記者会見資料

[臨時18/02/13]平成30年度予算案及び予算編成方針


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会見時の末松市長
 平成30年度の予算の概要につきまして、説明申し上げます。

 平成30年度の予算編成にあたりましては、「鈴鹿市総合計画2023」のめざす将来都市像を実現するため、その実行計画と財政計画に基づき、計画の進捗状況や行政評価の結果等をしっかりと反映させ、政策協議を重ねながら予算編成を行いました。

 それでは、予算編成の前提となります市税収入及び財政需要の見込みについて、申し上げます。

 歳入につきましては、個人市民税において、生産年齢人口は減少しているものの、納税義務者数と個人所得が増加傾向にあるため増額を見込むとともに、法人市民税においても、景気が緩やかな回復基調にあることから増額すると見込まれるため、市税全体では、前年度より4億円程度の増額を見込んでいます。

 また、地方消費税交付金についても、景気の回復基調による個人消費の伸びから増収を見込んでいます。

 しかしながら、地方交付税については、市税等の増収の影響などから減少する見込みであり、一般財源全体としては、財政調整基金からの繰入金を含め、前年度と同程度を確保した状況です。

 一方、歳出につきましては、子ども子育て支援に係る経費、障がい者の自立支援に係る経費等の社会保障関係経費が引き続き高い水準で推移する見込みです。

 このような厳しい財政状況の中、歳入においては、受益者負担の見直しや、ふるさと納税制度による寄附金である「すずか応援寄附金」等により、税外収入の確保に努めるとともに、歳出においては、補助金等の見直しに着手するほか、既存の事務事業を見直しながら、清掃センターの改修対策事業に加え、市立体育館の大規模改修事業や西条保育所の移転新築事業などの老朽化する公共施設を整備するなど、限られた財源の中ではありますが、総合計画の着実な推進に向けて、中長期的な視点から、積極的な予算編成を行いました。

 以上のことを踏まえまして、編成いたしました平成30年度の当初予算の概要についてでございますが、

 予算規模につきましては、一般会計は、総額635億3,500万円で、前年度に比べ、7億5,000万円、1.2%の増となっております。

 主な事業を、「鈴鹿市総合計画2023」の基本構想に掲げた「新たなまちづくりの柱」別に申し上げますと、

 まず、1つ目のまちづくりの柱「大切な命と暮らしを守るまち すずか」では、

○ 救助物資購入費としまして、南海トラフ地震対策として、避難者や帰宅困難者等の救助物資を計画的に備蓄するための経費
○ 交通安全運動費としまして、高齢者の運転免許証自主返納者に対する運転経歴証明書交付にかかる
経費の助成を新たに実施するための経費
○ 自転車駐車場整備費としまして、近鉄白子駅周辺地域の自転車駐車場施設の整備にかかる経費
○ 消防団活動費 団員報酬としまして、大規模災害対応団員として市民のバイク隊による消防団を新たに組織するための経費
でございます。

 次に、2つ目のまちづくりの柱「子どもの未来を創り豊かな文化を育むまち すずか」では、

○ 全国高等学校総合体育大会開催費としまして、平成30年度全国高等学校総合体育大会の開催経費
○ 市立体育館 大規模改修費としまして、AGF鈴鹿体育館のアリーナ、照明、バリアフリー化等の大規模改修にかかる工事費
○ 集団適応健診事業費としまして、就学前から、集団適応に課題を抱える児童の早期発見、早期支援を行う、いわゆる5歳児健診を、市内の全児童対象に拡大するための経費
○ 保育所費 施設整備費 西条保育所としまして、西条保育所移転新築にかかる工事費
○ 教育情報化推進費としまして、小中学校 及び教育委員会事務局の情報システムネットワーク(教育LAN)構築 及び 調達に向けた詳細設計等にかかる経費
○ 教育相談事業費としまして、5歳児健診のフォローアップとして、有識者である大学教員、臨床心理士等を小学校、幼稚園、保育所等にニーズに応じて派遣するための経費
○ 不登校対策推進事業費としまして、校内不登校対策推進のため、スクールライフサポーターの増員と、新たに不登校対策アドバイザーを配置するための経費
○ 小中学校費 教育施設環境整備費 普通教室等空調設備整備費としまして、小中学校の普通教室等への空調設備整備にかかる設備等のリース費用
○ 石薬師小学校施設整備費 屋内運動場としまして、石薬師小学校屋内運動場の増改築工事にかかる耐力度調査・用地購入等の経費
○ 大木中学校施設整備費 校舎としまして、校舎の改築にかかる登記事務費
を計上しています。

