります。
 また、本市では子どものスムーズな就学のために、満5歳になる全ての児童を対象とした集団適応健診を推進しております。平成28年度から3年間のモデル事業を経てこの4月から本格実施を始めるとともに、健診後のフォローアップの充実を図るため、旧牧田幼稚園を改修し、第2療育センターとして整備してまいります。
このほか、現在移転新築を進めている西条保育所について、病後児保育などの多様な保育ニーズに対応した市内公立保育所の拠点といたします。
 今後も子育て中の若い世代をサポートし、子どもたちが安心して成長していける環境づくりに取り組んでまいりますので、皆様のご理解をよろしくお願いいたします。

 さて、本市が時代を超えて今後もさらに力強く成長していくためには、都市の活力を創生しつつ、それを持続していく必要があります。そのための市政運営を推進していくという重い責任を担っていることに、改めて身の引き締まる思いでございます。
 平成の30年間で、わが国では、少子高齢・人口減少社会が進むと同時に、あらゆる分野において情報化が進展しました。近年ではAI(人工知能)や、自動運転のような革新的な技術も生まれており、労働人口の減少を補うものとして期待されるなど、社会は大きな変革の時代を迎えていると言えます。
 このような時代の中で、本市が、今後も持続的に発展していけるよう社会環境の変化に柔軟に対応しつつ、これまで築いてきた財産をさらに磨きあげ、次の時代へと引き継いでいけるよう取り組んでまいります。

 結びに、市民の皆様が「健康」で「笑顔」で暮らせる健やかな一年となりますよう祈念いたしまして年頭に当たりましての挨拶とさせていただきます。