 次に、3つ目のまちづくりの柱「みんなが輝き健康で笑顔があふれるまち すずか」では、

○ 老人福祉費 地域支援事業費 包括的支援事業費としまして、認知症初期集中支援の実施、在宅医療・介護連携を支援する相談窓口の設置などの経費
○ 子ども医療費としまして、中学生通院分と3歳到達の年度末までの乳幼児医療費の医療機関での窓口無料化のための経費に加え、平成31年4月診療分から窓口無料化の対象年齢を、3歳から6歳までに拡大するための経費
○ 健康増進事業費としまして、健康づくりへの取組をポイント化し、健康づくりへの積極的な参加を促す健康マイレージ事業を新たに実施するための経費
でございます。

 次に、4つ目のまちづくりの柱「自然と共生し快適な生活環境をつくるまち すずか」では、

○ 清掃センター費 改修対策事業費としまして、清掃センターの基幹的設備改良工事にかかる経費
○ 地域整備開発費 施設整備費としまして、天名地区公共施設一体整備にかかる用地購入費等の経費
○ 西部地域及び南部地域C−BUS運行事業費、としまして、65歳以上にかかわらず、運転経歴証明書を提示いただいた方等に対する運賃割引制度の開始、なお、西部地域C−BUS路線につきましては、一部路線の延伸、経路変更を実施いたします。
○ 幹線道路整備推進費としまして、平成30年度開通予定の新名神高速道路 及び スマートインターチェンジと中勢バイパス7工区の開通イベント開催のための経費
○ 道路新設改良費等としまして、道路、河川等の改良費等
でございます。

 次に、5つ目のまちづくりの柱「活力ある産業が育ちにぎわいと交流が生まれるまち すずか」では、

○ ふるさと就職者等雇用支援事業費としまして、市内の中小ものづくり企業・建設企業へ就労するために、本市に移住した若年者を雇用した企業へ移住費用の一部助成を行うための経費
○ 地域資源発掘活用事業費としまして、地域資源の発掘とブラッシュアップにより、地域資源や観光資源の全国展開・海外展開をめざす、戦略の構築と販路開拓のための経費
○ 物産振興費としまして、新名神高速道路鈴鹿PAにおける鈴鹿市PR事業・白子駅改修に伴う地域資源PR事業にかかる経費
○ (仮称)鈴鹿PAスマートIC周辺土地利用整備事業費としまして、(仮称)鈴鹿PAスマートIC土地区画整理事業を進めるための簡易的環境アセスメント調査を実施するための経費
でございます。

 最後に自治体経営の柱「市民力、行政力の向上のために」として、

○総合計画策定費、すずか応援寄附金推進費、国際親善費、地域づくり推進事業費、男女共同参画基本計画推進費 女性活躍推進費をそれぞれ推進するための経費
○公民館費 施設整備費 牧田公民館としまして、牧田公民館新築のための、用地購入費、建物・外構実施設計等のための経費
を計上しております。

 特別会計につきましては、総額は、232億8,775万円で、前年度に比べ、28億5,257万5千円、10.9%の減でございます。

 国民健康保険事業において、平成30年4月から開始される国保財政の県一元化に伴い、保険財政共同安定化事業 及び 高額医療費共同事業が廃止されることなどにより大きく減少しております。

 水道事業会計は、71億4,921万4千円で前年度に比べ、2億7,796万2千円、3.7%の減となっております。

 下水道事業会計は、114億8,643万円で前年度に比べ、9,271万円、0.8%の減となっております。

 平成30年度の全会計を合わせますと、1,054億5,839万4千円で、前年度に比べて
24億7,324万7千円、2.3%の減でございます。

 以上が、平成30年度の予算の概要でございます。
よろしくお願い申し上げます。